日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

夏の家事と主婦の一日

 

もう梅雨明けですって。

じめじめは苦手だなと構えているうちに

あっという間に梅雨明けしてしまった。

水、大丈夫だろうか。農作物やいろいろ。心配になる。

知り合いの桃の農園さんに電話。

「果実はまだ小さいけれど、今のところ大丈夫ですよ」とのこと、

よかったと少し胸をなでおろしているところです。

 

今日は最近の私の毎日について。

暑さと家事のバランスが、自分にとって心地いいものであること。

「やることやったら、あとはのんびり」が私はいいみたいです。

 

1.  5時半から6時半頃

私は平日も休日もだいたい5時半頃に起床している。まず着替えて、窓を開けて空気を入れ換え、新聞を取りに行く。そして神棚の水と塩を新しいものにしてお供えする。次に、テーブル・キッチンカウンター・作業台・冷蔵庫の扉をアルコールで拭く。拭き清めているうちに「よし」とスイッチが入る。パンを解凍し、フルーツを切って、紅茶の準備。家族がお弁当を持っていく日(週2くらい)はご飯を炊いてお弁当のおかずを作る。そこまで済ませ、まだ家族が起きてくるまで時間があるのを確認して歯磨きをする。一回目の洗濯をまわす、洗うのは衣類。

 

 

2.6時半から8時半頃

朝食を採り、器などを洗い、片付ける。顔を洗ってスキンケアをし、また歯磨き。先ほどの歯磨きは軽めなのに対して、ここではしっかりと。そうこうしているうちに洗濯終了しているので、干す。続いて二回目の洗濯物をまわす。分別しておいたタオルと枕カバー。天気を見て必要ならば二回目のタオルの洗濯は乾燥機までかけてしまう。あるいは気分でシーツなど三回目の洗濯をする日も。

出社する夫を見送り、玄関を掃く。ゴミを出す。

 

3.8時半から10時まで

それからイヤホンをして音声配信など聴きながら、掃除に取り掛かる。クイックルワイパーで床表面のほこりを拭いて、掃除機をかける。続いて拭き掃除、トイレ掃除、お風呂掃除。聴いているのはニュースと経済を扱った番組(どちらもわかりやすく解説してくれているもの)なのだが、この習慣のおかげで掃除が苦にならない。部屋をリセットする一方で頭には何かしらインプットされている状態が心地よい。そう、掃除というのは埃や汚れを取り除くと同時に「リセットする行為」なのだなと改めて思う。使う前の状態に戻すこと。モノを定位置に戻すこと。もうそれは脳を使わずともごく自然にやっている感じ。無意識下。身体が勝手に動く。よって、暑くて思考回路がうまく回らなくても片付けは進むというわけ。モノに住所を決めましょう・定位置を決めましょう、というのはこういうことなのだなと思う。つまり無意識のうちに片付くような仕組みを作っておく、ということ。難しいことは必要ない。モノをしまう場所を決めておく、それだけだ。いちいち、「えっと、これはどこにしまおう」と考えることもなくなる。こうして次第に部屋が整っていくと、心まですっと整っていくのを感じる。

朝の家事が全て終わり、時計を見るとだいたい10時くらい。

 

4.10時から16時以降

つまり、特に夏は、刻々と、もう掃除とかやってられない暑さになるので、片付けや掃除は少しでも涼しいうちに一気にする。それさえしてしまうと、ここから夕方までは私の自由な時間!そのために朝から巻きで動いていると言ってもいいくらいだ。ごくまれに、午前中いっぱいかかってノリノリで家事をやっていることもあるが、決して無理はしない。たいていはスパッと切り換えて、買いものに行ったり出かけたり活動的に過ごすか、本を読んだり動画を観たりしてのんびり過ごす。どちらもまたよし。朝起きた時からこの自由な時間のことを考えて「さあ今日は何しよう」と私はいつもワクワクしている。要するにメリハリなのだ。

 

子育ても終わった、介護もひとまず終わった、そんな主婦の毎日。私の場合はこんな感じ。取り立てて「これをやっている」というものはないのだけれど、それを私はつまらないとか暇だとは思わない。友達とお茶する時間も家で過ごす時間も同じくらい好きだから。好きな人と会うのも好きだし、一人も好き。

自由時間を満喫したら、洗濯物を片付け、夕食作りに取り掛かる。夕食を楽しみに帰って来る人がいるので、もうひとふんばり。好きな音楽をかけてキッチンに立つ。食事の支度が整ったら、お風呂の用意をして、アイロン掛けをしながら「帰るLINE」を待つ。

 

 

5.夜から眠るまで

夫から連絡が入り、駅まで車で迎えに行く。帰宅後、夫はすぐにお風呂に入るので、その間に私は料理の仕上げを。夕食は二人でゆっくり食べる。どちらもよく喋る。一日の中であったこと、面白かったこと。デザートまでぺろりと食べて、私はキッチンを片付け、お風呂に入る。スマホは20時頃からもう見ない。お風呂にゆっくり入ったら、寝室で本を読んだりしているうちに眠ってしまう。穏やかな佳き一日に感謝しながら。明日もまた家事と自分の時間。おなじことが繰り返されることの有難さを想う。

 

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ゆみ

平凡の極みですが、ようやくたどり着いた私の愛しい日々です。読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

(ゆ)