日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

50代のインテリア「集める壁」

「加齢と共にモノを減らす」

私の目標でありますが、まだまだ「インテリアを楽しみたい」という気持ちも。

飾りたいモノの中に、仕方なく置くモノも混ぜた壁面。

部屋の一面の一部だけ、そういうモノを集めています。

f:id:kogireido:20210303140100j:plain

わが家
f:id:kogireido:20210107135445p:plain
まなみ

モノ減らしはしたい、インテリアも楽しみたい!そんな話です。

 

1.「集める壁」ざくっと説明

チビーズ(甥姪)が描いた私の絵、ディズニーこけし(?)、デザイナーズチェアをモチーフにしたイラストのポストカード、親戚が作った着物地を使ったアートフラワー、本当はシュガーポット、FAX電話親機、パソコン、プリンター、モデム、ルーター、親しい人からのお土産、そしてゆみちゃんが作ってくれたカルトナージュなどなど。見えているモノだけで結構な文字数を費やしてしまいました。

 

2.説明したいくらいのモノと目立たないでほしいモノの混在

f:id:kogireido:20210303150228j:plain

チェスト上


大小の紺地のカルトナージュはゆみちゃんの手作り。大きい方にアクセサリー、小さい方に名刺を入れています。「大切に扱いたいモノ入れ」ということでしょうか。

 

チビーズの顔だかなんだか分からない絵、文字も書けるようになって「絵」らしくなったもの、額に入れて。いつか・どこかのミュージアムショップで買ったかわいいポストカードも同じく。

 

本当は「シュガーポット」なんだけど、その用途では使っていない。贈ってくれたヒトらしいモノで、素敵なのでアクセサリー入れに。

アートフラワー、「おかんアート」をバカにしてはいけない。なかなかの仕上がりです。着物地なところが「昭和のおかんの心意気」を感じるのは私だけでしょうか。(…ちょっと脱線)

 

一つ一つ、ものすごく説明できます。これでもはしょりました。それにひきかえ、パソコン等の機器関係、目立ってほしくないのです。モデムとルーターの違いを今回書くにあたって知ったくらいで、50代の私には「なんや、よ~わからん機械、でもいるやつ」くらい。FAX電話は画面で確認できる、小さめ、ちょっとしゃれてるやつを選んだつもりですが、やはり「機械」感があります。(”やつ”ばかりで、失礼します)それらにもれなく付いてくる配線、配線、配線…。

かごや専用ケースを使い、「説明したい・見たいモノ」に紛れさせてやりました!

 

3.集める理由

「壁に何か飾りたい」タイプなんだと思います。第一の理由。

こんなに大柄な壁紙だし、掃除のことを考えたら何もなくてもいいとも思います。でも「説明したいくらいのモノ」、しまい込むことがしのびないのです。

 

2番目の理由。視界にたくさんのモノ、その色が飛び込んでくるのは疲れる反面、ワクワクすることがあります。雑貨屋さん等で所狭しと飾られたモノや、にぎやかな内装の飲食店で「楽しい」と感じる。

疲れるには「時間」が関係しているように思います。ワクワク・楽しいも長くは続かない。自宅ではと考えると、家全体ではなく「ある部屋の一部」くらいが私にはちょうどいいようです。

 

3番目は「目立ってほしくないモノの存在をうすらげる」でしょうか。それが私にとっては「機械、なんか置いておかなあかん要るやつ」なのです。「なんで、みんな黒いねん」「線、邪魔やねん」「まとめすぎて燃えたら困るねん」いろんな心の声の葛藤の末に「集める」となったわけです。(おばちゃんの大阪弁いっぱいでした)

 

4.「集める壁」エピソード

この壁の前では話がはずみます。書いた、作った本人が居ることもあるし、興味を持った方には私の説明をお届けしますから。

そんな時「機械軍団」は視界に入っていないようで、存在がないかのようです。してやったりです!

 

5.「集める壁」のを作るにあたってのご注意

「あっちもこっちも」はお勧めしません。し過ぎては「ごっちゃり」です。そして「どうでもいいモノ」もやめておきましょう。やがて「放置」になりますから。意思のある「集める」にしてください。

 

50代、安価な雑貨を、安易に増やすのはいただけません。プライスレスな、それを選んだ説明ができるモノを集めたら、その方らしい、思いのある「集める壁」が完成することでしょう。

 

6.【まとめ】50代のインテリア「集める壁」

50代のインテリアはどんなでしょうか?興味深いです。

「年齢は背番号」くらいに考えるようにしています。「年相応」という観念に昔から乏しいのですが、モノに対するシコウ(思考・志向・嗜好)がほぼ定まってきた年代に入ったのではないかとは感じています。

 

「インテリア」という言葉はカタカナで、どこか「おすまし感」を私は覚えます。そこに住まう人自身が、ご家族が、訪れる方々が心地よいと感じ、住まう人らしさが感じられる「部屋のありよう」と考えてみたら暮らしの一部なのではないかと。すっきりした空間に、季節のモノがあるだけでも「インテリア」

それならいつも、誰でも楽しめると思うのです。

 

(ま)