あると思っています。
買物をすると出る、なんともいえない喜びの波長?波動?
なんかよう知らんけど、そんな感じの心の動き。
だからヒトは買物を繰り返す。
似たようなモノを持っていても、「セール」という言葉に踊らされていると分かっていても。
「いつか使う」「どうせ使う」「あったら便利」
様々な買物を促すワードもたくさん持ち合わせている。
片づける前に、いや後にも、「買う」を考えないと!
では、いってみよう!
*画像:いつかのとあるいつもの素敵な場所。また普通に行きたい。
1.「お買物α波」は「本能」か!?
買物は楽しい。多くのヒトが、そうではないかと思う。
このご時世と加齢による物欲の減少(「加齢とともにモノを減らす」がマイテーマだし、もうたいていのモノは持っていると思われる)か買物の「頻度」「仕方」が変わってはいるけれど、今も間違いなく楽しい。
若かりし日は「見るモノなんでも欲しい」くらいだったから、買物をする頻度も多く、セールに突撃する体力・気力も十分に持ち合わせていた。本能のおもむくまま、だな。結果として、「モノまみれ」になった。でも幸か不幸か、私は自称「収納名人」だったから臆することなく「収納するモノ」(収納するモノもモノやで、後に気づく)をバンバン増やしてキュキュキュッと詰め込んだり、グッズ(ヘンテコな形の靴をたくさんしまえるモノとか、突っ張り棒とか、ウォールポケットとか:「とか」の嵐)も導入したりしてご満悦だった。
2.「買わない」は「勇気」か!?
ゆみちゃん(コギレイ堂相方・ほぼ姉)は踊らされない。本能のおもむくままではない。セールやポイント倍増などの「誘惑ワード」にも惑わされない。いつからそうなのか分からないけれど、私が知る限りずっとそうだ。(もう30年越えのおつき合い)
今より行動範囲が広かった頃(加齢とともに狭まっていく:私達の場合)、大好きなカフェ(カフェのはじまり期だった)や雑貨屋さんとあちこち出かけることが多かった。そんな時、何かをすぐに買いたくなる私と、ちょっとやそっとじゃ買わないゆみちゃん。最寄り駅が同じなので、道中もずっと一緒。電車を降りる頃、何かを持っている私と手ぶらのゆみちゃんの「楽しかった度合い」に違いがないことにいつしか気がつく。素敵な雑貨を見てセンスをいただき、美味しいモノと店主さんとの楽しい会話でお腹も気持ちも満たしてもらう。決して「手ぶら」なんかじゃない。
私は買物をする時に一考するようになった。「ほんまに欲しいか?」「しまうとこある?」「似たようなのを持ってない?」とどめは「使い切る自信はある?」だ。
ゴミルールが複雑化していく近頃では「最後はどないして捨てる?」も加わった。
一瞬「欲しい!」と手にしそうになるけど、心の声すべてに自信をもって「はい!」と言えなければ冷静になれる。「買わない勇気」もあると思う。
3.迷いのない「買う」
ゆみちゃんも買う。大好きな器の作家さんの展示会(ついていく私)では、いつもは見られない姿。サクサクと、買っていく。
「ねーさん、値段見てないんちゃうか?」と私の心の声。この自分の心の声にハッとする。
「私の買物は”値段”に重点を置いているんじゃないのか?」
「それは安モノ買いのナントカになるんじゃないのか?」
「ほんまに欲しいモノからかけ離れたモノを選んでしまうんじゃないのか?」
もう、うわぁ~っと心の声がやかましい。その間も、ゆみちゃんは涼しい顔で自分の好きなモノを選んでいく。
「あぁ、なんと高尚な買物の仕方だろうか!」感嘆の心の声
こうして私は「本当に欲しいモノ」「使い切る自信の持てるモノ」「毎日が楽しくなるようなモノ」を選ぶようにしようとゆみちゃんの後ろ姿に学ぶのでした。
そして「迷いのない買物をしたい」と考えるようになりましたとさ。(昔話のよう)
4.50代の「お買物α波」
50代にもなったら「お買物α波」を出すのは「時々でよろしいで」と思う。「もうモノじゃないで」とも。
片づけを促す「一つ買ったら、一つ処分」とか聞くけど、一つでは片づかない。二つ、三つにしないと、増え過ぎたモノは減らない。
「どんどん買って、どんどん捨てる」いただけない。50代はもうそんなことしている場合じゃない。実家の片づけに悩まされて、わが身をふり返るヒトも多いと思う。
「買うな!」というわけじゃない。私も買う、買いたい。
でも「いつもいつも買うな」と思う。「どうでもいいモノ」もどうでもいい。
「安い」が欲しい一番の理由なら考え直した方がいい。「欲しいモノが安かった」はラッキーだけれど、「安いから買おう」は安モノ買いのナントカになる可能性大。
「頻度」は減らしたところで、納得の、充実の買物ができたらいいな。買ったことより、使うことを楽しめるような。手入れも苦にならないような。そうありたい、50代の「お買物α波」
6.まとめ
食品や日用品などの「ささやかなモノ」で「買うをあまり考えないモノ」(食べたり、使ったりして消えていくモノ)でもちゃんと「お買物α波」が出る。
もう食品に量は求めないので、材料を気にしたり、好みの味を探してみたりは楽しい。日用品も定番にこだわらず、新しいモノを試してみることも。定番に戻ったところで、それは「さすがね!」であって悪いことでも何でもない。
「お買物α波」あると思う。
「出てる!」と感じた時は一考する、肝に銘じている。
(ま)
「お買物α波」出っぱなしにご注意を。読んでいただき、ありがとうございました。
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