日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

衣替えは、やっぱり嫌い

何度、書いたことだろう。

季節のモノの入れ替えで、「衣替え」が一番めんどくさい。

わりと早くに気づいてから、「衣替えをしなくていい方法」を模索。

自分のモノについては「衣替えをしない」となった。

「衣替えしてくれるぅ~~~?」最近、申し出あり。

自分のはしないが80代の母の衣替えは、助っ人をする。

そんなこんな話。

では、いってみよう!

 

画像:ワンピースになる予定の布、セリアで見つけたモリスのランチクロスは材料として購入、どちらも製作待ち

 

1.なぜ、衣替えをするのか?

 

「多いからだな」と最初に思った。

大量にあるから、シーズンのモノだけ手近に置いて、シーズンオフのモノをしまう。

「多い」というのは、「私の収納空間」に対してであって他人様のご意見はどうでもいい。ライフスタイルや価値観、そのヒトのTPOによるところ。

衣裳部屋があるとか、シューズクローゼット完備とか、ヒトから見られる職業だとか(「とか」いっぱい)、そんな「ご事情」もヒトそれぞれ。

「自分家(ち)」の「自分」に合った量はそのヒト自身にしか決められないと思っている。

その「量」は「簡単に管理できる」「時々手間をかけて管理する」で違う。衣替えは後者で、服の数は多くなりがち。収納ケースって押し込めるし、足りなくなれば安易に買い足しがち。私もそうでした。

「たくさん持っているから、衣替えが必要」ということか。

 

 

2.素敵な衣替え

 

収納空間に少しだけ、そよそよと服が下がっている。

「そよそよと」は正しい表現ではないけれど、そんな感じを想像いただきたい。

季節の変わり目にきちんと手入れをして、ふんわり、そっと収めて来シーズンを待つ。

そんな衣替えならしてみたい。

決してピロピロ系(ポリプロピレン?プラ系)の入れ物に詰め込まない。

 

あったわよ、お手本が! ↓↓↓

 

kogireido.hatenablog.com

 

 

3.衣替えをしないっちゃぁ、しない50代(私だけど)

 

めんどくさい、ゆえに衣替えをしない。

そのためには数を減らして、私の収納空間に収まるだけにする。

そうした。

だが「そよそよと」収まってはいない。「ぎゅうぎゅう」だった。

その状態がいただけないことは自覚。少しずつ、マシにはなってきている。(現在進行形)

 

大そうな衣替えはしなくなった。

収納空間で「出し入れしやすい場所に季節のモノを置く」ということはする。

それだけのことなら、私にもできる。めんどくさいほどの手間でもない。

 

 

4.80代の衣替え

 

長きに渡り、バトルを繰り広げてきた。

自分一人ではできなくなった母は、私に「ヘルプミー!」

仕方あるまい、手伝う。わが家の「片づけキャプテン」は私だから。

大そうも、大そうだった。ピロピロ系のケースありまくり。

「これだけの衣類が必要ですか?」そこからバトルははじまった。

衣替えの度に険悪な雰囲気になる。疲れはじめた頃から、私は「懇願モード」に打って出た。

「年々、この作業はつらくなるよ」

「季節の変わり目に、毎度母娘ケンカをするのはどうだろう?」

「維持管理しやすい量にしていただけませんか?」

泣いちゃいないが、泣き落とし?

自分の衣替えはしないのに、母の衣替えはする。

母はそのことに引け目というか、「悪いな」と考えるようになったよう。

少しずつ、収納ケースが減っていった。

 

 

5.2022秋・80代の衣替え

 

序文の「衣替えしてくれるぅ~~~?」

身構えた。掃除機をスタンバイさせ、自分を奮い立たせた。

「さぁ、やろうか!」

 

チェストの引き出しの中を入れ替えるだけだった。

所要時間5分。来シーズンに持ち越すかどうかの相談込み。

「これだけ?」拍子抜け。

そうだ、今春ついに母も「衣替えなし状態」にできたのだった。

いい場所に、シーズンのモノを移すだけになったのだ。

すばらしい!こうでなくっちゃ!

気温がジェットコースターな昨今、のん気(?)に衣替えをしている場合ではない。モタモタしていたら風邪ひくわ。

あぁ、長い道のりだった。

 

今春の母の衣替え話、書いてたわ ↓↓↓

 

kogireido.hatenablog.com

 

 

 

6.まとめ

 

今夏着たおした、おうちワンピース。

私のモノを「破れてるやん!」母

母のモノを「汚れてるやん!」私

こういうくたびれた状態が実は着やすい。誰かに背中を押されないと踏み切れない。

くさし合って「処分」を決定。

季節の変わり目には「衣替え」というより「衣捨て」になってきた。

シーズン終わりに「くたびれたモノ」を「ご苦労さま」と処分する。

 

「加齢とともにモノを減らす」と50代(私だけど)がうるさく言うので、80代(母だけど)もその気になっている。

新しいモノが増えることも、傷んだモノを交換することもあるけれど、全体量としては減りつつある。

そのせいか、存在を忘れているようなモノもない。気に入りすぎて、着たおす傾向にあるくらい。

わが家の衣替え、気負わずできるようになった。

来春、そのことをまた忘れていそうな気がする。

記憶力、ヤバ気。

 

 

(ま)

 

 

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まなみ

過去記事が覚書のような役目もはたしているようです。衣替え、どうしていますか?