整理収納において「ご苦労さん」なことをしている場合がある。
加齢と共に気がつきました。
「たくさんしまうこと、見た目にキレイなこと」
それはもういいかなぁ。頑張らずに片づけたい!
「ご苦労さん」よく私の文章に出てきている言葉です。
自分自身に対してはもちろん、他人様の整理収納を観ても「ご苦労さんやで」と思ったりもします。
そして「誰もが通る道や」と若かりし日を思い出すのです。
イラストバージョン「脱・ご苦労さんシリーズ」はそんな「もう頑張らない宣言」と振り返り。どうぞよろしくお願いします。
「開けたら見える」
「季節による入れ替えをしない、または簡単にする」
加齢と共にオカタヅケポイントはそんなことに変化。
物欲の減少か、「こういうモノが欲しい」というこだわりの増加か、「少数精鋭」な方がいいのではないかという気持ちから「持っていたい量」も変化。何より「自分の頭で覚えていられる量」って悲しいかな、年々減ります。
「今の整理収納方法が永遠ではない」
今回の話で例えると「モノ(靴)」をたくさん持ちたいために「収納するモノ(箱やグッズ)」を増やし、「分かりやすくする工夫(ラベル)」までが「以前の整理収納」です。
当時は満足感を覚えベストだと思っていた方法が「ご苦労さん」と感じるようになりました。
モノの数の変化は収納グッズや工夫も必要ではなくなる。
その快適さといったら。少しずつ気づいていくことなのかなぁ。
若くても少ないモノで暮らせるヒトはいる。
私達の世代はモノがあふれる中でたくさんのモノを持ってきた。そのことは楽しかったし、モノを選ぶ目も養えてきたと信じたい。
そろそろ選び、そぎ落としていく時間だなぁと思っています。
(ま)
おまけ画像、見つけました! 母のモノも含まれていますが、今こんなに靴はない。靴の紙箱もない。「ありのまま」収めて、新しい靴を買う時も箱はもらわない。箱を潰すことが今は「ご苦労さん」だから。
*この記事は以前のブログで2019.10.23に掲載したモノを、加筆訂正しました。