日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

ただ、分けるだけ

 

「整理」って「分ける」だと考えている。

「分けて、分けて、分けまくれ!」度々書いている。

片づけようとして、収納グッズを買いに走るのは違う。

これは本来は最後で、50代は「もう、買わんでええ」と思っている。

家の中を見回したら、何かしらあるよ。

今まで何度も「片づけよう!」と思って、走っただろうから。

では、いってみょう!

 

画像:いつかのお題「私のデスク周り」書けるほどじゃなかった、正確には小さなPC机の横のチェスト上、撮ってみたら書くモノがオレンジ、ネタ帳と大事なこと手帳、シャーペンは書きにくいが行方が分かりやすいため愛用

 

●目次●

 

1.「整理収納」は「整理が先」

その語順通りだと気づくまでに、私も時間が必要だった。「片づけは収納が大切!」と考えていたので、収納するモノ(これもモノやで)に目移りしたり、いかにたくさんのモノをしまうかということばかりに気を取られていた。そして「収納」のみ、グングンと腕(?)を上げていった。「愚かだった」反省の心の声。

 

今は「収納上手」よりも、「整理がいい」に目標を定めている。

使わなくなったモノ、合わなくなったモノ、持っているだけになったモノを抱え込まず「モノ離れがいい」となりたい。早く決断できれば、「売る」「もらっていただく(あげる、ではない)」はスムーズかつ喜ばれる「モノのバトンタッチ」ができるだろう。「捨てる」から遠い「モノとのお別れ」ができる。

セールやポイントに惑わされないことは、加齢するにつれできるようになってきた。

本当に欲しいモノや長く使いたい思えるモノを見つけ出す「モノを選ぶ目」はまだまだ精進中ではあるが、心がけとして根づいたよう。

「モノを持ち込む前の整理」もあるね。

 

 

2.片づけの第一歩は「分ける」

 

「片づけが苦手、でもなんとかしたい!」という方を前にして、どう言えばいいだろうと考えることがある。ゆみちゃんと私は「片づけシスターズ」なんなら「片づけヘンタイ」なので、自分で言うのもおこがましいが「片づけトークがハイレベル」だと思う。

ゆみちゃん家(ち)はいつ「ピンポン(インターホン)押しても大丈夫」で、わが家は「3分いや1分でいいから待って」だと思われる。「誰かが来るから片づける」という発想はもはやない。まずは自分、家族のためだと考えている。

 

「どう言ったらいいだろうねぇ~」と架空話をしたところで、よくわからない。でも一つ言えるとしたら、「ごちゃまぜを分けよう」ということかと。

いるモノもいらないモノも「ごちゃまぜ」

持ち主があるモノも「ごちゃまぜ」

必要・使う場所も「ごちゃまぜ」

書いていたら、見えてきた!「分ける」のポイント。

 

 

3.分ける前に…

 

一度「集める」ことも必要かもしれない。「モノがごちゃまぜ」になっているお宅で多いのが、ある場所だけが分かれている。自室に、モノだけが置かれた「開かずの間に」、同じ種類のモノが家中に「分散」していることが多いから。これらを一度集めないと、何をどれだけ持っているかの把握整理もできない。ただ、これができるのは「集める場所がある」という場合。

 

「どの部屋もモノまみれでスペースはない」場合はどうしよう。「部屋ごとアタック」だろうか。もう細かなことは言ってられず「これからも持つとするモノ」「処分するモノ」にひたすら分けるしかない。「処分」にはいろいろあるけれど「捨てる」「捨てる以外の処分」に分ける。「リサイクル」「寄付」できる場合もある。ただ欲をかいて「売る」としたところで、めんどくさいことだけは覚えておいてほしい。また「売るために置いておく場所」「梱包するモノ」が必要なことも。「売る」に向いているのは、「片づけ上級者」「モノ離れのいいヒト」だ。「片づけ初心者」は「売る」と言うには修行が必要と心得た方がいい。試しにやってみたいなら、すぐに売りに行くなり出すなりしてみて。自分が思うほどの金額にはならず、笑うしかなくてあきらめがつくから。キビシイことを書いているが、私も体験済み。

 

 

4.やっぱり「分けて、分けて、分けまくれ!」

 

ひたすら「分ける」が続く。「ごちゃまぜ期間」が長いほど、分ける作業も繰り返さなければならないと思う。「チリつも」(塵も積もれば山となる)とはよく言ったもの、一朝一夕にはいかないって。

 

「どうでもいいモノ」と「大切なモノ」の「ごちゃまぜ」は本当に痛々しい。「大切なモノ」と言いながらないがしろにされているようで、「かわいそうだ」と思ってしまうからの「痛々しい」だ。「なんだよ、それ!」の心の声もする。

 

「整理」というと種類ごとやヒト別、使うシーンにより分ける「分類」と考えがちだけど、それを先にやると「ごちゃまぜ」になるのだ。その中で、「どうでもいいモノと大切なモノが一緒」になるから。まずはポジティブシンキング、「好き」「必要」「大切」とかって「私のテンション上げてくれる言葉」を見つける。その言葉に合うモノとそうでないモノに分けるが先。私物的要素が多いモノ(衣類や服飾雑貨など)はもちろん、道具なども「使いやすい」「必要」「丈夫」などの言葉を思い出せば「いつか使うかも」とか「まだ使えるかも」などの「かもかもグッズ」は処分できるはず。

分類ではない「分け」を、まずは存分に繰り返して!

 

 

5.まとめ

 

2000字超えている。さらっと書こうと思ったのに、暑苦しく厳し目になったような。私も経験済みですのでね、自戒も込めています。

 

文房具の整理をする場面を観ることがある。筆記用具を全部集めてきて、「わぁ~、こんなに持っていた!こんなには必要ない!」となる「モノの数の把握」としては「良し」だと思う。ここから「書けるかどうか」って「判定」にうつっていく。書けるモノが「まだ使える」となって残留。そう、「かもかもグッズ」になっているモノもあるということ。数としては少し減ったので、安心して時間が経過。その間に買うよねぇ、増えるよねぇ。また「判定」にかかる。「どうよ?これは片づいているのか」って思ってしまう。これは「分け方があまい」のだ。あまい判定で「収納グッズ」を買ってくるのは「将来の分けるモノ」を増やしているにすぎないから要注意。

あぁ、最後まで小姑のようなことに~。いや、小姑なんだけどぉ。いろんな「心の声」で「分ける」を繰り返したら、収納は簡単だしグッズもいりませぬぞ!

 

(ま)

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まなみ

「分ける」が少なくなってきた近頃です。読んでいただき、ありがとうございました。