日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

本日の「整え」*カトラリー

群ようこさんのエッセイを読んでいて、「捨てたいモード」になる。

収納空間(押入れやクローゼット等)をひっくり返してというのは時間も手間も体力も必要。

ちょっとした空間を「整頓」しながら「整理」(今回は「捨てる」)をするぞ!

そう考えたときは「食器棚」がねらい目。

5人家族のままのカトラリー、やっつけた!

 

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「捨てたいモード」時に標的になりやすい食器棚

 

 

真ん中あたりの引出し3つ。細々したモノばかり。

カトラリーの引出しは整理してはいるものの、そんなに使っていない。

「そんなに使っていない」

「整理しろ!ワード」だろう。

 

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出るわ、出るわ

 

「曲がったフォーク、まだいる?」母に訊く。

「曲がったやつなんか、いらんやろう~」吉本風なおばあさん、母だけど。

「缶詰を開けたり、なんか工具の代わりにちょうどいいとかって、”置いといて”って前に言うたで」強気な娘、私だけど。

「そぉ~?いらん!捨てて!」

 

クリスマスのスプーンなんて、結局使わずに変色してるし。2人やのに10個あるモノが多いし。どないや、まだまだ「整理の途中」やんかぁーーーー!

心の声がカトラリー類の整理だけで、いっぱいする。

 

コースターとかペットボトルに付けるストロー(これはチビーズ(姪や甥達)が小さい頃に便利だった)とかもサヨウナラ。姪なんか私の身長を追い越して、足長女子高生になってしまった。ほんま今の子って手足が長くて、太短い昭和女子(女子ももうどうなん?やけど)にはまぶしいわ。赤ちゃんの時にはむっちむちで、亡父は「朝潮ちゃん」って呼んでたのに。あぁ、脱線。こういうチビーズの名残り品、そろそろ整理時です。

 

カトラリー、年季の入ったモノ多し。

「それは結婚する時に~」って母が言う。何年経ってる?

夫(って私には父だけど)は死んじゃったし、子供はみんなアラフィフやし。

買い足すことはあっても減らすことはなかったことが「昭和、平成、令和」とわが家の食器棚に居残り続けた理由か。

 

「道具」って整理しやすい。思い入れが少ないモノだから。

「年季が入ったモノ」は少々の思い入れが生まれそうだけど、「もう、ほって~(=捨てて)」とあっさり言えるのだからそうでもないのかな。

いや、「少々の思い入れのある道具だけ」っていうのが理想。それは年月が経ってみないと分からないんだろうなぁ。

とりあえず、カトラリーはさくさくと減りましたとさ。

 

ここからは私の「食器棚への野望」を。

引出しのところで二つに分かれるんだけど、上部のガラスの棚をやめたい。(=捨てたい)

この食器棚、ナラかなぁ、ものすごい重量で過去の地震でもビクともせず。

でも万が一これが倒れたら怖いだろうと想うわけです。

一応「家庭内プレゼン」をしてみたりするのですけど、「GO!」にはならない。

私自身も上部の棚に入っている食器を一度に整理できる気がしなくて、「これをやめたらどうなるかなぁ」とただ想像しているだけ。

少しずつ、少しずつ減らしていこうと思う。

道のりは長そうだけど。

 

 

(ま)