日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

50代のおうち箋「時は金なり」

読みたい本を図書館に予約。

用紙に書いていた頃より、グンと楽になったネットで。

「待ち人数」が300人を超えている!

ちょっと、待てないわぁ~。

すぐさま「購入」に踏みきる。

待てるぅ?

では、いってみよう!

 

画像:本文とは無関係、CMを観て食べたかった、うちのJK(姪)が買ってきてくれた、お皿にのせろよ、すぐ食べたから、チョコファッションがずっと好き

 

●目次●

 

1.「本は借りる」としたけれど

 

「加齢とともにモノを減らす」はマイテーマです。(ご存じの方、毎度ありがとうございます)

たくさんのモノを所有していた頃、真っ先に整理(主に処分)をはじめたのが「本」だった。はまった作家さんの新作が出れば「当然」とばかりに何も考えずに買い求めていた。小説やエッセイ、漫画と「読むモノ」については「数」を気にしたこともなければ、「整理」(処分)なんて想像もつかなかった。

 

本の整理(処分)は大変だった。「捨てる」に罪悪感があったり、慣れていなかったりするため「売る」からはじめた。自分が集めたモノがどこか「価値がある」という錯覚もしていた。本以外にも言えることだけど、たいていのモノが売ってわかる「価値の低さ」(笑うしかない)

 

ようよう整理(処分)をし尽くした後、本を際限なく買い求めて手元に置くことはやめようと考えた。ちょうど「〇眼」(ふせたところで「老」です、老眼)が近づいてきた頃。「加齢とともにモノを減らす」は「加齢とともにモノを減らす気にもなる」と知った。「一生モノ」と思っていた漫画は瞬く間に放出。本から少し距離をおく時期があった。

 

しばらくして、また読みたくなった。持たなくていい「借りる」を選択。図書館利用者となった。手元に置いておきたい本はたまに買うこともあるが、めったにない。急いでもいないので呑気に「順番待ち」をしている。

でも「300人超え」はどうよ!?その作家さんの本をはじめて読んでおもしろかったため、「これは待てん!」となった。俄然、他の作品も読みたい。でも300人待っている間に何が起こるかわからん。「たいむ・いず・まね~」つぶやきながらポチっと。

 

 

 

2.いつも遅刻をするヒト

 

周りにいらっしゃいませんか、そういうヒト。

若かりし日、携帯電話もない時代に、いつもいつも遅れてくる友人あり。すんごい、かわいいの。ヤキモキ待っているヒトのところへ、急ぐでもなく「ほんわか」というオーラをまとって現れる。焦るも謝るもなく、ニッコリ。カラオケに行けば、自分の歌いたい曲を立て続けに予約。ごきげんさんで歌い続けて、ニッコリ。

 

「(ま)(私のこと)、キレるやろう?」と想像された方、毎度ありがとうございます。えぇ、大当たりぃ~~~!

「私はあなたを待つために生きてるんじゃない!」とか「ヒトの時間を盗むな!」とか、いっぱい「とか」を言った。最初はそういうヒトが周りに居なかったことで驚き、爆発するまでは随分我慢をした。他の友人が「怒」な顔面の私に「まぁまぁまぁ」となだめることも度々だった。血気盛んであった20代、キレたが最後ではなかった。彼女は遅れることは少なくなり、そのうち携帯電話の時代が到来して知らせてくるようになった。やがて「遅刻」はなくなり、今も交友がある。

 

 

3.50代の「時は金なり」

 

「モノ選び」についても、昔から思うところがあった。

「年相応」という言葉にはいささか抵抗感。「加齢とともに地味になれ!」と聞こえる。そんな「年相応」はいらない。何歳であろうと華やかなモノ、かわいいモノが好きだっていいじゃないか。ただ冠婚葬祭などの「なんぞの時」や、身近な手持ち品(財布など)は「年相応」がいいと考えている。「年相応」はややこしい。

 

「あとちょっとだから、ちょっとで暮らしたい」80代の母が時々言う。前の「ちょっと」は「時間」「人生」で、後の「ちょっと」は「モノ」ということ。シュールだが言い当てていて、「なるほどなぁ」と思っている。

「モノ」については「ちょっといい」も付け加える。「いい」はブランドや価格ではなくて「自分にとっていい」ということらしい。「使いやすい」「気に入っている」という自分軸の「ちょっといい」だ。「また」「いつか」はモノ軸。モノを抱え込むのではなく、まだまだ興味を持って「ちょっといい探し」を続ける。そんな「モノ離れのいいおばあさん」は、わが母だけどあっぱれだ。

 

「50代はまだまだ微妙だなぁ」と思う。80代の母ほどには、振り切れていない。ただ心構えとしては「始末のいいおばあさん」になりたい。加齢したところで、部屋やモノが私を表し、「若作り」はイタイが若々しくいられたら…そんな風だといいな。

そうなるためには流行を追いかけすぎたり、安さを重要視したりはもういいかな。二人でよく話す「高見え」は若さがあってこそ。値段が「丸見え」なのだから、50代に「高見え」はイタイタシイ。(個人の意見だけど)振り切って着るなら「良し」よ!

 

 

4.まとめ

久しぶりに会った甥っ子1号(中3)が、オシャレに目覚めていました。古着に夢中で、いろいろ解説をしてくれる。「ふぅ~~~ん」と彼と同じくらいの頃も、今も古着には興味がない私には返事が見つからなかった。

そうそう、お題の「二軍のTシャツ」だけど「Tシャツ持ってない~」だ。なんせ「ワンピースおばあさんになりたい」からね。なかった、1枚も。先の甥っ子はナンチャラ(聞いたけど忘れた)のTシャツを着ていて700円だったとか。状態が既に「二軍」に見えたのに、彼は嬉々と着ている。誰かの「二軍」が甥っ子の「一軍」、わからないものね。

 

(ま)

 

 

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まなみ

「タイムイズマネー」はいろんな意味があるようです。読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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