日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

収納の「あいうえお」

まだ、あった。

「収納のまみむめも」の他に「あいうえお」も。

「収納」って字のとおり「おさめること」なんだけど、「どういう風に」ということが迷いどころ。

老若男女、片づけが得意なヒト、そうでないヒトにも共通することって何だろう。

分かりやすくまとまるといいな。

では、いってみよう!

 

画像:「私のミニチュアコレクション」より、本文とは無関係、電球色照明下の撮影とアクリル板の劣化でぼんやり画像

 

 

 

1.あ…「あんぜん」(安全)

 

何よりも大切なこと。老いも若きも、みんなに。

収納場所を決める際に「使用頻度」が注目されがちだけど、「重いモノは下、軽いモノは上」これも肝に銘じていただきたい。

 

年長者の事故「家庭内」で起こることが多い。季節の変わり目にモノの入れ替えをしようと、台や脚立にのぼり「天袋を整理中に落下」という事例はよく注意喚起されている。実際に私の周りでもいる。他人事ではない。

実は私も既に落下経験(どんな経験)あり。まず驚くよ~、そして痛いよぉ~。50代は既に「年長者」なのか。

 

「防災」も考えてほしい。モノが凶器になることもあるから。

収納における「防災」として考えられることは、中のモノが少しでも「踏ん張る」ようにすることだと思う。キッチンの棚や引き出しの中はすべて「滑り止めシート」を敷いている。(他の場所にも拡張中)汚れないように何かを敷いているというヒトは多いと思うが、滑りやすくしてしまっていたらご注意。

「減災」かな。防げないかもしれないけれど、時間稼ぎはできる。逃げる時間、モノが飛び出すまでの時間。少しでも踏ん張って、耐えられたらと想像して考えてほしい。

 

 

2.い…「いろ」(色)

 

「色」を意識する。

カラフルな「収納するモノ」(収納するモノもモノやで)は店頭で見るとかわいい。でもその時の気分で持ち込んでは、家の中がチグハグな印象になる。

「白」とか「クリア」とか「わが家の色」を決めると「追加買い」「他店買い」でも揃って見える。「収納するモノ」と言えど「統一」するとキレイ。

「統一しすぎ」はちょっとひくけど。(個人の感想)

 

「カラフル」の利点もある。

私のように「色で整理する方が分かりやすいタイプ」のヒト、年長者子供達

視力の落ちていく年長者には「同じ色のケースにラベル方式」ではラベルの文字が読みづらく遠目にも分かりにくい。子供達にいたっては、まだ文字が読めない小さなお子さんでも「色で判断できる」場合がある。色分けや、クリアなケース「見える」ことが望まれる。

ラベルを使うなら「大きな文字」「イラスト」を添えるなど、分かりやすくする工夫が必要。扉の中条件付き(子供部屋だけとか)ならカラフルであることもストレスにはならないと思う。

 

 

3.う…「うろうろしない」

 

「どういうこっちゃ!?」な「うろうろしない」は「定位置」のこと。

収納場所をあっちへこっちへと変えることは、「変えたヒト」には分かるけれど、「変えられたヒト」には迷わせてしまう。「変えられたヒト」の多くは「家族」なんだけれど、「ここにしたからね~」と伝えたところで「ふ~ん」だ。テキトーに聞かれていては「あれ、どこ~?」とモノのありかを訊かれる事態になりかねない。その続きは「言うたやん!!!」と小競り合い。

 

「必要なモノは必要な場所」でキッチリでなくても、「あの辺りにあるな~」と予測できたらいい。「見当がつく収納」だ。「訊かずに使って、しまって」ができたら大成功。家族の「動き」「暮らし方」を観察して考えれば、「定位置」は自然と決まり、うろうろせずに済む。

 

「うろうろさせない」でもある。

「整理収納が得意」というヒトが陥りがち。私も学習済み。みんなが覚えた頃に、自分が気の向くままに整理をして収納場所を変える。伝えるけれど、すぐには覚えない一緒に住まうヒト(家族だけど)

「コロコロ変えてくれるな!」家庭内クレームですな。今は変える時は理由を述べ、なんなら謝る。「こういうわけで、ここに変えます。私のヨミが甘くてごめんよ」と。

暮らし方の変化や、モノの整理をしていくうちに「より良い場所」が空くこともあって、私が悪いわけではないけれどね。それは小競り合いの回避。

 

 

4.え…「えこ」(エコ)

 

「エコ」を意識する。

ただ何かが入っていたダンボールを収納に使ったり、「それはどうなの?」と思ってしまう「エコのカンチガイ」に気をつけたい。

 

「何かが入っていたダンボール」は自宅に来る前は、どんな場所に置かれていたか分からない。切ったり貼ったりと見た目を変えたところで、そのままなら「資源ゴミ」として出せるのに「粗大ゴミ」に自らしてしまってはいかがなもの。「エコ」とは遠いところに行ってしまう。ゴミルールを守って処分することも「エコ」なのだから、「へんてこな工夫」はいらない。

 

また安易にプラかごを買うことにも気をつけたい。¥100ショップでも売っていて、安価だし手に入りやすい。水廻りではプラ製が扱いやすいので便利だが、「使えるかも~」と用途がハッキリしないままではなく「ここに使いたい」と手元へ。

「収納するモノ」の「エコ」を考えて、「カンチガイ」「テキトー買い」をなくす。それだけでも十分に思える。個人にできる小さな「エコ」も積み重なれば大きくなる。

 

 

5.お…「おくゆき」(奥行き)

 

収納場所において一番の考慮すべき寸法「奥行き」ではないかと考えている。

収納するモノと寸法がぴったりで整列させるだけで収納が完了する場合もあれば、奥行きが深くて奥(もしくは手前)のスペースを有効活用できない場合もある。

そんな場合は「収納するモノ」を使って引き出せるようにしたり、使用頻度や季節に応じてモノを前後で入れ替えるようにする。

「収納するモノ」を使う際にはテキトーに買い求めるのではなく「奥行き」「開口寸法」をキッチリおさえて。奥行きを無駄なく使ってもいいし、わざと少し浅めにして「ちょい置きスペース」を設けるのも来客時などの際に「モノの一時避難場所」となって便利。「奥行き」を制覇してほしい。

 

 

6..まとめ

「え」が迷った。「なんちゃってエコ」が気になっているので「エコ」にしました。
「収納するモノ」については紙モノがリサイクルできるけれど、使う場所・モノによってプラ製がいい場合もある。若かりし日の私はカラフルなかごにワクワクもして、「テキトー買い」もした。反省もこめている。

もうこれまでに踊らされて(?)買い求めた「収納するモノ」がたくさんあるので、これらを「使い切る」ようにしたい。とはいえ、傷むことも新たに必要になることがあるかもしれない。その時は意識して、持ち込みたいと思う。

 

「収納」ただ「モノをしまう」というだけのことでもないな。いつもより文字数も多く「簡潔に」とはいかなかったけど、「収納のあいうえお」おしまい!

 

(ま)

 

 

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まなみ

ダジャレ世代に突入かな?読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

kogireido.hatenablog.com