日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

アラカンの美容のはなし

シミ取りで皮膚科に通っている話

前にちらりとお話しましたね。


ファンデーション不要の肌にしたい!

 

年齢を重ねてくると、どうしたってくずれやすいのだ。

なのにいろいろ隠したいところもある。この矛盾。

若くつるんとした肌なら、どんなお化粧もすんなり馴染むだろうが、

こっちはもう60歳まであと2年なの。

(先日無事に58歳の誕生日を迎えました)


ファンデーションはシワに入り込むし、よれるし、

コンシーラーだってムラになりやすいし、、以下自粛

 

歳とともに、UVと下地くらいでOKな肌にしたい。

隠したいものが無い肌に!

……ということで、この春、やけに積極的な気分になって、いろいろ調べた。

やはり、美容皮膚科か、ということになる。

お盆休みの娯楽。ロイホでモーニング!
このあとパフェもいっちゃいましたよ。満足感ったらない!笑



 

1 美容皮膚科でカウンセリング

 

皮膚科選び

美容皮膚科というところは、

お医者さんが肌の状態を診てくれて、

施術は看護師さんがしてくれるという。

そこにあるのは安心感。大事ね。そして

エステよりも高額にはなるが、医療行為なので

効果はかなり期待できるらしい。

 

私の行動範囲にもそういう皮膚科はいくつかある。

それぞれの評判を調べた。

いつも髪を切ってくれる美容師さんからの情報もチェック。

彼女はやたらと地域の情報に詳しい。(毎日お客様と会話しているからでしょうね)

いろいろ情報を集めた結果、ここに決めた、となったのは

以前軽い火傷を診てもらったクリニック。先生イケメン。(これは関係ないけれど笑)

家から徒歩でも10分くらいか。車なら3分もかからない。



カウンセリングに行きました

診てもらった結果、

私の場合、濃いシミ・大きいシミというよりは、

細かく散在するソバカスのようなシミがあるタイプでした。

 

濃いシミを消したい、ホクロを消したい、というかたには

レーザーがかなり有効とのことだけど

私の場合は小さい薄いシミひとつひとつにレーザーを当てるよりも

顔全体に、特殊なさまざまな波長の光を照射してシミを排出させていく、というやり方がいいとのこと。

それは、一回で即時的な効果は感じにくいが、

何度か施術を受けて顔全体のシミを少しずつ改善していくものだそう。

ダウンタイムもなく、すぐにお化粧もできるし日常生活に障りはないということ。


施術は一ヶ月に一回。

月に一回×5回の施術をワンクールとすること。

回を重ねるごとにだんだんと機械の出力を上げていく、

半年近くかけて、その度にだんだんシミが排出されていくようだ。

IPLという。フォトフェイシャルと呼ばれるものの種類らしい。

 

2 施術を受ける


施術はどんな感じかというと

ベッドに横になると、ジェルを顔全体に塗られ、

その後、顔全体にまんべんなく看護師さんが機械で光を当ててくれる。

バチン、バチン、、という音が響く。これはマシンの音。

ゴーグルをしているが、音とともにカメラのフラッシュが光る感じ。まぶしい。

少し焦げ臭いにおいがする。

それについて看護師さんは「いい反応でてますよ~」と励ましてくれる。笑

痛みはさほどない。

強いて言えば、輪ゴムでパチンとはじかれたような。

よく聞く表現ではあるけれど

この表現がまさにぴったりだと感心する。

誰が言い出したのだろうか。

 

特にシミの気になる部分(私の場合頬の高いところ)にさらに重ねて照射してくれる。
バチン、バチン、バチン、、、

「はい、終わりました」

15分くらいだろうか。あっという間だ。

洗面スペースでジェルを流したら、赤くなっているところに

看護師さんが優しく薬を塗ってくれる。

赤みはすぐに引く。

 

施術後の注意事項は特にないが
「とにかく日焼けにはどんな時でも注意してください」とのこと。

それは、IPLしたしないにかかわらず!

常に!  どんな時でも!  季節問わず!と、看護師さんは力説されていた。

やっぱりそれが基本なんですねぇ。

「出来たシミを取るのは難しい、まず、できないように予防すること」

はぁ、身にしみる。

 

3 効果のほどは?

月に一回×5回の1クールの施術を終えて。

結論から言う。

率直なところ、もっときれいにシミがなくなるのを期待していた。

とはいえ、すっかり消えたシミもある。

バラバラと目の下、頬の高いところにあったシミはかなり薄くはなった。

どの程度かというと、老眼鏡をかけていないとわからないくらいには薄く。

告白すると、最近は日焼け止めと下地のみで外出している。

それで大丈夫、と思えるような肌にはなった。

これはまあ期待通りでした。

 

しかしまだシミは薄くあるのだ。

10倍鏡で見たらね。

いや、あるある。まだある。

これをきれいに消すには、やはりレーザーなのかも。

少し物足りない気持ちになる。

もう少しシミと戦いたくなる。これが「沼」というものか。

冷静に、冷静に。

友達からは、肌が明るくなった、と言われる。

素直に嬉しい。この程度を許容範囲とするか、否か。

 

まあ考えてみたら、

学生の頃は部活で真っ黒に日焼けをし、

20代はマリンスポーツ三昧だった私が

年齢を重ねまくったうえで、今さらシミのない均一な肌になるっていうのは

この科学の進化をもっても、ちょっとありえない。

 

今の肌を客観的に俯瞰して総合的に見ると、

肌全体がトーンアップして、艶が出た感じなのだ。

調子もすこぶる良い。

「肌のキメを整えて透明感を出す、内側からハリや弾力がよみがえるいわゆる美肌効果」

そう、これもIPL治療の効果として謳われていた。

これこそが、最近ファンデーション要らずでもいけるんちゃうかしらと思える原因なのかもと。

しょぼんとしていた肌や顔の印象が、なんだか明るくなって

これが透明感なのか?と鏡を見るたび。

気持ちが前向きになる効果は絶対的にあるね。


クリニックで言われたように、間隔を6カ月あけてまた1クールしたいところだけど。

それは費用が許すなら、というところでしょうか。

でもやってよかったなぁ。

やってみたかったのでね。

 

本音は、

「できたら、またしたい。」(沼に足を突っ込みかけ笑)

 

f:id:kogireido:20210107140235p:plain
ゆみ

やっと報告できました!どなたかのご参考になったらうれしいな。

まだまだ残暑厳しいですね。みなさまどうかご自愛くださいませ。

 

 

 

(ゆ)