日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

50代のおうち箋「大は小を兼ねなくてもいい」

服や食器、日常使いのモノが「重い」と気づく日が来る。

「重いから」という「処分の理由」が登場もする。

「大は小を兼ねる」言わずと知れたことわざ。

「大きいモノは小さいモノの代用としても使える」って、「その機会はどれだけあるのか」「大きいモノは重いで」の心の声。

もう、小さい方でよろしいわ。

では、いってみよう!

 

画像:本文とは無関係、モリス探しが止まりません

 

 

 

1.整理する理由「重い」

 

体力が衰えていくものね。「衰える」とかって表現、嫌なんだけどね。

自覚もしづらいんだけど。

 

しっかりした革のかばん、厚手のコート、風情のある食器、これらはまぁまぁいいお値段で買い求めている。購入する際には「きっと一生モノになる!」と信じていた。

買物テンションMAXであったことだろう。

それなのに「重っ!」と感じた日から、使いそびれていく。

「加齢とともにモノを減らす」がマイテーマなので、日々「何かいらんモノはないか」と脳の一部が考えているから「処分のターゲット」になる。

「重さ」が理由で処分するなんて想像もしなかった。こんな「整理」もあるのね。

 

 

2.大きいが「お得」ではない

 

食品や洗剤など、容量が多いモノが「お得」とされる。

少人数家庭や年長者にとって食べたり、使ったりする期間の延長に過ぎない。

それはいかがなものなのか。

賞味(消費)期限に間に合わなかったり、使い切るまでの時間が延々と続くのはどう考えてもいただけない。

 

新しいモノを食べたり、使ったり。

「モノの循環」を早くした方が、無駄になったりイヤになったりすることも少ないはず。

「小さい方が、私(わが家)にはお得」ということもある。

ちゃんと判定してから、「お得」を選ぼう。

 

 

3.小かばん派

 

ゆみちゃんは若かりし日から、無駄なモノは持ち歩かない。

小さなかばんで、軽快に行動する。

私もだんだん小さくなっていった。ねーさんを見習うことは本当に多い。

 

かばんが小さいのだから、「いるかも?」なんていうモノは入れられないし、必要なモノも小さくなりがち。

「大人の長財布」もかさばるモノに思えてくる。キャッシュレス化も進み、今が一番小さい財布を使っている。

 

大きいかばんが必要なこともある。その時はその時。

目的用途に合わせて「なるべく軽量化」を目指す。

かばんの中の整理をせずに、なんでも入るからという理由で、いつも大きいかばんを持ち歩きはしないということ。

五十肩を患ってからは、実感しまくり。悪化させぬよう、小かばん派のススメ。

 

 

4.暮らしも小さく

 

暮らしの中の手間のことかな。ダウンサイジング。

今までできたことが負担になってきたり、誰かの手助けが必要だったりすることがあるかもしれない。

住まいを整えること、家事を楽にすること、消費行動や家計を見直すことはそんな事態への準備だと考えている。そう、未来の自分の準備。他人任せではできない。

長く健康で、身の周りのことが自分でできたらいいな。

 

大風呂敷は広げなくていい。

ん、ちょっと意味が違うかもしれないけれど、「今とこれからに合わせた暮らし方を考えたい」ってこと。

「身の丈」ってよく見聞きするけど、それもちょっと違うんだなぁ。若い世代には合わない感じがするし、50代とてまだ変化してもいいんじゃないかと思うから。

「暮らしを小さくしたところで、自分まで小さくまとまんなよ!」心の声

 

 

5.まとめ

 

最近「小さい方にしとく」傾向です。

すぐ食べきったり、使い切ったりできるから。

あっ、衣類は「大きい方にしとく」でしたわ。

「キツキツ」は見苦しいのでね。脱ぎ着もしづらいし。大きくなる一方にはならないように気をつけてはいます。

 

「大は小を兼ねる」に「そんなことないでぇ~~~」と思うようになりました。

「小さい方でよかった!」と感じることの方が多くなってきたから。

近居な甥っ子が、買い物を持ってくれる。世代交代というか、ついにお助けマン(甥だけど)の登場に時の流れを感じなくもない。

順調な加齢でしょうね。

 

「大は小を兼ねなくてもいい」

50代、そんな風に思っています。

 

(ま)

 

 

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まなみ

ある日、モノの重さに気づいたら…整理が進む日の到来です。