日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

「捨てない・自分でする」という選択*心意気

家で過ごす時間が多いと、家の中が気になってきます。

思い入れがあって処分を先送りしていたモノの整理に着手したり、家の中のメンテ的なことが気になったり。

発想の転換」「やればできる」「昭和を思い出す」「みんなが先生」と感じたここ1年のことを。

 

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まなみ

この1年「捨てない」「自分でする」ということを見直しています!

 1.捨てられないワンピース*「発想の転換

夏物のワンピース。購入時期不明だけど、余裕で10年以上経過。二の腕が丸出しになるの、50代には「イタイ服」でしょ。でもレースの部分が好きで、処分できず。家に居る時間の長さがこのワンピースを思い出させ、いよいよ処分(捨てる)を考えました。そして決意表明、「捨てる宣言」をしました。

「これ、捨てます!」の宣言は求められてはいませんが、自分以外の誰かに言うことで「納得」したいのかもしれません。

 

「そうなの~?レースが好きなんじゃないの?」

決意を揺るがす自分以外の誰か。(母だけど)

「どれどれ…」ワンピースを拾い上げ、じっと眺める。

「リメイクする~?」

 

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ワンピースをチュニックにリメイク

 

こうなりました!

うれしい!よみがえり?再生?サンキュ~!

 

2.壁紙を貼り替える*「やればできる」その1

昨年6月、1999年製のエアコンがついに悲鳴をあげました。作動しはじめには「カタカタカタ~」という音がして、「あんた(擬人化)、ヘリコプターか!」「頑張れ!」と励ましながらでしたがついに。エアコンの買い替え話、なんじゃかんじゃありすぎて省略しますが、とにかく激励むなしくコロナ禍にエアコンを買い替えることになりました。

 

新しいエアコンを違う場所に設置することにしたため、カタカタ君(誰よ、エアコンのこと)の跡が一部壁紙がない状態でした。(このエアコンが既にある状態で壁紙の貼り替えを行ったため)

破れたような壁の一部にシール状のモノを貼ろうかと検索しまくるのですが、思うようなモノを見つけられない。カタカタ君の無残な痕跡を撮り、専属大工さん(末弟だけど)に送付。

「やはりか!貼る?」の返事。続けざまに「壁紙、買いに行く?」

「お主、やる気満々だな~」と返したいところ「壁紙、買っておく!あとはよろしく!」鵜匠のような姉(私だけど)

 

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赤ずきんちゃん柄

こうなりました!

柄物の壁紙が多いわが家の中でリビングは滞在時間が長いし、他の部屋への開口も多い、置いてある家具も大きいことから「白無地」としていたのだけれど、やってしまいました。

「こもり生活の気分転換になった~」かわいいモノ好きの80代が大喜びなので「良し」です。娘(私)のセレクト、息子(末弟)の施工、「やればできる!」です。

 

3.内窓を作る*「やればできる」その2

マンションの玄関ドアが交換されました。密閉性が上がったせいか、今年は結露に悩まされています。ドアポケットの中まで拭かなければならないほど。新聞を取っていたら、びしょびしょですから。(もう取ってない、捨てるがしんどい&めんどいから、読みたいヒトが亡くなったから)

 

玄関への廊下に風よけの「のれん」を下げてみたり、ドアすぐにも突っ張り棒&本来はベッドカバーを付けてみたり。

「なんか楽屋みたいだね~」おもしろがるヒトありの中、「不細工でもいい、なんとかしたい!」と思案しました。

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結露対策いろいろしてみました

 

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簡易内窓、結露はマシになりました!

こうなりました!

「簡易内窓」です。わが家の腰窓3か所のうち2か所は内窓を10年以上前に設置済。自室の1か所だけ、家具の配置の都合で設置できませんでした。玄関近くのこの部屋が結露の大敵ではないかと考えたのです。構想を「日曜大工が趣味」な末弟に「今はDIYって言うけどな、あんた土曜日もやってるけどな」と心の声でつぶやきながら伝えたところ、ホームセンターへ猛ダッシュ。仕事が早い。

「ええやん、ええやん!そんなに不細工じゃない~!サンキュー!」「3人姉弟、姉は鵜匠説」ってあるかも!?(ゆみちゃんもです・笑)

 

4.ないなら作ればいいんじゃない*「昭和を思い出す」

どこのお宅でも 「マスク」に右往左往したことと思います。日本中のおかあさんが「作ればいいんじゃない?」とばかりにミシンが売れ、布が売れ。この流れに「経済」を見ました。おかあさん歴半世紀以上(母だけど)、同じくでありました。ダブルガーゼの布でパジャマを作っているので端切れがたくさん。「出番よ~」とばかりに製作スタート。ゴムがない。買いにも行けない、行っても売り切れている。

「ビーズ遊びのゴムが残ってない?」母は孫娘のおもちゃを思い出し、提案してくる。「承諾を得ましょう!」と姪に相談、快諾。

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家にあったモノで製作*マスクいろいろ

 

こうなりました!

今は何でも売っていて、それも¥100ショップにあったりするから「買えばいい」って風潮になっている。「家にあるモノで何かを作る」もう「昭和」的な感じがします。いいわ、昭和、見直しました。

 

5.*教えてくれた方々*「みんなが先生」

最近「分からないことはYouTube

壁紙の貼り替え、内窓の製作、マスク作り、みんなお世話になりました。すごい世の中です。昨年から美容院に行っていなくて(80代と暮らしているため大抵のことを「不要不急」と思ってしまいがち)、「セルフカット」もやってしまいました。

 

6.【まとめ】「捨てない・自分でする」という選択

タイトルに偽りがあるような気がする。「自分で」というところが、家族なことが多い。私は思いつき、イメージを伝えているだけのような。「自分達で」ということにしましょう。

いろんなことがままならないけれど、捨てずにいたモノを再生させたり、残りモノを役立つモノとして新たに作り出したり。いつもは自分ではしないことをしてみたことも、みんなここ1年の暮らしの中の出来事。「捨てない」「自分でする」、選択肢に追加です。

 

(ま)