語呂合わせか、ダジャレか。
「簡潔に分かりやすく”整理”をまとめられないかな」
そんなことを思いました。
「住まいを片づける」
整理、収納、インテリア、掃除、整頓…
いろいろあって、簡単になんか語れない。
書けるのか!?
では、いってみよう!
画像:私の「ミニチュアコレクション」より(好きなモノ分類)
- 1.「あいうえお」ではなく「あかさたな」の理由
- 2.あ…「あつめる」(集める)
- 3.か…「かぞえる」(数える)
- 4.さ…「さだめる」(定める)
- 5.た…「たばねる」(束ねる)
- 6.な…「なづける」(名付ける)
- 7.まとめ
1.「あいうえお」ではなく「あかさたな」の理由
思いつかなかったから。
「あは集める」これ、決定。「い…」思い浮かばず、「か…数える!」と続けられた。
「無理やりの、こじつけみたいにならないといいなぁ」と思いつつ。
2.あ…「あつめる」(集める)
どこかを片づけようとする場合、やみくもに「出す」だけでは途方にくれたり、中途半端になったり、しまいには家族でケンカになったりする。
それでは何のために片づけるのか分からない。
片づかない理由は様々あるけれど、「モノの場所が定まっていない」が全国共通(?)の一番単純かつ大きな問題だと思う。
では「モノの場所を定めるには?」ということなのだけど、まずは集める。
「家中ごちゃごちゃ」というお宅では、あちこちにモノが分散している。
1部屋ずつ、1ヶ所ずつと進めたいところだが、こういうお宅では効率的ではない。
だから一度、腹を括って(?)集めて!
例えば「衣類」について。
寝室のクローゼットに、和室の押入れのケースに、「開かずの間」にあるハンガーラックにと、バラバラにあるというヒトが少なくない。
何がどれだけあるのか、よほどの記憶力でない限り把握しきれない。
だから、あつめる。(集めて、集めて、集めまくって!)
3.か…「かぞえる」(数える)
「整理収納は数」だと考えている。
片づけることに「お悩みのヒト」と「そうでないヒト」、そんなに持っているモノに違いはない。圧倒的に違うのは「数」だから。
「1、2、3、4…」本当に数えてみてもいい。
積み上げられたモノの山には数えなくても実感する。「持ち過ぎ」と。
家族で数え合ってもいい。大笑いになるか、ケンカになるか責任を持てないけど。
この「数える」が「靴」だったとする。
玄関もしくはその近くで「靴をしまう」とする収納空間にしまえるだけ、はみ出さないということがベター。
家族に「靴好き父さん」「オシャレ姉さん」がいるかもしれない。
「絶賛成長中の子供ちゃん」は来年どころかすぐに履きつぶしたり、小さくなったりする。
「たくさん持ちたいヒト」「少数精鋭のヒト」がいるなら、「1人何足」と無理に決める必要はない。
「収納限度数」に合わせて、そこは微調整、家族間の話し合い。
かぞえる、何を、どれだけ持っているかの現状把握。
4.さ…「さだめる」(定める)
「集めて、数えたモノ」は「今、あるモノ」です。
これらをすべて収納しても、家の中はスッキリしない。
家の中だけじゃなく、そこに住まうヒトも。
しっかり「今から持ちたいモノ」を定めるべし!
もう存在すら忘れていたモノとか、
どうでもいいモノとか、
傷んだモノ・壊れたモノとか、
あり過ぎるモノとかが出てくる。(「とか」得意!)
あと似合わなくなったモノっていうのも出てくるお年頃の方、要注意。
衣類や靴、アクセサリーなどの装飾品については、「着てみろ」「履いてみろ」「付けてみろ」だ。
モノだけ見ているより、鏡に映った自分も込み込みで判断する。
「痩せたら着る」はまず手放そう。
「あったら便利」「いつか使う」「腐るモノじゃない」と増やした「道具」について。
こちらはたくさんある中で「いつも手にしてしまうモノ」が「必要な道具」だ。
「おたまは3個も4個もいらん」
「ザルやボウルも同じ大きさでいくつもいらん」
もっと言えてしまうのですが、この辺で。
私の周りの「料理上手」は道具は少なめ。「少数精鋭」「兼ねる」なんだろうな。
道具は少ない方が、質も求めるだろうし、手入れもする。何より、動きやすい。
さだめる、持ち過ぎたモノは手放した方が「豊か」になることもある。
5.た…「たばねる」(束ねる)
「ひもでくくる」ということではございません。
「まとめる」の解釈でお願いします。
「グルーピング」とか呼ぶわね。「分類」のこと。
「分類」といっても「ヒト」「場所」「行動」「種類」などさまざま。
「整理は分けて、分けて、分けまくれ!」なんだけど、細かくし過ぎて無理が生じる場合もある。
まずは「ざっくり」
●「個人のモノ」か「共用のモノ」か。(ヒト)
個室があるなら、個人のモノは個室で管理。
●「どこで使いたいモノか」(場所)
「キッチンのモノはキッチン」「入浴・洗面関係のモノは洗面所」と単純に考えていいと思う。トンチンカンなモノがなければ、まずは「良し」
●「どんな時使いたいモノか」(行動)
「DIY」「掃除」「キャンプ」「工作」など、「何かをする」という時に必要なモノがまとまっていると楽。
●「どんな種類のモノか」(種類)
個室、共用空間のどちらでも必要な分類。
共用空間では特に分かりやすくする必要がある。
これ以外にも「季節」「行事」などの分類がある。
ほんと、整理は「分ける」の繰り返し。
たばねる(=まとめる)、これで「動きやすさ」つまりは「片づけやすさ」が決まる。迷ったら、「自分や家族が楽にできるのは?」心の声で訊いてみる。
6.な…「なづける」(名付ける)
「意味」を持たせるための「名付ける」
キッチンでお弁当に必要なモノをひとまとめにして「お弁当セット」とか、
リビングで小引き出しを「文房具引き出し」「薬引き出し」とか、
共用の収納空間で「工具」(種類)、「梱包」(行動)、掃除(行動)とか。
「あつめる」「かぞえる」「さだめる」「たばねる」と頑張ってきた「仕上げ」は、そこに住まうヒトや近しいヒトが把握、維持管理をできるようにすること。
ラベルも有効だが、これは「収納する時の工夫」だと思う。
なづける、「整理」の段階で名前が付けられたら、大成功!
7.まとめ
「整理収納」とまとめがちですが、「整理」と「収納」は別のもの。
「収納」の前に「整理」がある。
片づけようとして「収納するモノ」を買ってくるのは違う。
それだと「収納整理」だから。
整理の「あかさたな」
「片づけることがどないもこないも苦手やねん」
そんなヒトに届いたらうれしく思います。
(ま)
長くなりました。読んでいただき、ありがとうございました。