日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

コツコツ片づけ続ける part.2

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私達は会えば(近頃は会えなくても)、

「片づける」ことについて話している。

それは「モノ」はもちろんなんだけど、

「お金」「家事」についても。

50代になると「片づける」というよりも、

「整える」という域に入ったよう。

「片づけながら、整える」かな。

では、いってみよう!

 

画像:ご近所にて

 

 

1.「どうして片づけないのかな?」

 

「あまり片づけについて、話さないんだよ」いつかのゆみちゃん。

「そうなの!?」驚く私

言われてみれば、「片づけについて」はダントツでゆみちゃんと話す。私の言葉足らずやあっちへこっちへ飛ぶ話に、スマッシュヒットな答えを打ち返してくれるのが心地いい。30年を超えたおつき合いにも安心感絶大。

 

他の友人から時々「片づけについて」話をふられることがある。結局のところ「すごいね~」と言われて終わる。スマッシュヒットは返ってこないから、そのうちゆみちゃんとだけ話すようになった。私はそれで全然かまわないし、楽しい。

 

「片づけなくちゃ」という思いから話をふったんだろうに、おうちオタク(私だけど)の話に困惑するのだろうか。ひかれているのだろうか。

「どうして片づけないのかな?」素朴な疑問

 

 

2.衣食住、「住」は最後なのか?

 

「住が整えば、衣食も自然に整う」と考えている。

オシャレさんなんだけど、かばんの中がクチャクチャなヒトがいて「部屋もそうなんじゃないか」と想像する。料理上手なんだけど、そのキッチンはモノがごちゃごちゃしているというヒトもいた。「衣食住」の「衣」「食」に関心があっても「住」は置き去りがちなヒトに何人も出会ってきた。

 

「住」が整っていて、「衣」「食」が置き去りなヒトには出会ったことがない気がする。強いて言えば私か。「衣」は「ワンピースがいい」と考えるようになり、しかも自家製(母作)になったのでお店で見るのは「デザイン」と「縫製」だ。「自分が着やすいモノを手入れして清潔にしていればいい」「なんぞの時は年齢に恥ずかしくない装いができるように」くらいの関心度。

 

「食」は自分で作りたいという考えがほぼない。いたしかたなく作ったとして、「ふるまう」レベルにない。ただ「美味しいモノを食べたい」という気持ちは人一倍ある。「作らないけど食いしん坊」は知れ渡っていて、身近な「食のヒト」(?)により恩恵があり「楽しい食生活」を送っている。

「住に偏ったヒト」(私だけど)、「まぁまぁレベル」で「衣」「食」も整ってない?

 

ゆみちゃんは「衣食住」すべてハイレベルだ。私のような「まぁまぁレベル」か「ハイレベル」かの違いはあれど、「住が整えば、衣食も自然と整っている説」あると思うんだけど。「衣食住」と「住が最後」は残念でしょうがない。

 

 

3.親世代の住まいの片づけ

 

近頃、身につまされるというか、考えてしまう。

母の年上の友人たちに「認知症」が増えている。まだ行き来ができて、母が一人でも外出できていた頃、「ちょっと一緒に行ってくれへんかなぁ」と言われて私のことを生まれる前から知っているという「おばちゃん」(私がもう立派なおばちゃんなんだけど)のお宅へ。久しぶりにお会いして、同じ話が繰り返されること、部屋の様子を見てなんとも悲しくなる。小さなダンボール箱が未開封でいくつもあった。定期的に品物が送られてくるというやつ。(もう「やつ」でいい)

「なんか来るねん」とご本人もよく分かっていない。定期購入を停止させて、返品できるモノは送り返すことから「片づけ」がはじまった。その後、何度かうかがって「床に置き去りなモノがない」くらいまでにした。

 

「実家の片づけ」「遺品整理」と50代には避けては通れないことではないかと。既に経験済みで「子供にはこんな思いをさせたくない」と考えるヒトも少なくないと思う。「お子さんのため」は「自分のため」でもある。誰かのためという動機でもかまわない。「明日の私」のためになるから。どうぞ「コツコツ」と共にがんばりましょう!

 

 

4.まとめ

 

「50代の片づけ」はもう一過性というか、「大会」か「祭」のようにぶぁ~っと(擬音で)という作業はしんどいと思われる。心身ともにややこしく、子育てに目途がついたところで親世代のことが気がかりになったりする時期。「片づけ」なんか放っておかなければならないことだってある。だから、「できる時にコツコツと」だ。

 

「なんぞの時」は突然やって来るもの。自分のテリトリー、自分の采配でなんとかなることはもう先送りしている場合じゃないと思っている。

 

先日も病院で母の友人(やはり認知症)が、家の中での転倒して入院されるところに出くわした。その数日後、大したことはなったが初めて母が家の中で転び、もはや他人事ではなくなった。そそっかしい私も既に危うい。

 

「うさぎとカメ」の「カメ」でいい。「カメ」がいい。うさぎさん達に理解されなくても、コツコツ続けようと思っている。最強の片づけ仲間のゆみちゃんがいるから、孤独な作業ではない。読んでくださった方にも「あの2人がいるわ」と思っていただけたら、片づけシスターズ冥利に尽きます!

 

(ま)

 

 

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まなみ

悲しい片づけは遠くにしたいな。読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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