私は「おひなさんを捨てた女」です。
正しくは七段飾りを主役のお二人さんだけにしてしまいました。
コンパクトになった老いたおひなさん。
恵方巻も食べたことだし、もう出していい?
今年は新たな置くスペースができたことで、ゆったりとお出まし。
では、いってみよう!
1.おひなさんのお出まし
食器棚の上部を整理・処分したら、何かを飾ることができるスペースができました。(トップ画像)
リビングにある小さな飾り棚からこちらへおひなさんのお引越し。昨年までの様子を振り返ってみましょう。
金屏風は共同かよぉ~、台座も畳だけかよぉ~でした。ぼんぼりはなんとか踏みとどまるように乗っています。全体に「きっつきつ」な印象でしょうか。この場所、日当たりが良くて「お人形さん、日焼けするんちゃう?」との心配もしましたが、50代にもなれば「しみ」「しわ」「クマ」のトリプルダメージ、おひなさんとて同じ悩みを持っていただきましょうかと私の意地悪?「もうこのお二人も私と同い年なんだから、いいわよね」の扱いが適当感いっぱい。ぼんぼりは電気が付いたけれど、あまりの古さに安全性も不安で、電球部分とコードは処分。「なんちゃってぼんぼり」になっている。
「おうちオタク」としては家具小物は処分に迷ったけれどかさばるし、子供の頃チビッコギャング(弟2人)により、リカちゃん人形が御所車に乗せられたり、ひなあられが家具の引き出しに入れられたりと傷みの激しいことといったら。処分した後、このミニチュアに出会った時は後光がさして見えて、飛びつき購入。サイズダウン、今は素敵なこと。
この画像を見ているだけで色々思い出されます。節分が終わったら、コンパクトになったおひなさんを出します。
2.季節のモノを飾るということ
日本には四季があり、その季節折々の行事があります。近年は春や秋という過ごしやすい季節が短く、厳しい気候になっていく一方に思えるけれど、この四季折々の行事を楽しみたいと思っています。
七段飾りのおひなさん、ごっつい兜人形、2メートル近いクリスマスツリーにはもうギブアップして、「こじんまり」と。
季節の行事に合わせて、部屋を整える。
それは気分転換であったり、日常のゆとりになったり。そういうことも込み込みで「インテリア」を楽しみたいのです。
3.収納するモノのこと
「収納するモノもモノやで」しょっちゅう書いてます。片づける前に、「収納するモノ」を購入してくるのは違う。たいていのお宅では何度か片づけようと試みて、既にたくさんあることが多い。「あるモノを使おう!」特に50代は「もう買ってる場合ちゃうで」
もう買ってる場合とちゃう(違う)ので、おひなさんも「あったモノ」に収納です。また振り返ってみましょう。
モノの整理が進むと、「収納するモノ」も整理できる。余った「ふた付き収納ケース」(大き目)に収納しています。おひなさん関連ひとまとめ。
「ふた付き収納プラケース」はあまり好きではない。(個人の見解です)詰め込みがちでふたをして「死蔵品」にしてしまいがちだから。
でも「おひなさんセット」には適しているなぁと思います。桐の専用箱とか売ってるけれど、「うちのおひなさんはアラフィフやし、大そうなモノでなくていいかぁ」とまたもや適当感いっぱいなのでこれで今のところちょうどいい。
「収納ケース」と呼ぶからいけないのか?しまいっぱなしの恐れあり。「出しやすいためのケース」として使えたら、大きいのに軽い・見えるは素晴らしい。
大きさはそのお宅によるけれど、「ふた付き収納ケース」を「思い出ボックス」としてもいいかも。お子さんの作品やモノが処分できなかったりするけれど、本人と一緒に厳選して持っておきたい思い出のモノを詰めていく。そのケース1つ分とするなら、時々整理もするだろうし、思い出のモノが厳選されていく。お子さんが成長して本人に渡すも良し、親御さんの老後の楽しみにするも良しだと思う。
4.まとめ
おひなさんを整理した話の過去記事を読み返すと、なんとも同じようなことを書いています。まぁ私の考えること、早々にはもう変わらないでしょう。
「ほんまは桐箱にしたいんかもなぁ」と自分に問いかける心の声はするけれど。
季節の行事をインテリアに取り込むことは「情操教育」にもなると考えます。おばぁ(母と私だけど)も、「今日は何日かなぁ、何曜日やったかなぁ」とか言い出す前に自らするべきかと。モノを出したりしまったりは「手入れ」もするし、そのモノにまつわる話(毎年同じような話でも)もする。それは暮らしだけでなく、脳も「活性化」させているのではないかと化学(?)的なことかもと考えます。
「整えは化学!?」
ほんまかもしれん、知らんけど。
(ま)
食器棚を整理したらいい場所におひなさんが引っ越せました。読んでいただき、ありがとうございました。