日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

50代のおうち箋「旬」

モノにも、それを欲しいという気持ちにも「旬」があると思っている。

マイ目標が「加齢と共にモノを減らす」なので、最近「買う」が厄介。

慎重になりがちなのだ。

その結果、欲しい気持ちを確認して手に入れようとした時に既にモノはなし。

そんなことになるのだ。

そんなこんな話。

では、いってみよう!

 

画像:某均一ショップのモノ、今夏ヘビロテ予定、迷っていたら母&ゆみちゃんの「買えばいいじゃない~!」が聞こえた、ラスト1だった、既にガンガン使い

 

 

1.はじめに

 

「旬」って、結構使っている言葉。(当ブログ内で検索してみると、まぁまぁ登場)

以前は「モノ」に対しての「旬」を考えていたのだが、最近はそれだけではなく「気持ち」もあるなぁと。

旬なモノ、旬な気持ち。

30代前半に同じタイトルで書いたものと一緒に、再び書いてみようと思います。

 

 

2.若かりし(って言っても30代前半くらい)の「旬」・序文

 

「お出かけ用」「お客様用」と称して、たいして使われることもなく

古びていくステキなモノ。

「置き古し」はやめよう。

忘却の彼方なモノは、もういらない。

「お気に入り」をどんどん使う。

旬なモノは、旬なうちに!

 

こんな「序文」にはじまる。今のブログと同じ形態で、導入があって、本文へ。

「心の声」が今は多めだろうか。ずっとこんなことを書いているのだから、エピソードや心の声、「増し増し」になるのは月日のながれってもんさ。

 

 

3.若かりし(って言っても30代前半くらい)の「旬」・本文

 

「家用」と似た話。

「誰か」のための特別なモノ。「誰か」はいつやって来るのか、どのくらい来るのかわかりゃしない。それなのに大事に、大事にしているモノ。

お宅にはありませんか?

 

ステキなモノをそんな風にしちゃっていることって多い。

しまい込んだオシャレなティーカップで自分もお茶を飲めばいい。

ティーパックの紅茶でもなんだかリッチな気分を味わえる。

 

使われることもなく、古びていくモノ。

もったいなすぎる!!!

「ステキだな!」と思っているうちに、どんどん使え!

お客様にももちろん「ステキでしょ♪」と自信をもって使えばいい。

最近家族で会話が少ないと思ったら、それを使えばそのモノの話だって話題になる。

 

ヒトの好み、微妙に変化していく。

流行にあまり左右されない年代になっても、少しは気になるし「好み」も少し変わっていく。

だから、今好きなモノはどんどん使おう!

「お気に入り」は使ってうれしい!

片づける際にも手にしてうれしい!

そうして古くなっていってもいいじゃない。使う間、楽しんだのだから。

「元は取った!」てなこと。

 

せっかくのモノをしまい込んで忘れたり、使わずに古びさせていくことはもったいない。素敵なモノを持っていても、使わなくちゃ意味がない。

その「お客様用」使ってみませんか?

 

ほぼ当時の原文。

「そうだ、そうだ!」と50代の私もはげしく同意。

 

 

4.50代の考える「旬」

 

追加エピソードと言いますか、今思っていることを。

当時書いていたことは、自分に向けてでもあった。

ステキなモノをなかなか使えず、ただただ収集していたことに気がついたのだ。

阪神大震災で履かなくなった赤いハイヒールが頭上に落っこちてきたことがきっかけ。「お嫁箱」(お嫁に行く時に持って行こうと集めたモノが入っていた箱」の解体が意識の変化に大きく影響。「お嫁箱」は解体したら、「行く気」も解体されたけど。

 

今の私はすぐ、使う。がんがん、使う。

TPOは年相応にわきまえていたいと思うだけで、細かなシーンを想定してモノを持っていても使い切れないと考えている。

使っていくうちに使えなくなることがある。(傷んだり、壊れたり、サイズアウトしたり)

「ステキ!」「お気に入り」だと思っていた気持ちが冷めていくことだって。(ようするに「飽き」だな)

「一生モノだ!」と手に入れたとして、それは「一生経ってみなわからんで」とも思う。

 

いろいろ気がついたり、経験したり。

結果として、今では自分にとって「旬なモノ」が身の周りにあると感じられる。

「これは一生モノになるかもしれんな」と想える(決めつけではない)モノも。

 

 

6.50代新たなる「旬」・まとめ

 

マイ目標が「加齢と共にモノを減らす」だし、日々こんなことばかり書いているし。

おまけにまだまだ「捨てる」に罪悪感が伴うとなれば、「買う」が厄介

新しいモノの導入が傷んだり壊れたことによる「交換・交替」なら、まぁまぁ素早くできる。今既に持っているのに、「欲しい」と思うモノを見つけた時がなかなか決心がつかない。

「最後まで使い切れるか?」

「安物買いのナントカじゃないか?」

ついには「何を書いているんだ?」と心の声が矢継ぎ早。

心の声に負けて、すごすごとお店を後にすることも多くなった。

 

そんな話を母に。

「あのワンピースに似合いそうだった…」とかなんとか未練たらたらに聞こえたのだろう。「買えばいいじゃな~~~い!」と言われた。

また別のモノの話をゆみちゃんにしたら「買えばよかったのに~~~!」と言われた。

 

近頃の私、心の声がやかましい。

若かりし日より物欲も減った今、そうそう欲しいモノは見つからない。

以前は気持ちを落ち着けて、やはり欲しいとなったらまたお店に出向く。再訪してそのモノがなかったら、「それもめぐり合わせ」のん気なことを思っていた。

今は「ない」となると、めちゃくちゃ残念で落ち込む。

今夏「今季完売です」と言われたモノあり。来年まで待つしかない。

「モタモタしてたら、なくなるで!」

旬を促す心の声を追加する。

 

 

(ま)

 

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まなみ

買いそびれて残念に思うことが増えました。「考えすぎ」を少し解放してみます!

 

 

*本文中にある「家用」「一生モノ」も書いてました。よかったら↓↓↓

 

kogireido.hatenablog.com

 

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