「すごい」ことはできないけれど、
「ちょっと」ならできるんじゃないか。
身近ではレジ袋が有料になったり、
世界ではSDGsという目標がかかげられたり。
「暮らしの中で私にできることは何だろう」
そう思いはじめた頃から「プチ・エコ」を心がけています。
では、いってみよう!
画像:私の「ミニチュアコレクション」テーマ*昭和のお買い物、買物かご2センチちょっと
- 1.平成元年*同期・スナフキンのマイお箸
- 2.歩けば、ポケットティッシュまみれ
- 3.「使い切る女」になりたい!
- 4.掃除に「毛糸たわし(アクリルたわし)」を使う理由
- 5.「袋はあります!」
- 6.まとめ
1.平成元年*同期・スナフキンのマイお箸
平成元年、私の前髪は「とさか」でありました。
腰まで届くロングヘア(後ろ姿は2頭身)、足首にはアンクレット。
「イケイケ!GO!GO!」な時代、私だった。
入社した会社には「社員食堂」があった。
そこでいつも自分のお箸を使う同期がいた。ひょうひょうとした印象で「スナフキンみたいだな」と思い、心の声でそう呼んでいた。
「スナフキンがお箸を持って食堂に来る」その光景は最初は珍しく、先輩や上司から声をかけられたり見られたり。そのうち「お箸の新入社員」と認識。普通になった。
この時の私は特に何の興味も感想もなく、「ふぅ~ん」しかなかった。
2.歩けば、ポケットティッシュまみれ
繁華街と言えばいいのか?
「前髪がとさか」が出かけていく場所では、あちこちでポケットティッシュを配っていた。宣伝のためのモノなんだけど、ちょっと歩いているだけでいくつも受け取った。
「腐るモノじゃない」「いつか使える」だ。
そんな根性だから「モノまみれ」になると気づくのはまだ先のこと。
モノの整理、特に「処分」に重点を置きはじめた頃。
先のポケットティッシュのような、無意識に増やしていたモノにうんざりさせられた。
「粗品」と称したモノもてんこ盛り。
使った。使って、使って、使いまくった。かなりの時間を要した。
使い切れず処分(つまりは「捨て」)もした。
今は自分で選んだモノを使う。ささやかなモノでも。
3.「使い切る女」になりたい!
自分で選び、お金まで払ったモノは「使い切りたい」と考えるようになった。
長く、手入れをしながら使い続け、結果として「使い切ったね」と言えるのが理想。
でも「モノを選ぶ目」もまだまだ精進中だし、物欲もある。流行にも少しは興味が残っている。だから「買わない」というわけではない。
買いたいんだけど「使い切ってから」という「但し書き」みたいなものが追加された感じ。
食品や日用品について。
これらは「さっさと」も追加。もう「量が多いことがお得」ではないと考えるようになったから。必要なモノを、必要なだけ、無駄なく使い切る。そうありたい。
4.掃除に「毛糸たわし(アクリルたわし)」を使う理由
大そうな理由ではない。
アクリル毛糸で自分で作れる(母が編むんだけど)とお手軽だから。
これは2歳下のいとこに勧められた。二人とも10代だった。
当時から主婦向けの料理雑誌を購読するいとこで、彼女が調理する隣で私は洗い物や盛りつけを引き受けていた。キッチンにはおばが編んだ「毛糸たわし」があった。
「これ、よかとよぉ~」(博多弁)いとこ
「普通の汚れなら水だけでよかばい」(あってるかなぁ?)
ヘンテコな毛糸の物体に驚きつつ、私はそれを使って洗い続けた。
…遠く、懐かしい日。
ある時から(阪神淡路大震災後)、私は「ナンチャラ用」っていっぱいあった掃除用洗剤に「どうよ!?」と考えるようになった。
「わが家の汚れを落とすために、地球を汚すのか?」壮大なことまで。
まったく使わないというわけではないけれど、掃除用洗剤は激減。
今の私にとって掃除必須アイテムは「毛糸たわし」
5.「袋はあります!」
全国的にレジ袋が有料化する前に、私達の住む地域では既にはじまっていた。
それでもまだお店側が袋に入れてくれることが多く、行くお店によって使い分けていた。いよいよ、全国的になった時少し戸惑った。
デパ地下のお弁当、できればそれだけを水平に持ちたい。
「袋はどうされますか?」
お弁当が水平になる専用の袋に入れてもらった。
また、デパート内の雑貨ショップでエプロンを買った時のこと。
「袋はどうされますか?」
母のモノで自家用ではあったけれど、食品がいっぱい入ったエコバッグの中に一緒にというのはどうだろう。やや、テンションが下がる。
ショップの名前が入ったかわいい袋に入れてもらった。
この二つの件はゆみちゃんにも報告。
「エコバッグについて」議論がはじまる。
「雑貨と食品は袋を分けたいよね」
「訊かれることに違和感がある店もあるよね」
エコバッグ、まだまだ模索中。必ず持ってはいるけどね。
6.まとめ
過剰包装や、売り方としてこちら(消費者)がどうしようもないことが、まだまだ多く感じる。
瓶に貼られたラベルにはキレイにはがしやすいモノもあれば、洗ってもはがれない頑固なモノもある。これには「企業努力、頑張ってくれ!」と思っている。さっとはがれるラベルのモノは企業名を確認するくらい。「えらいっ!」心の声
どうぞ、「捨てずにすむ」「捨てやすくする」をよろしくお願いします。
私にできるエコが「プチ・エコ」
若い日に関心がなかったと思っていたのに、同期やいとこにより少なからず影響を受けていたのだと感じられる。
まだまだ他にもできる、すべきことはあるだろうと思っている。
(ま)
「イラストバージョンの「プチ・エコ」をまとめて詳しく書いてみたくなりました。読んでいただき、ありがとうございました。