日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

本日の「整え」*掃除するモノ

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「掃除するモノもモノやで」

気がついてしまいました。

「収納するモノもモノやで」はずいぶん前に悟ったのに、今か?

いや、なんとなくわかっていたように思います。

「ナンチャラ用」といろんな種類の洗剤を持っていたり、便利そうなグッズにひかれたりが少なくなっている。

どうですか?

では、いってみよう!

 

 

1.「掃除するモノもモノやで」Before

 

掃除洗剤については、まず「場所」別にあった。台所、お風呂、トイレの「水廻り」を筆頭にそれが各箇所1種類にとどまらず、複数所持。

また「壁用」「カーペット用」「家具用」とかそれは「場所」なのか「素材」別なのかよく分からないけどそんなモノも、やはり複数。

日常使いではないけれど「結露用」(掃除ではない?)「頑固な汚れ用」とか、「強敵」に挑んでいる時にタイムリーに出会うとすがるように増やしてしまう。

掃除に使う洗剤の他にグッズにも「飛びつきがち」でした。特に均一ショップで売られているモノは敷居が低い。おまけに他のモノを購入する時と違い「掃除に使う」という立派な名目に守られている。

「網戸用」「窓用(外側のガラスを中から同時に拭けるというモノ)」など、「アイデアグッズ」とか「便利グッズ」にもまんまとはまる。少しお高め価格なのに「あまり見かけない!」と希少価値でも見出したかのように許してしまう。

 

結果として、たくさんの掃除用洗剤やグッズを持ちました。それらをきちんと使いこなせていたかというと全くダメ。

私は元々「捨てられネーゼ」

「整理」に「処分」がなかった。あるモノすべてを工夫をこらして、キュキュキュッと詰め込むのがうまかっただけ。「収納」に偏っていることを自覚した時、「使い切る」がはじまりました。

 

 

2.「掃除するモノもモノやで」After

 

わんさかある掃除洗剤を前に「使い切る」決心。ほとんどが少し使ってみた「使いかけ」「掃除のやりくさし」*やりくさし:方言らしい。「やりかけ」よりアカン感がある場合に私は言います

使い切る時間の長さといったら…。その間にいくつもそろえる必要はないこと、成分も気になり「自分の家をキレイにするために地球を汚しているのでは?」ということも考えるようになりました。

 

以前より、掃除洗剤はぐっと減った。兼用したり、代用したり。重曹クエン酸を使うことも覚え、洗剤とはいえ気に入ったモノを使うようにもなった。グッズも「専用のモノでなくてもいい」と気がついたので兼用、代用。今も使い続けているモノは奇抜なモノではなく、シンプルなモノが残っている。

着物(浴衣)が「おしめ」になり、「雑巾」や「はたき」になって役目を終える。大昔でもない、ちょっと昔の話。端切れや古い歯ブラシも掃除道具。本来の役目を終えたモノを掃除で使い切る。掃除のためのモノ、そんなモノを選びたくなっている。

 

 

3.「掃除するモノもモノやで」After・After

 

「掃除するモノ」が減った後の話。

収納空間が広がった。使いもしないというかあるだけというか、そんなモノ達がいなくなったわけだから収納空間に空きスペースが生まれる。

だいたい収納空間にはあまり使われないモノが入れられて、今使っている・よく使うモノが出しっぱなしという光景は「あるある」だ。それが玉突きのように、あちこち片づいていく。キュキュキュッと詰め込むとか、収納するモノを用意するとか、突っ張り棒を使うなどの技も必要がない。わぁ~い、だ。

 

「掃除はあまり好きじゃない」自分でそう思っていた。

できたらやりたくない、でも「掃除」は「整理収納」「インテリア」にもれなくついてくる。住まいに「安全」「清潔」も求めたいので、しょうがない。

「しょうがないテンション」を上げるために、洗剤やグッズを探していたのかもしれない。時にハンターのように。

汚れはためるからひどくなって、洗剤が必要になる。

「では汚れをためないようにしよう!」と考えるようになった頃から、掃除への意識・やり方も変わっていった。「掃除するモノ」を工夫するのではなく、床置きちょい置きのモノを減らし掃除をしやすくしたり、「通りがかり」とか「ついでに」という風に「ちょこっと」という頻度で続けててみたりした。そうしたら「やらなければ気持ち悪い」くらいの「習慣」になって、今は掃除が好きとか嫌いとか考えなくなっている。

 

 

4.まとめ

 

*財布がお金以外のモノでパンパンである。

*掃除用の洗剤をたくさん持っている。

「モノが多くて片づかない」タイプだと思います。そして、モノが多いことで掃除がしづらくなっているお宅も想像できる。洗剤はいっぱいあるのにね、残念。

 

6年生の甥っ子に「自分の部屋は誰が掃除してるの?」と訊いたら「ルンバ!」と返答。昭和のおばちゃん、腰砕け。「それは床だけやろう、掃除は床壁天井3次元!いやいや、もっと奥深い!」

「掃除するモノ」も時代と共に変わりゆく。どのようなモノを選び、どう使うか。

「掃除するモノもモノやで」忘れないようにしたいと思う、

 

(ま)

 

 

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まなみ

掃除グッズ、「赤いモノ」が多いです。読んでいただき、ありがとうございました

 

 

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