家の中を眺めていて、ふと気づく。
「鳥、多いっ!」
壁紙に、布団カバー、カーテン、玄関マットなど。
インテリアのモチーフとして「鳥」が好きなのだと客観的にも自覚。
連休初日、つらつらとさくっと「インテリア」について。
では、いってみよう!
画像:玄関入ったところの壁
「いちご柄が好き」という友人がいる。
身の周りの小物はもちろん、キッチン雑貨などいろんなモノが「いちご」
確かにかわいいし、食べても美味しい。
「赤くて、丸くて、小さいモノ」
こう書いているだけで、50代の私でも「かわいい」と思う。
同じように「さくらんぼ」もかわいらしく、私は「さくらんぼ柄」の方が好み。
この壁紙は玄関と廊下に。
インテリアコーディネーターになるための勉強をしている頃、メーカーのショールームを観に行き(インテリアについてインプットをしまくっていた時期)見つけたモノ。
とても印象深くて、帰り際にスクール仲間に待っててもらってもう一度観に行ったほど。
念願かなって、インテリアコーディネーターとして動き始めたが使う機会には恵まれず。
そんな時、父が亡くなり母と2人になった。
間違いなく老いていく母(私もだけど)との暮らしを想う時、安心・安全はもちろん家の中が「楽しい」と感じられたらいいなぁと考えた。
母は「好きなようにしてみたら」と駆け出しのインテリアコーディネーターの私に言った。柄物の壁紙、1つの空間での貼り分けと「実験的なこと」も試みた。
あの時の「鳥の壁紙」はまだあった。
やはりメーカーの展示会で見かけた鳥の巣のような壁付け照明(ブラケット)と合わせることを思いつく。
「初心忘るべからず」
今でも玄関でこの壁紙を観ると思う。
「自宅」が「私の作品」になって、その後の仕事でもこの壁紙を使った。
そのうちの一人は、15歳からの旧友で「任せる!玄関はあの鳥にして!」と唯一の注文だたった。
みょうな予感がしてメーカーに確認すると廃番が決まっていた。着工を前に確保してもらった思い出付き。
この壁紙に「鳥」がいることを発見したのは、幼き日の姪だった。
近居なため、わが家の工事の様子を小さな目も観ていた。
「ぴーぴー、ぴーぴー!」壁紙を指さし、言った。
自分で選んでおきながら、「鳥」の存在は知らなかった。
「貼った時が一番キレイ」ではなく、「経年劣化もいい感じ」になるのではないかと想った。大柄で派手だけど、シックな色合いは17年くらい経った今も満足。
ウィリアム・モリスの「いちご泥棒」が好き。
セリアは罪作り。集めてしまう。
私は日頃、何を書いている?「加齢と共にモノを減らす」だなんだと。
着実に増えていて、何なら作っている会社のホームページで新商品をチェックしている。周りのヒトにも勧めている。あかんやーん!
玄関マットもモリス柄。
インテリアって「好き」の集まりかもしれない。
画像:増えゆくモリス、一応「この箱に入るだけ」とは考えている
(ま)
「本物の鳥」は苦手。鳩とかカラスとか…。あくまで「鳥の絵」ということかな。