モノにも、それを欲しいという気持ちにも「旬」があると思っている。
マイ目標が「加齢と共にモノを減らす」なので、最近「買う」が厄介。
慎重になりがちなのだ。
その結果、欲しい気持ちを確認して手に入れようとした時に既にモノはなし。
そんなことになるのだ。
そんなこんな話。
では、いってみよう!
画像:某均一ショップのモノ、今夏ヘビロテ予定、迷っていたら母&ゆみちゃんの「買えばいいじゃない~!」が聞こえた、ラスト1だった、既にガンガン使い
1.はじめに
「旬」って、結構使っている言葉。(当ブログ内で検索してみると、まぁまぁ登場)
以前は「モノ」に対しての「旬」を考えていたのだが、最近はそれだけではなく「気持ち」もあるなぁと。
旬なモノ、旬な気持ち。
30代前半に同じタイトルで書いたものと一緒に、再び書いてみようと思います。
2.若かりし(って言っても30代前半くらい)の「旬」・序文
「お出かけ用」「お客様用」と称して、たいして使われることもなく
古びていくステキなモノ。
「置き古し」はやめよう。
忘却の彼方なモノは、もういらない。
「お気に入り」をどんどん使う。
旬なモノは、旬なうちに!
こんな「序文」にはじまる。今のブログと同じ形態で、導入があって、本文へ。
「心の声」が今は多めだろうか。ずっとこんなことを書いているのだから、エピソードや心の声、「増し増し」になるのは月日のながれってもんさ。
3.若かりし(って言っても30代前半くらい)の「旬」・本文
「家用」と似た話。
「誰か」のための特別なモノ。「誰か」はいつやって来るのか、どのくらい来るのかわかりゃしない。それなのに大事に、大事にしているモノ。
お宅にはありませんか?
ステキなモノをそんな風にしちゃっていることって多い。
しまい込んだオシャレなティーカップで自分もお茶を飲めばいい。
ティーパックの紅茶でもなんだかリッチな気分を味わえる。
使われることもなく、古びていくモノ。
もったいなすぎる!!!
「ステキだな!」と思っているうちに、どんどん使え!
お客様にももちろん「ステキでしょ♪」と自信をもって使えばいい。
最近家族で会話が少ないと思ったら、それを使えばそのモノの話だって話題になる。
ヒトの好み、微妙に変化していく。
流行にあまり左右されない年代になっても、少しは気になるし「好み」も少し変わっていく。
だから、今好きなモノはどんどん使おう!
「お気に入り」は使ってうれしい!
片づける際にも手にしてうれしい!
そうして古くなっていってもいいじゃない。使う間、楽しんだのだから。
「元は取った!」てなこと。
せっかくのモノをしまい込んで忘れたり、使わずに古びさせていくことはもったいない。素敵なモノを持っていても、使わなくちゃ意味がない。
その「お客様用」使ってみませんか?
ほぼ当時の原文。
「そうだ、そうだ!」と50代の私もはげしく同意。
4.50代の考える「旬」
追加エピソードと言いますか、今思っていることを。
当時書いていたことは、自分に向けてでもあった。
ステキなモノをなかなか使えず、ただただ収集していたことに気がついたのだ。
阪神大震災で履かなくなった赤いハイヒールが頭上に落っこちてきたことがきっかけ。「お嫁箱」(お嫁に行く時に持って行こうと集めたモノが入っていた箱」の解体が意識の変化に大きく影響。「お嫁箱」は解体したら、「行く気」も解体されたけど。
今の私はすぐ、使う。がんがん、使う。
TPOは年相応にわきまえていたいと思うだけで、細かなシーンを想定してモノを持っていても使い切れないと考えている。
使っていくうちに使えなくなることがある。(傷んだり、壊れたり、サイズアウトしたり)
「ステキ!」「お気に入り」だと思っていた気持ちが冷めていくことだって。(ようするに「飽き」だな)
「一生モノだ!」と手に入れたとして、それは「一生経ってみなわからんで」とも思う。
いろいろ気がついたり、経験したり。
結果として、今では自分にとって「旬なモノ」が身の周りにあると感じられる。
「これは一生モノになるかもしれんな」と想える(決めつけではない)モノも。
6.50代新たなる「旬」・まとめ
マイ目標が「加齢と共にモノを減らす」だし、日々こんなことばかり書いているし。
おまけにまだまだ「捨てる」に罪悪感が伴うとなれば、「買う」が厄介。
新しいモノの導入が傷んだり壊れたことによる「交換・交替」なら、まぁまぁ素早くできる。今既に持っているのに、「欲しい」と思うモノを見つけた時がなかなか決心がつかない。
「最後まで使い切れるか?」
「安物買いのナントカじゃないか?」
ついには「何を書いているんだ?」と心の声が矢継ぎ早。
心の声に負けて、すごすごとお店を後にすることも多くなった。
そんな話を母に。
「あのワンピースに似合いそうだった…」とかなんとか未練たらたらに聞こえたのだろう。「買えばいいじゃな~~~い!」と言われた。
また別のモノの話をゆみちゃんにしたら「買えばよかったのに~~~!」と言われた。
近頃の私、心の声がやかましい。
若かりし日より物欲も減った今、そうそう欲しいモノは見つからない。
以前は気持ちを落ち着けて、やはり欲しいとなったらまたお店に出向く。再訪してそのモノがなかったら、「それもめぐり合わせ」のん気なことを思っていた。
今は「ない」となると、めちゃくちゃ残念で落ち込む。
今夏「今季完売です」と言われたモノあり。来年まで待つしかない。
「モタモタしてたら、なくなるで!」
旬を促す心の声を追加する。
(ま)
買いそびれて残念に思うことが増えました。「考えすぎ」を少し解放してみます!
*本文中にある「家用」「一生モノ」も書いてました。よかったら↓↓↓