日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

1月は「微掃除」

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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

「12月は小掃除」前記事のタイトルを見ていたら、「ほな1月はどないする?」心の声がする。

「わずかにするかな、微掃除かな?」

そんなことを思いました。

新年早々、掃除ネタ。

いってみよう!

 

*画像:食器棚の上部を処分したらリビングに華やぎ空間ができました。敷物は母の50年前の帯です。

 

1.思い出の掃除話

姪の幼稚園での行事の園長先生の話。(姪の幼稚園行事フル出場なおば)

その日をもって冬休みに入るという日で、なんの行事だったか記憶も定かではない。

クリスマス、お正月と子供たちにとってワクワク週間を前に「お年玉と掃除」について語られた。

お家や周りをキレイにして神様を迎えよう、頑張った子のところに神様はキレイな玉を置いていってくれるんだよ、それがお年玉というような話だった。

 

娘の幼稚園行事には出張(しかも海外)がかさなるという弟の代わり、室内行事・着席なら参加できるが屋外行事(運動会など)は無理な祖母(母だけど)の代わり、生きていたらカメラマン化していただろう祖父(亡父だけど)の代わり、「おば」という微妙な立ち位置ではあるが皆勤した。園長先生の話もたくさん聴いたが覚えているのはこの話だけ。

 

私自身、幼稚園は仏教系、高校からはプロテスタント系と節操も何もあったもんじゃないが「お年玉と掃除の話」は年末になると思い出され「神様来るからな~」と信心深い人みたいになっている。

そして「3が日は神様がいるから、バタバタと掃除をするな」というのもどこかで聴いてから厳守している。

 

 

2.年末の片づけの振り返り

 

クリスマスグッズからお正月グッズへのチェンジ。

これをする時は頭の中で「ドリフのドンデン音楽」が流れる。文字で書くなら「チャッ、チャッ、チャッ、チャッ、チャッ、、チャラ、ランラーン」のリピート。

なんなら鼻歌で声にも出ている。

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外は布、中はビニール製のふた付きケース。

元・おもちゃ箱。0~2歳くらい時代だったかな。当時のテレビ台に収まり、ハイハイ児でも引っ張り出せた。ケース自体の手触りも優しく、すぐに「遊ぶモノが入っている」とまだ歩けもしないうちから認識した。

「子供の片づけ」について模索と研究がはじまった頃の「収納するモノ」の背景話。

 

2メートル近くのクリスマスツリーを飾っていたこともあったけれど、数年前に引退した。飾りつけを楽しみにする子供達も大きくなり、私一人でするのは気力も体力も衰えてきたことが理由。

「加齢とともにモノを減らす」と同じく「加齢とともに疲れることはやめる」がマイテーマだから。

 

で、現在はこのとおり。ケースにひとまとめ。

壁に掛けるのは紙箱に入っていたが、それも処分。もう「わさわさ」という感じの「放り込み収納」2歳児までと同じだな。

「遊ぶモノ」が「クリスマスなモノ」となって、決めた収納するモノ(ケースのこと)にただ入れるだけ。なんともシンプル。所有限度量も「このケースに収まるだけ」だから、新しく買いたければ厳選して処分していけばいい。

「お正月なモノ」も同様に同じケースにひとまとめ。二つのおもちゃ箱は、現在も収納するモノを変えて活躍中。ただ、収納する場所が高い位置にあり、「よっこいしょ」が必要で年に一度とはいえ、危険を伴わない場所に移動を検討中。それと毎年、「野生の勘」で出すと違う場合(クリスマスを出したいのにお正月をだすという具合)があり、今年やっとラベルを貼った。白い養生テープに手書きとイケてはいないが、見慣れた文字、しかも大きい文字は50代にはちょうどいい。「早く貼ればよかったのに」とつくづく。

 

 

3.4日は掃除はじめ

 

10数年、年末年始は家族の帰省によりドタバタであった。母とともに迎えるわけだけれど、その準備から片づけまで年々私が背負うことが多くなっていった。4泊5日とかよく立ち向かっていた(?)と今は思う。3泊4日も途中1日は倒れてしまうようになり、2泊3日が限度だと告げ、さらには年末解散にしてもらうことになった。31日には近居な家族も合わせて10人がワチャワチャした家の中を一掃、リセット完了で久しぶりに穏やかで手抜きなお正月を迎えたのは2020年だった。そしてコロナ。

2年ぶりの集合は食事なしの数時間。(おやつはした)

 

年末年始の帰省は楽しくもあるけれど、後片づけが大変で、体調不良になりやすい。長年「1月は使いものにならへん」という状態だったり、風邪をもらったりしたものだ。

そんなモヤモヤはやっぱり身体に表れて「2泊3日・年末解散」となったわけだが、そんなわが家ルールも吹っ飛ぶ事態になるとは想像もしなかった。今回の帰省はまだ自信を持てない母が「泊まるのはやめておいて」と言ったことにより、数時間の滞在となった。一瞬、母と姉弟だけの時間があり母の健康についてなど話せる時間もあり短くても会うことの大切さを実感した。今夏、亡父の17回忌での集合を母は今から心待ちにしている。その頃、世の中が落ち着いていることを3日までいらっしゃただろう神様にお願いしたい。夏なら後片づけもしやすいし、頑張るぞ!(…つもり、多分、きっと?)

 

今年の掃除はじめはマキタでサクッと掃除機をかけて、水廻りも軽く。普段の「ちょこっと掃除」よりもっとちょこっと。

寒くもあり、秋から掃除をした分を「貯金ならぬ貯掃除」として1月はさぼらせてもらおう。「微掃除」でいこう!

 

(ま)

 

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まなみ

これを書いていたら、ゆみちゃんより「初捨てライン」がやってきました!今年も二人の整え話、読んでくださいね~♪