「備える」も考える私達。
「何に備えるか」で少々違ってくる。
おススメ動画に「備蓄系」とある。
「何に」ということが「災害」だけにはとどまらない。
感心したり、驚いたり。ちょっと「備える」を考え直している。
では、いってみよう!
画像:玄関近くにあるウィークインできる物入、日用品のストック庫になりつつある、生活用水も空いたペットボトルに(これが増えつつある)、この水は植木の水やりや掃除に活用して循環、母のスリッパが写り込んでしまった
「備蓄」とは?
「整える」の中に「備える」もあると考えている。
「備蓄」は「万一のために備えて財物を蓄えること」という意味らしいが、「財物って」「蓄えるって」私にはピンとこない。
「蓄える」というあたり、日常使いの在庫を循環させながら備える「ローリングストック」より循環するスピードが遅そうだし、モノの量も多く「収納空間の一角」では収まりきらず、専用の空間が必要そうだと感じる。私の想う「備蓄」はそんなイメージ。
「ローリングストック」と「備蓄」は違った印象を受ける。
他人様の「備える」を知る
おススメ動画に出てくる「備蓄系」
私が「防災ポーチ」や「備えるモノ」に興味があることを知られてしまっている。そして、まんまと観てしまう。
「ふむふむ」「なるほど」と興味深く観るが、あまりに数が多い。たくさんのヒトが発信する今、情報を選び取る力が必要な時代。
その分野のスペシャリストや同年代のヒト、被災経験のあるヒトなどの他に「おもしろいヒト」を主に観ている。「おもしろい」とは不謹慎な気もするが、伝える際の言葉や思考がそう感じさせる。本来は大まじめなことに「おもしろ味(?)」があるって、考えることのハードルを少し下げてくれるようだから。
リアルに友人と備えることについて話さない。(ゆみちゃんとだけ話す、話しまくる)
だから他人様の「備える」を動画やブログで、観たり読めたりはうれしい。とても参考になる。
何に備える?
私の場合、やはり「災害」が大きく占めていた。
大きな地震を2度経験したこと、日々どこかで起こる地震の多さ、来ると言われている大地震のこと。そして雨や台風についても、考えるようになった。
またこういったことにより「ライフライン」が不安定になったり、「物流」が滞ったりすることも考える。「停電=断水」になる集合住宅に住んでいること、80代の母と暮らしていることなど、想像できる困りごとに対処できるようなモノを備えておきたいと思ってしまう。
数年前、近隣で大きな事件があった。犯人の逃亡中、ヘリコプターがぶんぶん飛んで、広報車(外出自粛を促す)が周り、部活の子供達は保護者が迎えに行く事態。(週末だった)
いつまで外出自粛になるかわからず、スーパーなどで食品を買い込むヒトも多かった。この時、「備える」には「事件」もあると知った。
外で起こるだけでなく「わが家の事件」だってある。家事や買物がままならないことは家庭内でも起こる。「体調不良」も「事件」のうち。
「ストックは持ちません。お店がストック庫!」という思考に私はなれない。備える場面はたくさんあるから。
「備蓄なヒトビト」は「世界情勢」や「物価高騰」にも備えていて、「備えるって無限?」と考えさせられる。
リアルに話すことがはばかられるのは、考え方は様々で必ずしも共感しあえるとは限らないテーマだからなのかもしれない。
「スピード」と「時間」
「備える」において、一番考えていること。
モノを使い切る「スピード」と、ストックする「時間」
例えばトイレットペーパー1ロールをどのくらいのスピードで使い終えるのか、ストックをどのくらい(日数、つまりは時間)持っておきたいのか。
「スピード」を知れば「時間」が読めて、ストックの「数」も導き出せる。「ローリングストック」がうまくいくコツはここにあると考える。
まとめ
食品や日用品、「ローリングストック」をしている。だいたいのモノの「スピード」を把握、自分なりに「時間」を定めた「数」をストック。
「食品ロス」は出したくないし、日用品も「古いモノ」ばかり使いたくない。量が過ぎて無駄になったり、劣化させたりは違うと思ってしまう。
「そもそも必要か?」ってことや、「代わりになるモノはないか?」ってことも考えたい。「ローリングストック」でない必要なモノもあるだろう。
いつかの災害時に「何を備えたらいいですか?」という問いに、危機管理のスペシャリストが「一番大切なものは命です」とおっしゃった。「モノより命です」と。
ハッとした。そうだなぁと。
そのことは肝に銘じながら、
「命あっての備えは前もって考えたり、ある程度準備したりできる」とも思う。
「備蓄」も参考に「備える」を考えていきたい2024年春。
(ま)
「整えて、備える」そんな風にも考えます。備える系記事が多めな春でした!