日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

インフレとクオリティ オブ ライフ

akkordさんのクッキー缶。小さな幸せがいっぱい詰まっていました♡



いろいろなものが値上がりしています。

特に日用品と食料品、電気ガスなどについては

急にわぁっと押し寄せてきたなと。ここ最近の私の実感です。

 

りくろーおじさんのチーズケーキ

つい先日新大阪で見たら850円になっていた。

「うそ、高くなったなぁ、、」と感じたのだけど

すぐその考えを改めた。

冷静に考えたら850円でも充分安い。

今までが安すぎたのだ。

りくろーおじさん、これまでよく頑張ったねと肩でもお揉みしたいくらい。

 

冬本番になって、光熱費の請求書を見て震えた

というかたも多いのではないかと。

私もご多分に漏れず。

ここに書くことは控えますが、なかなか見たことのない光熱費となっております。

 

それでも、寒いのを我慢してじっとしているのは嫌だから

動きやすさと暖かさのバランスがちょうどいい部屋着を着て

カイロを貼って活動的に過ごしている。

それが私にできる工夫だと思っている。

その上で朝から晩まで暖房もお湯も快適に普通に使う。やせ我慢したくない。

これはもちろん、貴重なエネルギーを無駄に使っているという意味ではない。

洗面所にはセラミックヒーターを置いているし、

浴室は暖房で暖めてから入るようにしている。

50代ともなると血圧の急な変化が怖いからだ。

住環境を整えるということは何もインテリアや収納のことだけではなく

身体も心も健康でいるために、快適な空調に整えることも

大事な要素なのではないかな。

 

 

毎日インフレのニュースばかりでほんと世知辛い。

だけどその中でも快適に心地よくご機嫌で過ごすことはできると思うのだ。

自分にとっての「生活の質」を落とさないことが鍵だ。

生活の質を落とさないってどういうこと?となったら、

逆に、自分の生活の質を高めるものってなんだろうと考えたらわかりやすい。

それはもちろん個人個人で違って当然。

 

村上春樹氏の言う「小確幸」を感じるもの。

小さいけれど確かな幸せを感じることのできるもの。

機嫌よく暮らすために「これだけは譲れない」というものだ。

私も考えてみた。

私にとってこれだけは譲れないこと。

・ふわふわの肌ざわりのいいタオルを使うこと
・お風呂にゆっくりつかること
・眠る前にベッドで本を読むこと

書き出すと、我ながらなんて小さくささやかだなのだろうと思う。

でもこの3つは、私の毎日に欠かせないものであり時間であり習慣である。

だからそこにはそれなりの出費と時間と気持ちをかける。

 

そしてそんな小さくてもささやかでも「幸せ」を感じるものが

日常の中にできるだけたくさんあるといいなと思う。

そう、それに気付ける素直な心と気持ちのゆとりも。

残念ながらインフレはこれからも進むと思うけれど

小さな幸せに気付けているうちはまだまだ大丈夫。

年末から私は、家族や周りの人の小さな幸せを聞いて、集めている。

「ねぇ、どんなときに小さな幸せ感じる?」

小さな幸せを語るとき、人はみんなとてもいい笑顔になっていて

それが私にとってもまた確かな幸せなのだ。

 

 

「自分へのプレゼントに」と言いながら選んでいたのを
汲み取ってくれた店員さんがラッピングしてくれました。
香水を買ったの、何年ぶりだろう。
2023年はじめの 心躍る小さなお買いもの。



 

 

(ゆ)

 

 

 

f:id:kogireido:20210107140235p:plain
ゆみ

良い一年が過ごせますように。あなたも、私も。