「財布」って、いろいろ象徴していると思う。
私なんぞ、持ち主の部屋の様子まで想像してしまうくらい。
お金以外のモノがいっぱい入っていて膨れ上がった財布の持ち主は、部屋もそうじゃないかと想うのだ。「かばん」も同じく。
ずっと「財布探し」をしている気がする。
「やっと、見つけた!」満足したところで、また「これでいいのか?」って。
そんなこんな話。
では、いってみよう!
画像:私の財布、小銭入れは別、小さくてかわいい、通称「エルメスセット」、エルメスではない
先日、コギレイ堂(私達の屋号のようなもの)はまた「財布」について話しました。
2人とも、新たな財布を手にして満足する日々。
…のはずでした。
普段から「小さいかばん派」(私は大きい時もある)なので、「小さい」がいい。キャッシュレス化も後押しして、2人とも「小さな財布」に行き着く。
手に収まる小さな財布はかわいらしく、かばんの中でも場所をとらない。
ブラボー!小さな財布!
「財布ってさぁ、見られてるよねぇ~?いろんなとこで、”払う”わけじゃない?そのわずかな時間、相手は見てるのよぉ~、払うヒトの財布を!」
ゆみちゃんの問題提起(?)と導入。
「うん、そうだねぇ。暇だもんねぇ~」
おもしろそうな話だとワクワクがはじまる私
「でさぁ、いつもまなみちゃんが話しているみたいに、”そのヒトが見える”って言うわけ~」
「うんうん!(ワクワク)」
と、会話形式でお届けしました。ゆみちゃんの言葉のニュアンスは、実際もっとお上品です。「私」による変換を含みます、あしからず。
デパートで、美容院で、私達はたくさんの中の一人にすぎない。でも相手はたくさんの接客をしている。となると、「他人様の財布を見る」機会も多い。私の言葉よりもっと説得力があるじゃないか。
2人であーだこーだとひとしきり話が落ち着いたころ、ため息。
「小さくていいんだけど、お札がオリオリ(折々」になるのが…」
「そうそう!私もクニャクニャになるのが…」
2人とも「ちょっとイヤ」な結論にいたる。
モヤモヤする。
お札がオリオリやクニャクニャにならない、小さいかばんに収まりがいい財布はないのか?
「財布探し」がまた、はじまりそう。
だいじょうぶ、「買うが厄介」な2人だから。今の財布をまぁまぁ使い込んだ頃にしか、見つけられないと思う。
(ま)
「支払う時のたたずまい」を考えたいということでしょうか~
2人の「なかなか買えない。」「買うが、やっかい」な話