「うっかり」が増えてきたように思う。
加齢の一環かな。
悲観したり、抗ったりせず、自然なことと思ってみよう。
ただ、「予防策」は考えたい。
メモするとか、確認するとか、ちょっと慎重に。
片づけの「うっかり」これも気をつけよう。
では、いってみよう!
画像:姪のメルちゃんの服、姪の絵を元に母作、姪の幼い文字のラベル、うっかり捨ててはいけない、なぜ「ばぁばの家保管」なのか
●目次●
1.「うっかり」買ってしまう
「W買い」「二重買い」というやつ。「既にあるモノを、また買ってしまう」ということ。最近では「日用品のストック」に多い。
「ストック」については、わが家の「使い切る時間」「買物事情」「なんぞの時」など思いつくいろんな事柄を考慮して「数」を決めている。「足りない」「過ぎる」がないようにと考えるあまりに、なかなか「正解数」は導き出せてはいない。そんな悩ましい「ストック」だから、「つい買ってしまう」ということがある。買物から帰宅して、「あぁ、あったかぁ…」となることも時々。一応自分で決めた「ストック数」なのに、なんたること。これを「うっかり買い」と命名したい。
2.「うっかり」捨ててしまう
「ヒトのモノを勝手に捨ててはいけない」と肝に銘じている。なのに時々、「まぁ、いいか」と魔が差したように処分(ごまかした表記にしたところで「捨て」)してしまうことがある。
そもそもは私がもらった「大きなクマのぬいぐるみ」
押入れの天袋に長らく放り込まれていた。そのうち両親にとっての初孫(私には姪)が誕生して、「孫娘のおもちゃ」としてお目見え。自分と同じくらいのクマのぬいぐるみをつついたり、タックルしたり。やがて大きくなると、おんぶして自転車に乗って外にまで連れて行った。(おもしろ光景)
もっと大きくなると、「クマ吉」(私の適当な命名だが、姪はそう呼び続けた)は相手にされることがなくなり、だらしなく座っていることが多くなった。
「もう、いいんじゃない?」寝ていると座っているの間の姿勢でいるクマ吉に、ある日そう思った。「元は私のモノだった」という気持ちがどこかにあった。いただいた時から所有権を放棄して、「かわいそうにねぇ」と母が天袋にしまい、姪の誕生により開封されたモノ。もう「姪のモノ」なのに、私はクマ吉を処分した。
しばらくして、久しぶりにやって来た姪が「クマ吉は?」と言った。困った。「え~っと、クマ吉は旅に出ました…」とトンチンカンな返事をした。「ふぅ~~~ん」攻めるでもなく、悲しむでもない様子。あの日から、さらにさらに「ヒトのモノは勝手に捨てない」肝に銘じまくっている。「うっかり捨て」と命名。
3.「うっかり」置いてしまう
何かをしている途中で「元に戻す」を後回しにしたモノ、またすぐに使いたいモノを、ひょいとどこかに置く。そして、置いた場所を忘れる。覚えていられれば「ちょい置き」(ちょいと置く)になるんだけど、忘れてしまうのだから「うっかり」だ。
週に一度「ていねい掃除」の際には、コードのある通称「大きな掃除機」(週6日は「ちょこっと掃除」でコードレスの小型掃除機を愛用)を使う。「よっこいしょ」と出してきて、床だけではなくカーテンや家具、障子の桟やカーテンレールなどにも掃除機をかける。掃除機を転がすのではなく持ち歩いていることもあり、時々「背負ってしまいたい」と思う。(ゴーストバスターズみたいに)
この掃除機の先につける「ブラシ」が床以外の掃除に大活躍する。これを、置く。ひょいと、どこかに。部屋ごとに掃除を進めるため、移動すると「ブラシ」がない。たいてい、その前に掃除した部屋か今からしようとする部屋のどこかにあるのだけど、小さな家でこれを何度も「はて、どこに置きましたかいな?」となる。ポケットに入れるのはイヤなので、「何か専用のポシェットみたいなモノを作ればいいのか」と考えるくらいの悩ましさ。掃除機のブラシを、首からぶら下げる?なんだかなぁ、だ。
家の中のモノの場所がほぼほぼ決まっているので、日常で「モノを探す」ということは少ない方だと思う。それでも時々、あるべき場所になかったり、使用中に行方不明になったりする。「ちょい置き」を忘れてしまう。「ちょい置き」は時間が経過するほど、若者であろうと忘れると思う。忘れたら、それはもう「うっかり置き」命名。
4.まとめ
「うっかり」増えてきたように思います。
「名前のない家事」と呼ぶようなことは、無意識にやっているようで「やったかな?」と見に行くと済んでいることが多く「ルーティンになり過ぎている」と感じる。やっていればまだいいけど、そのうち「うっかり忘れるんではないか」と心配も。
戸締りをして出かけたのに「鍵、閉めたかな?」などは「あるある」で覚えのある方も多いと思う。「うっかり閉め忘れた」の心配やね。
「うっかり買い」の予防策は、「買物に行く前に確認する」(ストックをしまっている場所を覗いてから行く)「買うモノはメモしていく」としている。
「うっかり捨て」は「ヒトのモノは勝手に捨てない」につきる。たとえ「ガラクタ」に見えても。「ガラクタ」と思っても、絶対言ってはいけない。心の声にとどめる。
「うっかり置き」もうこれは「どうしたらいい?」という感じ。「ブラシ専用ポシェット」作るかな。「ちょい置き」を減らすことかな。
今のところ、さほど問題にもなっていない「うっかり」だが気をつけたいと思っている。
(ま)
「うっかり」にご注意を。読んでいただき、ありがとうございました。