日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

2023*秋掃除のはじまり

いつの間にか涼しくなった朝、母の部屋の床に服が積まれていた。

あぁ、これは「入れ替えしてね」のサイン。

積まれた服は今まで(夏)によく着たモノ、これから(秋)着ようとするモノ。

季節が一気に進むので、こういった入れ替えが急ピッチ。

まるでドリフよ。歌いたくなるわよ。

では、いってみよう!(長さんで読んでね)

 

画像:自室の一角

 

衣替えはしないけど

 

「衣替えは大嫌い」と何度書いたことか。

自分のは早くからやめてしまったが、母の衣替えはバトルを経て「しない」に行き着いた。

ふた付きの収納ケースと格闘するような衣替えはもうしない。

家具や収納空間の中で「取り出しやすい場所に入れ替える」ということはする。

いたって簡単で、負担が少ない。

 

 

「よく着たね」と「着たい」

 

「よく着たね~」とクタクタになったワンピース。ヨレヨレの一歩手前だ。

「もう、いいんじゃない?」「そうね~」

今夏のモノを来夏へ「持ち越し」の検討。

「ありがとう~、さようならぁ~」とゴミ袋に入れられるモノがあれば、「来年も着たい!」と収納されるモノもある。

そうやって同じように持ち越された「秋からのモノ」をいい場所へと移す際に、「やっぱり着ない」と思うモノが見つかる。

 

母の衣類の季節の入れ替えを手伝っていて、気づく。

シーズンのモノを、シーズン直前に整理する。

出番はこれからなのに、整理(処分)することは「もったいない」「着るかも」と考えてしまいがち。

今の率直な気持ちで、着たいかどうか、シンプルな問いかけが整理を進める。

シーズン前・シーズン後に「着たい」の「2度確認」をおススメ。

 

 

秋掃除について

 

「年末の大掃除」も大嫌い。

他のことに忙しいでしょ、寒いでしょ、水は冷たいでしょ、何より気ぜわしい。

だから、暮れも押し迫っての掃除はいたしません。

そのかわり、「春整理」「秋掃除」を心がけている。

新年度のはじまりでもある春に、「整理」を頑張る。

暑さが落ち着き、寒くなる前の秋に、「掃除」を頑張る。

「整理」をはじめたら「掃除」もするし、「掃除」をしていたら「整理」もするのだけど(ジュゲムか…)、「メイン」がどちらかだということ。

夏があまりにも暑くて長い近頃、ぼやぼやしていると秋があっという間に終わってしまう。

寒くなる前に、頑張るぞー!

 

 

通常掃除は「ていねい1、ちょこっと6」

 

普段は「ていねい掃除1」「ちょこっと掃除6」(1週間)

「この割合はどうなの!?」って思わなくもないんだけど、わが家の汚れ具合や気力・体力を考慮したら「まぁ、こんなもんで許してね」って感じ。

何が違うかというと、「道具」「かける時間」

「ていねい掃除」はコードのある通称「大きい掃除機」が主役。対して「ちょこっと掃除」はコードレスの「小さな掃除機」

「ていねい掃除」は「大きい掃除機」を振り回し、床はもちろん、障子の桟やカーテンなどいろんな「面」に挑む。掃除機を背中に背負いたいくらいだ。(鼻歌はゴーストバスターズでよろしく)

 

クイックルワイパー(商品名だけど)にピッタリサイズの布(手芸の残りを使用)を水でぬらし固く絞って装着。

壁、建具と比較的キレイな面から拭き進み、キレイ目の部屋→廊下→キッチン→洗面所の各床、最後は玄関土間でフィニッシュ。

使用済みの布は処分。水拭き掃除に使えそうな、余り布や処分する衣類はこのサイズにして「使い切る」を心がけている。満たないサイズの布も、掃除に利用する。

「掃除ってみんなどうしてるんだろう?」ゆみちゃんとよく話す。

私はこんな感じ。

 

 

秋掃除、はじまる

 

今夏は「掃除」をさぼりまくった。私自身がもう壊れたかってほどのしんどさだったから。「通常運転」まったくできなかった。

急に涼しくなった日。窓を全開したら、「掃除しよう!」な気持ちに。

「私が復活した日」でもありましたわ。

 

「ていねい掃除」に勤しむ私を見物するヒトあり。(母だけど)

なんせ今夏は壊れていた(?)娘が急に掃除をはじめるもんだから、「大丈夫かいな?」の気持ちだったと想像。

「あのさぁ、私も何かしようかぁ~?」と普段では聞けない申し出。

ちょうどその時、窓を拭いていてサッシの溝の汚れと闘っていた。大きく、でっかく掃除をしたいのに(なんちゅう表現)、「ちまちま」だった。

「言い方が違うかもしれんけど、その”重箱の隅をつつくような掃除”が好きやねんけど~~~」と母が意外なことを言う。

「そうなの!?」選手交代、「ていねい」「ちょこっと」に続き「ちまちま」登場。

掃除機やクイックルワイパーを振り回すヒトと、重箱の隅(?)をつつくヒト。

秋掃除、最強になりそうな気配。

 

 

まとめ

 

日差しも急に弱まって、洗濯パワー不足。「夏モノ洗い」がはかどらないけど、あっという間に乾いてしまう暑さに後戻りして欲しくはない。

「秋掃除」の様相も、するヒトの体力・気力や気候で変わりゆくのだなぁ。

 

涼しくなって、自室に帰ってきた。自分の部屋があるのに、長らく仏間で過ごしていて自分の家なのにジプシーみたいだった。

自分のモノに囲まれ、慣れ親しんだインテリアの自室はやはり落ち着く。

コンディションは整ったと思われる。

さぁ、秋掃除!

 

 

(ま)

 

 

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まなみ

秋掃除にご参加ください~♪