いつもいつも、どこもかしこも、家の中が片づいている。
私には「奇跡」に近いんじゃないかと思える。
「起きた時にクチャクチャなのは嫌だ」
「帰宅した時にクチャクチャなのは嫌だ」
「何かをはじめる前にそこがクチャクチャなのは嫌だ」
どれだけクチャクチャなの?
日中は片目をつむり、「リセットタイム」で整える。
そんなこんな話です。
では、いってみよう!
*画像:「乾かす浴室」いいのだろうか、こんな画像
- 1.「自分」を知る
- 2.「一緒に住まうヒト」を知る
- 3.「自分」がする
- 4.「リセットタイム」にすること【私(50代)の場合】
- 5..習慣化する「リセットタイム」
- 6.「一緒に住まうヒト」の参加
- 7.まとめ
1.「自分」を知る
序文にもあるのですが、
「起きた時にクチャクチャなのは嫌だ」
「帰宅した時にクチャクチャなのは嫌だ」
「何かをはじめる前にそこがクチャクチャなのは嫌だ」
なのです。性質?性分かなぁ。何がどうと説明できないけれど、「なんだかなぁ」と思ってしまう。ならば、それを解消するようにしてみてはどうだろう。
「寝る前に」「出かける前に」「何かをし終えた後に」
「リセットタイム」の誕生。
2.「一緒に住まうヒト」を知る
「起きた時クチャクチャやったら、それから片づけたらええやん」
「帰宅してクチャクチャやったら、それから片づけたらええやん」
「クチャクチャじゃない程度に片づけたらええやん」
これが私の「一緒に住まうヒト」です。(80代の母だけど)
母娘といえど通じるとお思いか?無理です、無理。(そう思っていたけれど、そうでもない。その話は後に…)
3.「自分」がする
私が嫌なのだから私がする。母はどうも思わないのだから、やいのやいの強制はできない。私が「なんだかなぁ」と思わないように、私自身が片づければいいと「リセットタイム」のスタート時は考えました。
それまで何かをする際に、「なんでここまで散らかるか」という母の様子に驚き、言葉にしてしまったことがある。
「ハハハぁ~、お父さんもよく言うてたわぁ~」気にもならない様子の母
父のDNAの方が私には多いんじゃないか、そして母のは上弟か。もうDNAのことまで考えてしまったくらい。
「一緒に住まうヒト」に期待するのはやめよう。
4.「リセットタイム」にすること【私(50代)の場合】
●「寝る前」●
*洗面台をさっと拭く 使用するモノ:アクリルたわし&水、時々ウタマロ
*水切りかごの食器類を片づける
*キッチンを「無」にする(しまうべきモノは全てしまう)
*ソファー周りを整え、テーブルの上を「無」にする
●「出かける前」●
*小さい掃除機で家一周 使用するモノ:マキタ
*洗面台をさっと拭く 使用するモノ:アクリルたわし&水、時々ウタマロ
*ソファー周りを整え、テーブルの上を「無」にする
●「何かをする」つまりは「作業をする場所」で主に「キッチン」にて●
キッチンのリセットは使ったらその都度だが、夕食後にはしっかりする
*食器類を洗い終えたら、シンクを拭き、排水溝のごみかご・排水溝を掃除 使用するモノ:アクリルたわし&水、時々フロッシュ(食器用洗剤)
*排水溝のゴミかごをはずし、乾かす。排水溝も乾かす。
5..習慣化する「リセットタイム」
何日くらいかなぁ?計測したわけでもないから分からないけれど、ある程度の期間「繰り返す」ことにより「やらなくちゃ気持ち悪い」レベルになる。それは「習慣になる」ということ。気負いがなくなって、鼻歌まじりになればこっちのものです!
6.「一緒に住まうヒト」の参加
毎日「鼻歌まじり」とはいかない。具合の悪い時もあれば、何か他のことをしていることだってある。そんな時、私がやる前に「リセット完了」となっている。
あの、そう、あの母です。「親の背中」と言うけれど「娘の背中」も威力がある。
お風呂に入る順番が母の方が後なので(ヒートショック対策?年長者は温まった浴室がいい。私は大丈夫か?一番風呂の良し悪し…脱線)、鏡やカランを拭き(光るモノは光らせろ!)、排水溝のふた(床の一部になるモノ)をはずし、排水溝も乾かすようにして出てくる。母がする前は、私の「朝・出かける前」にしていたこと。
そしてお風呂上がりの通りすがりに、水切りかごの乾いた食器を片づけていることもあるから驚きだ。
「出かけるのに、忙しそうねぇ」「もう寝るのに忙しそうねぇ」
リセットをする私によく言っていた。それが母もするようになった。
長い間子育てや家事をたくさんしてきたのだから、もうしなくてもいいのに。女二人分の家事なんて、ずぼらで負担も少ない。「私がするのに」思っているところがあり「期待しない」とか「無理」とか言いつつ「ありがとうねぇ~」と言ってしまっている。
「いえいえ、リハビリ、リハビリ~」とうれしそうである。
家族形態にもよるでしょうが、老若男女「一緒に住まうヒト」が参加してくれるようになると思う。お子さんが、ご主人が。もう一家の主婦だけが家事を担う時代ではないからね。みんな、みんな「生活者」だから。
「リセットタイム」は「誰か」がはじめても、「みんな」のになったらいい。
7.まとめ
「リセットタイム」そのタイミングや内容はまちまちだと思うので、暮らしやご家族に合わせてくださいね。お子さんがいるご家庭では食事の前に一度遊んだモノは片づけるとか、みんな寝る前にリビングに持ち込んだ私物は自分の部屋に戻すとか。
「私の場合」を書いてきましたが、書ききれない・書くほどでもない細かいリセットが他にもあります。私の「性分」からはじまった「リセットタイム」ですが、「わが家の習慣」になってよかったと思っています。
(ま)
リセットタイムはちょっとの時間で無理なくね!読んでいただき、ありがとうございました。