いつからか、そう思っている。
「ワンピースおばあさんになりたい」と。
「おばさん」をすっ飛ばして「おばあさん」なのか?
今も絶賛「ワンピースおばさん」なんだけど、
最終目標というかゴールというか、
ワンピース姿に年季が入っていたいわけ。
では、いってみよう!
注:「漫画」ではないので。「洋服のワンピース」について
画像:子供の頃から、このチェックにヨワイ
- 1.決意の「かもめ食堂」
- 2.加齢すると、洋服について今までとは違う「注文」が出てくるってご存じ?
- 3.洋服選びを楽にしたい
- 4.「ワンピースおばあさん」増加中
- 5.ワンピースは「健康」のバロメーター!?
- 6.まとめ
1.決意の「かもめ食堂」
上映場所も限られていて、いつもの映画館ではなかった。そこへゆみちゃんといそいそと足を運んだ。観終わった後、「シナモンロールが食べたくなった」ゆみちゃんと、「おにぎりが食べたくなった」私だけど、「お好み焼」を食べた気がする。(どない?)もはや懐かしく、遠い日。
あらすじや感想は省かせていただくが、この映画でもたいさん(もたいまさこさん)がド派手なワンピース姿で登場する。
映画館ではそのシーンにクスクス笑いも。いやいや、笑ってる場合じゃない。私は衝撃(?)と感動(?)を覚えてしまった。
あの頃のもたいさん(お友達ではない)に「おばあさん」は失礼だ。この時の私はまず「ワンピースおばさんになろう!」と決意したのでした。
2.加齢すると、洋服について今までとは違う「注文」が出てくるってご存じ?
洋服に「注文」が出てくる。若かりし頃とは違った注文。
若かりし日は「かわいい」「流行っている」と、もう売られているモノのほとんどあてはまるんじゃないかっていうくらいの「注文」
だから、あれもこれも欲しくなる。また、着こなせる。それが若さ。
年齢を重ねると「腕がきついな」と思いはじめ、「重たいな」となっていく。
「寸法」の次は「重さ」の問題。「服の重さ」を気にしたことがあっただろうか。
それが加齢。
とどめに「五十肩」(四十肩の方もいらっしゃるだろう・私は50歳できました)
もうずーっと痛かった。寝ている時も。病院に行ったところで注射か湿布薬だろうなと自力というか自然治癒に努めることにした。(よかったのかどうかわからんけど)
この時期、着替えは叫びながらであった。
「五十肩にやさしい服はないのか~」と手持ちの服の中から探し出す。と同時に、「五十肩にキビシイ服」はどんどん手放した。勝手に進む、洋服の整理。
諸先輩方の「半年~1年くらいしたら治るわぁ。あれ?手ぇ、上がるわって思うで~」の言葉どおり半年ちょっとで静かに着替えることができ、動きづらいと感じなくなった。これから先は「五十肩に耐えうる服」を希望。
3.洋服選びを楽にしたい
ワンピースはなんとなく「よそ行き」っぽい。コーディネートも楽だと気づいてしまった。少ない洋服で暮らすヒトの中に「制服化」とよく見聴きするけれど、私の場合「数」ではなく「形」を決めてしまった。
また「編み物オンリー」であった母が75歳の白内障手術を機に(劇的に見えるようになった・母の場合)、「縫う」をはじめたのだ。小物からはじまり、服に挑戦させられ(私のせいらしい)メキメキと腕を上げた。さすが、職人気質だ。好きな布を選び、どんどん作ってもらった。改良に改良を重ねた「五十肩に耐えうる服」の誕生。
こうして、順調に「ワンピースおばさん」となっていった。
4.「ワンピースおばあさん」増加中
「片づける」も伝染するけど、こちらもするみたい。
母が、母のお友達が、義妹のお母さん(母のママ友でもある)が「ワンピース派」に転向。このヒト達は既に「おばあさん」なので私の目標である「ワンピースおばあさん」にすぐなれる。(うらやましいのか?)
だが「にわか」だ。年季が感じられない。
「正真正銘の」というところでは角野栄子さん(魔女の宅急便の著者)だと思っている。たたずまいも、住まいも、モノの持ち方も「師匠」だな。
「師匠クラス」を目指したいわ。
5.ワンピースは「健康」のバロメーター!?
ワンピースでは行けない場所がある。それは病院。
歯科はいいけどね。内科、整形外科と私が行きそうな科はパンツスタイルの方がいい。
サイドにファスナーがついている「病院で診てもらいやすい年長者向けのパンツ」があると知り、まだ違う注文が出てくる日が来るのだなぁと行く道の長さを感じる。
ワンピースを着て、出かけられるということは「元気」だと言えるのでは?
周囲の「にわか・ワンピースおばあさん達」も通院は欠かせないけど、健やかと言える方ではないかな。私もそうありたい。
6.まとめ
「おばあさん」と何度書いただろうか。お気を悪くさせてしまった方がいらしたら、ごめんなさい。(謝っておこう)
そして「50代の着ること」はゆみちゃんの素敵な話ばかりなのに、このような話をごめんなさい。(ゆみちゃんにも謝っておこう)
でも、私、大真面目なんです。
「ワンピースおばあさんになりたいぞーーーーー!」
(ま)
「ワンピースおばさん」になって、洋服の数は減りました。読んでいただき、ありがとうございました。