連休の真ん中に「掃除」のこと。
モノを整理して、定位置に収納して、インテリアを整えてって、
そこまでは楽しいのだけれど、もれなく「掃除」がついてくる。
必死な感じの掃除はめんどくさくて、
「気楽にできないかな」っていつも考えている。
そんな私の掃除の「たちつてと」
「片づけのかきくけこ」「収納のまみむめも」とシリーズ化!?
では、いってみよう!
画像:「私のミニチュアコレクション」より、掃除なモノ
1.40代の私に教わる「たちつてと」
「収納のまみむめも」に続き、過去に自分が書いたものにふむふむ。
50代の今はどう考えるのか。進歩はしたのだろうか。
「掃除はあまり好きじゃない」と思っていた。
「できればしたくない」くらい。
「ほこりでは死なない」かもしれないが、「病気にはなる」かもしれない。
掃除を抜きにインテリアもへったくれ(?)もない。
好きとか嫌いとか抜きにした家事になればいいのに。
2.た…ためない
●40代の(ま)●
「汚れ」をためないようにしています。
「掃除時間」も。
どっちも大きくならなければ、簡単!
●50代の(ま)●
習慣化されたかもしれない。
掃除のための専用洗剤もあまり必要としなくなった。
「掃除」を「しなければならないこと」と今は考えていない。
3.ち…ちょこっと
●40代の(ま)●
「ためない」に関係するけれど「ちょこっと」で済ませる。
「寝る前と出かける前」にモノを元に戻す「オカタヅケ」と
「ちょこっと掃除」をセットにしたら気負わずできるようになった。
「掃除をしました~」って感じてないとこがミソ。
●50代の(ま)●
「ちょこっと」はどこまでも「ちょこっと」になるのではないかと考える。
わが家の家族構成や暮らし方から、「週6」を「ちょこっと」で済ませている。
「朝のルーティン」が流行っているけれど、コードレス掃除機で家中を一周し、行ったついでにトイレ掃除をするのが私の日課。
「夜のルーティン」は日中に使ったモノをすべて元の場所に戻し、水廻りの光るモノ(カラン、鏡など)を光らせ、シンクやボウルをキレイな状態で乾かせる。(アクリル毛糸たわしで一拭き)文字で書くと大そうな感じがするけど、どの場所も1分とかけていない。
夜は「乾かす」を心がけている。それだけの「ちょこっと」
4.つ…つもり
●40代の(ま)●
「“つもり”になってみる」
来客があるとなると、掃除をする気になる。
その気持ちを思い出すというか「誰かが来る!」と仮定してみる。
いつものわが家を「お客様のつもり」で見てみる。
それだけで不思議とやる気倍増!
●50代の(ま)●
「やるき倍増!」ってお気楽に書いている>40代の私
なかなか、このご時世では「誰かが来る!」とは想像しづらい。
でも在宅時間が増えたことで、改めて「住まいについて考えている」というヒトも少なくないと思う。そんな今は「整え時(どき)」でしょうね。
自分の家の風景には慣れ過ぎてしまう。良くも悪くも。
老若男女、マイカメラ(スマホだけど)を持っているのだから、家の中を撮ってみる。結構、客観視できるのでおススメ。
5.て…ていねい、てきとう(丁寧、適当)
●40代の(ま)●
相反する言葉のようだけど。
「ていねい」は日々の掃除が「ちょこっと」なので、時々「ていねい」にもやってみよう、ということ。
「ちょこっと 時々 ていねい」天気予報みたく。
「てきとう」は「ていねい掃除」の日を決めるとか、年末には「大掃除をしなくちゃいけない」とかって思いこまずに「天気がいい」とか「やる気になってる」など自分に合わせた調子でいいんじゃないかと。
●50代の(ま)●
相反しているわね、「ていねい」と「てきとう」>40代の私
でも「掃除が苦にならない」というわけではない私にはちょうどいい。
「週6ちょこっと掃除」で済ませている自分を「それでいいのか?」「なまけてやしないか?」の心の声もする。「週に1日くらい頑張れ!」の大きな心の声。
今の私は「ていねい掃除」の日を決めている。これも不思議とルーティン化する。
はたして私のする・考える「ていねい掃除」が本当に「ていねい」なのかは分からないけれど、近頃ではその内容は増える一方。体力不足な近頃、もう少し「てきとう」にした方がいいのかもしれないとも思う。
6.と…とうばん(当番)
●40代の(ま)●
そこに住まうヒトの誰か1人が頑張る必要はない。
主たる「キャプテン」のような存在がいても(多くの場合“おかあさん”かな?)
「みんなで家に手をかける」ってことは大切だと思う。
「お風呂当番」「ゴミ捨て当番」などなど。
子供達の任務であってもいい。
できることを無理なく、みんなでお当番。
家族は小さな「社会」だものね。
●50代の(ま)●
なるほど、とうばん(当番)
そういえば、子供の頃「お風呂掃除当番」「ゴミ捨て当番」があった。
「ゴミ捨て当番」はテレビの「チャンネル権」があるのだが、せっかく自分の好きな番組を観ているのにゴミ捨てに行かねばならないという、今思えばみょ~な制度であった。3人姉弟で話し合い、表にして壁に貼っていた昭和のわが家の風景。
収納仲間(昔、収納好きのヒトが集まるサークルみたいなのに入っていた)が、お子さんに日用品の「在庫管理」を任せていた。トイレットペーパーやティッシュといった子供達もよく使うモノが少なくなってきたら知らせる任務。なくなりかけるのが分かっていても言われなければ買わないという葛藤をしながら、家事を含めた家のこまごましたことに関心を持たせるようにしていた。「ちゃんと教えてくれたから、みんな助かったね~」などの声かけもしているとのことだった。
子供達や、令和という時代にまだお手伝い感覚のお父さんには「とうばん」からはじめるのもいいかもしれない。
やがて「当たり前のこと」になるといいのだけど。
7.まとめ
お墓参りに。
中学生になった甥っ子も手慣れたもので、黙々とお墓周りを掃除。お花を供える。これも「習慣化」されたよう。
「掃除」ってどこまで、どうやってするか、いまだによく分からないけど「苦手意識」は少し減ったかもしれない。
「ちょこっと」でも、「やらないと気持ち悪い」くらいの習慣になってしまえば「めんどくさい」から遠ざかることができた。
「ていねい掃除」はいつまでできるかなとは思っている。
無理なく、長く、この「ちょこっと」が続けられても、誰かに「ていねい」を任す日が来るかもしれない。まぁ、それまでできる範囲で、マイペースでやっていきたい。
掃除テンションにムラがあり、「なんとかしたいなぁ」と思って行き着いた私の掃除の「たちつてと」でした。
(ま)
掃除、得意ですか?読んでいただき、ありがとうございました。