日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

片づけの「かきくけこ」

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「整理のあかさたな」「収納のまみむめも」ときて、

「片づけのかきくけこ」

「どうよ!?」な心の声

あっさり、さっぱり、簡潔に言い当てることができないものだろうか。

「片づけが苦手だな」と感じているヒトに、気負わず楽しく「整えたい」と思ってもらえないだろうか。そう考えるのです。

では、いってみよう!

 

画像:「私のミニチュアコレクション」より。収納と作業ができる、子供達には最強家具。部屋の前にこれで整理収納が学べる!

 

 

 

1.か…かわない(買わない)

 

非買運動ではありません。

「どうもわが家はモノが多くて片づけづらいなぁ」と思うなら、しばらく「買わないでみる」

私自身も「食品や日用品の循環が悪いなぁ」と感じる時期におこなう。

年末年始には食品が多くなるので、だいたい2月は「買わないでみるキャンペーン」を実施これはモノはもちろん、家計も整理される。一石二鳥!

 

また片づけようとして、先に「収納するモノ」を買いに走るのは違う。

「収納するモノ」を揃えることに一生懸命になったり、出費を増やしたりは本末転倒。

「収納するモノもモノやで」(私の口癖、書き癖)

片づける前にモノを増やしてどうする!?

「収納するモノを先に買わない」お忘れなく。

 

 

2.き…きめる(決める)

 

まずは「部屋」を何に使うかということ。「部屋割り」かな。

使わないモノを押し込んだ部屋はあるのに、思春期のお子さんの部屋やお父さんが在宅ワークをするスペースもないってお家「あるある」だと思う。

これはもう、もったいないの極み。部屋はモノのためにあるわけじゃないから。

家族構成、家の大きさ、ライフスタイル、みんな違う。自分の家を、自分たちでどう使いたいか。それを決めることがスタート地点。

 

次に「収納空間」

押入れやクローゼット、物入など既存の収納空間をまずは最大限活用する。

個室に割り当てられた部屋にある収納空間は、そのヒトが必要なモノを収めるのがベスト。家族と言えど、誰かがちょいちょい自分の部屋にモノを取りに来るってどう!?

「収納が足りない」ってよく聞くけれど、最近の住まいには何らかの収納空間が部屋ごとにある。足らずは「家具」で補えばいい。

でも「収納するためだけの家具」「ヒトのための空間を減らす」ということを忘れないでほしい。インテリア性や利便性があったり、間に合わせではなく長く使えそうなモノを選んだり、「家具は暮らしを彩るモノ」をと強く思う。

 

最後は「モノ」

「部屋」「収納空間」が決まれば、後は「モノ」を決めるだけ。

これが短文で伝えるには難しいのだけれど、「トンチンカンでなければいい」

●個人のモノは個室に、共用のモノは共用空間に収める。

●必要な場所で、必要なモノをわかりやすく収める。

「モノの場所が定まらない」のは部屋の使い方が曖昧だったり、家の中での「個」と「共」がごちゃ混ぜになったりするから。日中、リビングなどの共用空間に私物を持ち込んだとして、「1日の終わりには片づける」などの「わが家ルール」もあればいい。

 

 

3.く…くぎる(区切る)

 

「収納空間」は無駄なく活かしたい。

スペース的なことだと思われがちだが、部屋で快適に過ごすためのモノの場所として。

使い勝手や安全性を考えて、高さ・奥行き・幅に合わせて「ええ場所」を作っていく。

これが「区切る」

「収納はパズルみたい」と言うけれど、「モノの大きさでのパズル」ではなく、ヒトが動きやすい「行動のパズル」でよろしく。

 

 

4.け…けいそくする(計測する)

 

また書く。「収納するモノ」を適当に買ってはいけない

たとえ¥100かごであろうとも、目的・使いたい場所に合ったモノとなれば細かな寸法が必要になる。ちゃんと、測ってくださいな。

モノの寸法だけでなく、日用品や食品の使い切る日数計って

「トイレットペーパーは1ヶ月ではこれくらいいるなぁ」とか。

目安が分かっていれば過剰なストック食品ロスにはならない。

「なんぞの時」備えつつ、計測してモノを循環させることを意識したい。

 

 

5.こ…こだわらない

 

1人暮らしの方にはマイルールでいいかもしれない。

一緒に住まうヒトがいる場合「1人よがりにならないで」と思う。

誰か1人だけの「ルール」とか「好み」とか、どうも…心配になる。

情報盛りだくさんの世の中で「本に書いてあったから」「SNSで流行っているから」と、やってみたところでできなくても落ち込む必要はない。

そのヒト(ご家族)にピッタリなやり方が他にきっとあるはず。ただ「合わなかった」だけだから。

「こだわらない」と言ったけれど、「そこに住まうヒトみんなに」ということにはこだわって欲しい。何事もそうだと思うけれど固執せず臨機応変に。

 

 

6.まとめ

 

そもそも「片づけ」ってめんどくさい。

ゆる~り「かきくけこ」でいかがでしょう?

気負わず継続できたらいい「片づけ」

「片づけ」という言葉には日常のこまかな「後片づけ」だけでなく、「整理」「収納」「整頓」「掃除」まで含まれているように思います。

一緒くたにするからややこしい。

この「かきくけこ」も「やや一緒くた」になっているけど、住まいを「片づけたい」「整えたい」と思った時に「そういえば…」と思い出していただけたらサイワイ。

 

(ま)

 

 

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まなみ

片づけは「家の中の交通整理」ではないかと思います。読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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