大きな災害はいつ来てもおかしくない。
私は、できるだけ避難所にお世話にならずに
自宅で、家族で、被災生活をするつもりです。
しかしながら、命を守るために速やかに逃げることも想定して
念のために非常用の持ち出し袋も用意しています。
防災に大切なのは、知恵と備え。
使わなくて終わることが一番だけど。本当に。
1 非常用の持ち出し袋
この袋を持ち出す猶予もなく、命を最優先に「逃げる」こともあるかもしれません。
持ち出せる余裕があるときには持ち出して
避難所なのか外なのか、とにかくやっと安全な場所にたどり着いた時に
最低限 必要となるだろうものを入れています。
もともとこのオレンジのバッグは「避難セット」として購入したものです。
カートにもリュックにもなります。
見かけより軽くできていますが、
水など入れると結構重くなるので少し心配。
購入時は、あらかじめいろいろな避難グッズが詰まっていましたが
そこから私なりに取捨選択して、さらに必要なものは加えて、
すぐ持ち出せる場所に保管しています。
中身は、
- 危険を回避するための道具(手袋・マスクなど)
- 体温保持するための道具(レインコート・エマージェンシーブランケットなど)
- ライト付きラジオ、電池、他。
- 食料と水(年に一度の点検で、飲み水とカロリーメイトを新しいものに入れ替えている)
2 インフラと行動
今まで生きてきて、大きな地震を2回経験しています。
幸い命に別状はなく、それだけで充分ではありますが、
部屋のものなど壊れたり、インフラが止まったりしました。
大きな揺れを経験した時、やっておいてよかった事。
これらはとにかく安全を確認し、揺れなどがある程度収まってからの話ですが、
- 水が出るうちにお風呂いっぱいに水を入れる。
- ガスや電気がまだ使えるなら、とりあえずごはんを炊く。
余震などに充分気を付けながら。
くれぐれも二次災害に注意をしながら。
私の場合、実際、大きな揺れがあった時、何が起こっているのかわからなくて
とりあえずニュースを!とテレビのボタンを押したのですが
テレビがつかない。
それで初めて、あぁ停電しているんだと気が付きました。
固定電話も遮断されていたりするので
通信手段や情報入手はスマホからになります。
自分の置かれている情報を確認したり、家族や友達と安否確認したりするために
スマホの充電は電池からできるものを用意しておくと安心だと感じました。
ガスは震度5で停止します。
ガスが止まってしまっていたら、これも充分に安全を確認してからですが
自分でガスメーターのところから復旧できます。(都市ガスの場合)
3 2週間くらいは外に出なくても生きられる食料を
食べるものについてはこんなふうに考えています。
食べ物は、まず冷蔵庫の中のものから食べていく。
次に備蓄している食品を食べていく。
食品の備蓄については、実践されている方も多いかと思いますが
ローリングストックという備蓄法、
消費期限の近いものから食べながら補充していく方法です。
レトルトや乾物、フリーズドライなどなど
私は4つのカゴに一杯になるように量を決めて備蓄。
その後、使う→買い足す→備蓄→使う→買い足す→備蓄・・というふうに
まわしています。
備蓄食料といえば、乾パンなども浮かびますが
私は非常時ほど、食べ慣れているものが
ホッとできていいのではないかなと考えています。
カセットコンロとガスボンベも忘れずに。
あたたかい飲みものや調理に欠かせません。
お湯で身体を拭いたり、暖をとることもできます。
4 一番大切なのは「水」
被災して一番必要だと言われているものは「水」だそうです。
自宅で避難生活を続けるためには、1人1日飲料水1リットル、
調理するとしたら1人3リットルの水が必要だと言われています。
それを最低3日分備蓄しておくのが目安だそう。
水道の水は過去の例から復旧に平均1週間くらいはかかると言われていて
給水車からもらえる水は本当に貴重なものとなるらしいです。
水の備蓄について。
私は水を、時期をずらして箱買いしていき、
常に2リットル×6本入りが 5箱あるようにしています。
何もなければ、賞味期限が来たものから飲んでいきます。
これもローリングストックのやり方ですね。
時期をずらして買っているのは、賞味期限が一度に来ないようにするためです。
5 最後に
家族と、いざという時の連絡方法を決めておくこと。
応急トイレを用意しておくこと。
備えておくべきことは次々に浮かびますが、
部屋を片付けておくこと も大切。
オープン棚に置いているモノ・床置きしているモノなど
今一度、「防災」という面からも整えておきたい。
もし、水をたくさん置く場所がないなら、
この際不要品を片付けて、そこに水を置いていただけたらと。
水は大事。生きるために。
思いつくままに書きました。
あくまで、私の考えと、我が家の場合の備えです。
まなみちゃんと私は「備える」ということについても
時々、話します。
「何を、どのくらい、どこまで、備えたらいいんだろう」
それはいくら話しても尽きることはなく、
「不安」には「備える」ことが一番の対応策だと考えています。
この時期は特に、テレビを観たり新聞を読むのが辛い。
まだまだ悲しい想いをされて生きておられる方がいらっしゃる。
私たちのするべきことは、と考えてしまいます。
(ゆ)
まなみちゃんと同じ時間に同じテーマで書いていました。
これにはびっくり!
昨日のまなみちゃんの記事です。