14日のこと。
美容院から帰ってきた夫が「Wさんからもらったよ」と。
解説すると、夫は私も通っている美容院で
毎月一度髪を整えてもらっています。
夫婦でWさんという美容師さんにお世話になっているのですが
たまたま夫の予約した日がバレンタインだったので
チョコレートをくださったというわけなのでした。
包装を見たら、あ、六花亭の♡とわかってしまう
つくづく愛らしいデザインだなぁと思います。
もくじ
1.かわいいものはやっぱり嬉しい。
六花亭といえば、まなみちゃんが北海道のお土産に
お菓子をいっぱい(嬉!)と、一緒にくれたシャープペンシル。
六花亭オリジナルのものです。
我が家では生協用に、この愛らしいシャープペンシルを生協ボックスに入れ、
毎週注文書を書くときに愛用させてもらっています。
シンプルで素っ気ないものを選びがちな私の身の回りのものの中で
かわいい と手に取るたびに和むもののひとつです。
2.包むものまでがおくりもの
リバティプリントのクロスに包まれたおくりもの。
名古屋のcoffee Kajitaの瓶詰のお菓子「くるみ」が包まれていました。
「くるみ」、大好きなお菓子ですが、何よりリバティのクロス、こちら
贈ってくれた友人の手作りのものだったのです。
なんて素敵な贈り方なんだろう と、その時の感激した気持ちが忘れられません。
その後もお弁当を包んだり、と手が伸びます。
そしてその度に、今は遠くに引っ越してしまったその友人のことを思い出します。
お元気かなぁ。
3.なくなっても心の中に残るもの
お礼とか気持ちとか、何か差し上げたいなと思うとき、最近の私は
消え物を選ぶことが多くなってきました。
食べ物なら、
「これ美味しかったよ」とか
「ちょっと食べてみて」とか
なるべく相手の負担にならず、でも「おいしい」を共有できたらうれしいから。
モノだったら例えば、
使ってみてよかったハンドクリームを
いつも頑張っている友人に。
手を止めて、いい香りにわずかな時間でもほっとしてもらえたらなぁと。
嬉しい場面や記念日にはお花を贈ることが多いです。
お花は私自身がプレゼントしてもらって嬉しいものだから。
そう、お花をいただくって、なぜあんなにも嬉しいのでしょう。
友人が持ってきてくれたチューリップとか
娘が選んでくれたブーケとか。
花はいずれ時間が経てば枯れてしまうけれど
もらった時の幸せな場面はなぜか消えることなくずっとずっと残っています。
4.一番感謝しているふたりには
実家の母は終活として不要なモノを着々と手放し、
その年代の女性としてはかなりシンプルな思考でモノとの付き合いをしています。
そんな母なので、両親の誕生日や、父の日母の日はもちろん
何かちょっとした気持ちを贈りたいときにも、やはり消え物を選びます。
果物が大好きな父には、産地の農園から直接、新鮮なものを届けてもらったり。
美味しかったパンをお取り寄せして、美味しかったから食べて~って。
逆に私が実家に遊びに行ったときには、
果物や母の漬けた梅干し、ふたりで作ったお餅、他にもあれこれと持たせてもらって
帰り道はいつも重たくてふうふう。幸せな重さだなぁと胸がいっぱいになります。
…………………………
おくったりおくられたり
相手を想いながらさりげなく。
そこにはお互いを気遣う心や、思いやる気持ちがかくれています。
大切なだれかの顔を思い浮かべながら
おくりものを選ぶ時間は幸せな時間ですね。
これからもそんな時間がたくさん持てますように。
(ゆ)