日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

50代のおうち箋「てまひま」

f:id:kogireido:20220417151108j:plain手間暇、てまひま、「ひらがな」の方が感じがいいな。

「労力と時間」とな。

「てまひまかける」って「ていねい」な感じがする。

「ていねいな暮らし」とするところはこの点がポイントかと。

私の場合、何もかも「ていねい」とはいかない。

でも「てまひまかける」ということ、悪くないなと思う。

そんなこんな話。

では、いってみよう!

 

画像:「私のミニチュアコレクション」より、本文とはあまり関係ない、てまひまかかったモノ

 

 

1.てま(手間)=労力

 

「労力」と言ってしまうと、「自分でするのはしんどいな」で他人様にしてもらうのも「悪いかな」と思ってしまう。

「てま(手間)のかかったモノ」というと何とも魅力的に感じる。プロのこだわりだったり、職人さんの技であったりが込められたモノ。そういうモノに出会いたいし、日常でも使えたらいいなと思っている。

 

 

2.ひま(暇)=時間

 

「時間」とするなら、「ゆったりした流れ」が「ひま(暇)」ということか。イメージ的にはあまり良くないのかもしれない「ひま(暇)」

 

反対に「忙しい」といいのか?個人の意見だけど(ブログってそういうモノかな)、やたら「忙しい」っていうヒトをあまり信用していない。自分で他人様に言う言葉ではないと考えている。独り言的に「あぁ、忙しい」と自分に言うのは、「けど、頑張れ!」ってこれまた自分を励ましているかのようにも感じる。他人様には言わずして「忙しそうね」と思われるヒトの方が感じがいい。(何の「感じがいい」なのか)身内や信頼しているヒトに吐露するような場合は「良し」かなぁ。(受け止めたいね)

片づけを先送りするイイワケとして「忙しい」とあまりに見聞きするので、「忙しい」が口癖のようなヒトをあまり信用できず、「ふぅ~ん」としか思えないこともある。

 

「ひま(暇)がゆったりした流れ」だとしたら悪くない。むしろ、「ひま(暇)、バンザイ~!」だと思う。50代になったからかな。

 

3.てまひま(手間暇)

 

「てま(手間)」と「ひま(暇)」の合体。「時間」と「労力」の結合。

住まいのことばかり書いているので「住まい」について考えてみる。

 

意識していないと思う。「住まいへのてまひま」

日々の片づけ掃除、傷んだ部分を直すリフォーム、「再生」であるリノベーション(リフォームとリノベーションは違うと考えています)、経年劣化などによるメンテナンス。たっぷり、「てまひま(手間暇)」がかかる。

 

「持ち家か賃貸か」の論争は尽きないし、どうでもいい。個人の自由、事情、価値観の違い。でもどちらであろうと、片付けや掃除はついて回る。そこに住まうヒトが整えること。誰かに委託するにしても、その決定をするのは住まうヒトだから大なり小なり、みんな「時間」と「労力」は使っていると思う。「お金」もね。

 

 

4.絶賛、大規模修繕中

 

もう3度目かな。足場が組まれ、幕で覆われている。窓のすぐ外をヒトが歩くことに、落ち着かないけれど「もうすぐキレイになる!」と想うと楽しみでもある。これが「建物の寿命の延長」だとしたら、洗濯物をベランダに干せないことも室内が一日中薄暗いことも何ともない。集合住宅に住んでいるので、「共同責任」でのメンテナンス。戸建ての大変さを想像する。住まいはやっぱり「てまひま(手間暇)」がかかるもの。

 

 

5.日常の片づけの「てまひま(手間暇)」

 

「面積」と「モノの量」に比例するのかな。家が広ければ掃除をすること、モノの量が多ければ片づけることも「てまひまがかかる」ということになるような気がする。

だからって「狭くてモノが少ない」というのがいいとも言い切れない。「モノが少ない」という基準が明確にあるわけでもなく、「個人の自由」「ヒトの勝手」だ。「広くてモノが少ない」もあれば「狭くてモノが多い」もあるから。

 

どうあっても、そこに住まうヒトが手をかければいい。「てまひま(手間暇)をかける」をどのようにするかは、やはりそこに住まうヒト次第。労力、つまりは「てま(手間)」を省きたいと考えるヒトもいるだろう。時間、「ひま(暇)」を短縮したいと思うヒトも。「いやいや、てま(労力)もひま(時間)もかけるで~」というヒトも。そこを考えたら「片づけ方」は見えてくるように思う。

 

 

6.まとめ

「てまひまジュゲム」になったようだ。

「加齢とともにモノを減らす」がマイテーマなんだけど、モノについてなるべく「使い切りたい」と考えている。そんなモノの中で一番大きいのが「家」

少し違う話になるけど、もう年代モノと言えるこのマンションを母と私で住み切れたらいいと考えている。父が亡くなった後、私と母の共有名義になり法的にも整っている。母の意向、わが家の方針により、そのようになったのだが、いささか弟達に悪いような気もしていた。だが弟達は既に自分の住まいを所有していたし、姉(私だけど)の心配もしたのだと思う。(言わんけど)

「管理人さんだと思えばいいのよ!」母が私の気持ちを軽くしてくれた。最後はチビーズ(甥姪達)にいくのだからと。それまでにこの建物がどのようになっているかもわからないと。私と母で使い切れたら、それでいいかと思うようになった。

片づけたり、掃除をしたりする時、「わたしは~、かんりにん~」という自作の鼻歌がでることもある。てまひま(手間暇)、無理なく、できる範囲でかけようと思う。

 

(ま)

 

 

f:id:kogireido:20210107135445p:plain
まなみ

「てまひま」素敵なことだと思うこの頃です。読んでいただき、ありがとうございました。