キッチンのゴミ箱を買い替えました。
と言っても、昨年の秋の話。
新しいゴミ箱、半年使ってみた感想なども語りたいので
今頃になってしまいましたが、こちらにご報告させてくださいね。
1 ゴミ箱もやっぱり、なかなか買えない
「キッチンのゴミ箱を買い替えようと思う。」
と家族に宣言してから購入するまで一年くらいかかりました。
途中、「まだ買わへんの?」とよく聞かれたけど
やっぱりねぇ、納得のいくものを買いたいのよ。
だから決めるまで時間がかかる。
よく考えて、自分なりに「これだ」と思ったものを見つけたいのだ。
また始まった~と思わないでくださいね
- ゴミ箱って壊れないから思ったより長く使う
- ゴミ箱って意外と目立つ
- ゴミ箱はQOLに直結する笑
こんな理由で、ゴミ箱こそノリで買ってはいけない(そんな人いるのか)
とことん吟味して買うべし、だと思うのです。
2 我が家のゴミ箱たち
今回買い替えたのはキッチンのゴミ箱なのですが
では他の部屋ではどんなゴミ箱を使っているのだろうか。
あまりクローズアッップされることのないゴミ箱事情をセキララにこの際。
寝室
キャビネットの横にSAITO WOODのウォールナットのゴミ箱。
私はここで髪を乾かしたり、お化粧したり。
夫は身支度をしたり。そんな場所です。
SAITO WOODの製品は、天然木の木目が美しく
まさにシンプルな実用品です。
これからも飽きることなくずっと使い続けるだろうゴミ箱かな。
個室
娘の部屋。
娘はこの4月から会社の異動で家を出ました。
いつでも帰ってきてもいいように
彼女の部屋はそのままにしてあります。
娘が選んで買ってきて気に入って使っていたゴミ箱は
スチールにマットなグリーンの塗装がされたもの。
洗面所
白いブラバンシアのダストボックス。
ペダルピンというシリーズ。
こちらは、ひと世代前のタイブです。
もう購入して20年くらいにはなりますか。
洗面所なので、ふた付きで、
足でふたが開けられるものがいいかなと。
便利に使っています。
しかしながら、経年で少しサビたり、落ちない汚れもちらほら見えるので、
こちらもそろそろ新しいものを探したいと思っているところです。
そして、キッチン
初めは、このギリシアのダストボックスを使っていました。
購入したのは結婚してすぐだから、30年くらい前になるのか。
アルミ製で軽やかなイメージなのですが
中に袋止めが付いていたりと実用的でもあって、いい製品でした。
何年か経ち、市のゴミ回収の分別が細かくなりました。
燃えるゴミとプラゴミを、捨てる段階から分ける必要が出てきた。
↑↑洗面所でも使っていたブラバンシアの白のペダルピンの使い勝手がよかったので、キッチンには大きなサイズのものを購入しました。並べて置くように。
こんな感じです。
いや、これはぶっちゃけ、少し邪魔な配置でした。
途中、キッチンをリフォームした時に、カウンター下にゴミ箱を置くスペースを造ったりしたら良かったのかもしれません。
今、よく見かけますよね。カウンター下に並べてゴミ箱を置いておられるの。
生活感が出なくて、すごくいいなと思います。
残念ながら我が家のキッチンはとてもコンパクトなので、そのスペースはちょっと想像できませんでした。
その頃からうっすら、ゴミ箱を整えたいなぁとは思っていたのです。
- 置くのはこの場所しかない
- 結構目立つ場所なので、インテリア的にも馴染むものを置きたい
- 二つ並べて置くよりも、一つで中が分かれているもののほうがスッキリ
この条件であれこれ探し、悩み。
ようやく決めました。
3 我が家にとっての理想の、キッチンのゴミ箱
simplehuman レクタンギュラーステップダストボックス58ℓ ステンレス
決め手は、見た目・機能性・耐久性 といったところでしょうか。
予算よりオーバーしてしまったのですが
価格より価値。
きっと我が家はこれを長く使うだろう ということが予想できました。
届いたときの家族の第一声。
「大きい!」
確かに大きい。今までのものと比べると1.5倍くらいあります。
もちろん私はメジャーを片手に何度もシミュレーションしていたので
「よしよし」という感じでした。
家族も大きさにはすぐ慣れたようです。
半年経った今では、もうずっと使っていたかのように馴染んでしまっている。
ふたの開閉の滑らかさ、静かさ、スマートさ。
20年ステップの部分を踏んでも耐えうるように設計されているとな。
おばあちゃんになっても使えるってことね。
丈夫で長持ち、デザインも好き、何より快適に気持ちよく使える。
私がゴミ箱に求めていた3つの条件を満たしてくれた。
「ゴミ箱はしょせんゴミを入れるのだから」と言って、なんだろ、ちょっと下に見てしまうのはどうかなと思う。
家具ほどではないかもしれないけど、家具のように部屋に在るもの。
普段、存在感はなくても、存在意義はあるもの。
忘れてはならないのは、
ゴミはもともと自分たちが暮らす中で出てしまうもの。
それを一時、受け止めてくれる箱。
そう考えると奥が深いし、ゴミ箱に満足していることで生活の質もなんだか少し上がるような気さえ。
たかがゴミ箱、されどゴミ箱、なのですよね。
(ゆ)