日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

「買う」は応援!

お題「#この1年の変化

 

 

自分の好きなお店や

気に入っている商品やサービスは

永遠のものではなかったのだな、と思う。

普段は当たり前だと思っていることこそ

失って初めて大事なものだったのだな思うことが多い。

 

 

 

 もくじ

 

 

 

 

 

1.私の街とミナミとキタと。

 

コロナ禍となり一年。

私の住む郊外の街では、まだまだ飲食店も専門店も頑張ってくれていて

空き店舗が増えてきたという実感は全くない。

むしろ、遠くにお出かけできないので、近場で楽しもうとばかりに

ファミリーも老いも若きも買い物や散歩を楽しんでいるかのようだ。マスク姿で。

 

一方、ミナミのお気に入りのベーカリーや専門店、

にぎわっていたドラッグストアが次々と閉店しているよと娘が嘆いている。

夫は通っていた新地のバーのことを心配している。

そのバーの家呑みおつまみセットを取り寄せたのは一回目の自粛期間中だった。

あれからどうされているのだろう。

 

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緊急事態宣言中届いた。とてもおしゃれでおいしくて記憶に残るおつまみのセットでした。

 

梅田の百貨店は変わらぬ賑わい、ただし地下の食料品売り場の話。

上の階はどうなんだろう。

化粧品売り場は、服や靴、かばんは。

 

 

…………………………

 

2.旅行したい。

 

家族の思い出がいっぱいある沖縄のホテル。

今度いつになったら行けるのだろうかとよく皆で話す。

その時めいめいが、あの海や空、プール、温かなおもてなしを

心に浮かべて懐かしく思っているのを感じる。

家族に同じだけの楽しい思い出をくれたあのホテルに

コロナが収まったら真っ先に行きたい。

それまでどうか、頑張っていてほしいと思う。

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きっと、行くからね!!

 

 

………………………… 

 

3.コロナに負けないたくましさ。

 

コロナ以前、というよりもともと、テイクアウト専門のコロッケ屋さんは

今、いつ行っても、例え平日でも、駐車場がいっぱいなくらい繁盛している。

もちろんコロッケが美味しいということもあるのだけど

外食のハードルが上がってしまった今、

奇しくもウィズコロナぴったりのビジネスモデルだったのだ。

 

 

ファストリテイリングが時価総額でアパレル業界世界首位の座についた。

日経平均を引っ張っているユニクロ、すごいなぁと思う。

中国やアジアでの事業、在宅勤務での普段着需要、

デジタル対応とデータ分析、効率的な生産体制。

そんな私も今、まさにヒートテックの下着に

タートルネックのフリースを着てこれを書いている。

どれも今年ユニクロのECサイトで買ったものだ。

 

暗いニュースが多いので、ユニクロには元気をもらった。

 

コロナ禍でも収益を上げている事業を見るとたくましさや希望を感じる。

 

企業努力やそれまで積み上げてきたもの

小さなビジネスだったらなおさら。

また、そこには運もあるのかもしれない。

ただ、勝ち組っていう言葉は使いたくない

なぜならどうしても対語の負け組という言葉が浮かぶから。

消費者はどちらも応援したいのだ。

 

 

 

 話を戻して。

…………………………

 

 

4.意思表示しよう。

好きだったカフェの突然の閉店を聞いて

ただただ残念で、寂しい気持ちになったことがある。

けれど果たして自分は無くなるのを残念がるほど足しげく通ったのだろうか。

いつでもそこに在って、気が向いたときに、ゆっくりした時間を提供してもらえて

美味しいコーヒーがいただけると思っていたのは

消費者側の勝手な期待や思い込みだったのだ。心が痛い。

 

永遠なんてないのだ。

 

 

 

心から応援したいと思っているものには

消費者としてきちんと意思表示しなければと思う。

買う、ということで。

 

 

 

 

 

…………………………

 

 

5.2年目の今、の思い。

 

まだ私の住む場所は緊急事態宣言の真っ只中なのだけど

今回の自粛期間がとりあえず終わったら

しっかりと感染予防対策をして、

気になっているあのお店やあのギャラリーに足を運びたいと思っている。

百貨店には春夏のきれいな色の洋服を見に出かけよう。

 

今まで安らぎの気持ちをもらったあの空間や

美味しいもので心とおなかを満たしてくれたあのお店に、サービスに。

私は、私のできる形で、精一杯のエールを伝えたい。

 

 

 

 (ゆ)