あさイチの「台所物語」が興味深かった。
なんなら、すぐから、泣きそうだった。
その家の台所にまつわるエトセトラ。
「エトセトラ」なんて、軽々しい。
住まいにおいて「玄関は顔」と、語られることが多い。
台所は?
玄関と台所のこと。
では、いってみよう!
画像:わが家、訪れたヒト目線
1.玄関のこと
「玄関はその家の顔」見聞きすることが多い。(いかが?)
「さぁ、どうぞ!」家の中へ迎えるのは、「親しいヒト」「近しいヒト」が多い。
「用事があるヒト」っていうのもあって、事前に片づけや掃除にてんやわんやと緊張感がある場合も。
どんなヒトも「玄関」からはじまる。
訪れるヒトの多くは玄関で対応が終わる。
みんながみんな「さぁ、どうぞ!」と室内へというわけじゃない。
ある1日を思い出してみても、回覧板を持ってきてくれたご近所さん、配達のヒト、お米屋さん、「玄関でおしまい」というヒトが多い。
こんなご時世もまた、室内へ迎える機会をグンと減らした。
「玄関は顔」だな。
室内を観ずとも、玄関で想像させてしまう。
マンション住まいなのだが、玄関ロビー近くのお宅がすごい!
なにが「すごい」かと言うと、ベビーカー、子供用自転車、サッカーボールなどなど共用廊下にはみ出している。
他人様のことながら、年がら年中モヤモヤする。
「家の中はクッチャクチャやな!」毒々しい心の声
もしかしたらこの家の中は、めっちゃキレイかもしれない。
ごくごく一定数、そんなタイプの方がいらっしゃる。
玄関のドアの外は「伺い知らん」的な。(毒々しい心の声、続くなぁ)
あとは家の外でも、「自分の家の前は自分の意のままに」って考えるタイプ。
友人の住むマンションのエレベーター近くにも似たようなお宅があって、「目につく場所だからモヤモヤするのだ」という結論に2人でいたった。
しばしのモヤモヤトークを、ご近所さんとその友人にされているとは想像もしておられないだろう。(どこまで続く、毒々しい心の声)
逆に言うと(これが口癖の課長がいたなぁ~、「いつもいつも逆にせんでええ!」って心の声でいつもツッコんでいた)、「玄関が整っていれば、その奥(=室内)も」と想像する。
玄関を「片づいているな」「キレイだな」と思える状態にしておけば「勝ち」なんじゃないのかな。(何が勝ちなのか、勝負ではないからね)
まず顔!玄関だ!
2.台所のこと
わが家の台所、2023年現在「縮小化傾向」にある。
「縮小」は「モノ」だけではなく、「頻度」「作る量・種類」「ストック」も。
5人が2人だから、自然な流れだと思っている。
母は「5人分」を作る癖が長らくついていて、同じモノを何度も食すことが多かった。
やっと「2人分」に慣れると、大きなお鍋を手放し、手のかかる料理もしなくなった。加齢することで食べる量も減れば、「やわらかいモノがいい」「むせるモノ(香辛料や、粉っぽいモノ)はイヤ」といろんな注文が増えた。
昨今の食品保存の技術の進歩は、美味しい冷凍・レトルト食品を「これでもか!」ってほど登場させた。えぇ、頼ります、こういったモノに。デパ地下にも。
「頑張る時は頑張り、あとは適当に」そんな現在の「台所利用状況」
モノがあふれ、料理をたくさん作り、台所に長く居た、そんな時期もあった。
台所自体、リフォームをしたので以前のたたずまいをもはや思い出せない。
今の台所は、体力・気力に合っていると感じる。なるべくモノを出さないでおくことで、80代の母でも整えやすい。
今の家の前の住まいの台所、リフォーム前の台所、今の台所。
台所って、そのお宅の「歴史」かもしれない。
3.まとめ
(この章、テレビの感想を含みます)
番組を観ていて反省したことがある。
無造作に吊り下げられた調理道具に、「あれは片づけ番組だと収納されるな」と思った。だが、よく聴けば子供達も料理作りに参加していて、「危ないと思われるモノを高い場所に」ということだった。
子供用の包丁で、「猫の手」でキュウリを切っている光景になぜか泣きそう。
親子4人でおしくらまんじゅうのように、でも楽し気に料理を作って食べる。
すごく大切なことを「家庭で学び中」と観えた。
「片づけ」に正解があるとしたら「安全」じゃないか。そう考えているはずなのに、わかっちゃいなかった。そこに住まうヒトが安全で、暮らしを愛でながら、手をかける。
それでいいのだ!
番組ではいろんなヒトの「台所物語」があった。
その中のどの台所も、番組を観て感想を送っている方の台所の話も、最後までよかった。先のご近所のお宅にモヤモヤする私は心が狭いのかと反省もした。
いや、「玄関は顔」だからちょいと気にしてほしいと思う。でも素敵な「台所物語」を紡いでいるかもれないねぇ。
住まいの中の、一つ一つの空間が何かを物語っているということ。
「モノ」語りでもあるなぁ。
ええ番組やったわぁ~♪
(ま)
まだまだ書き足りない感じ。またいつかぁ~♪読んでいただき、ありがとうございました。