人生50年も過ぎると、形あるモノ以外に増えるモノもある。
その一つが「銀行口座」
何かの折に作らなければならず開設、そして用済みになれば気にしながらも放置。
「クレジットカード」の「整え」を終えたら、やたら気になりだしました。
「通帳有料化」等、いろんな声も聞こえてくる。
この際、使っていない口座を手放します!
休眠口座ぁ~、いらない口座はありませんかぁ~?
5口座ありました。多いのか、少ないのか?
少なくは決してない。
しかも2銀行に2口座ずつとか、意味不明。
昔に銀行・支店限定で作らねばならなかったからか。
とりあえず「ダブリの解消」をする!
「解約ってどうするんだろう?」
調べますね、どこかに電話するんじゃなくネットで教えてくれるのは便利。
そして同じように増えた口座を整理している先輩の教えときたらありがたや。
1.用意するモノ
本人が出向く場合の基本持ち物は
「通帳」「キャッシュカード」「お届け印」「身分証明書」は共通かな。
「通帳がない」とか「身分証明書って?」「定期預金は?」そんな疑問は調べてね。
2.手続きの前にすること
ただ「ひょっこり行けばいい」というものでもなさそうで。
このご時世、混雑回避か人員削減かは分からないけれど、「手続きの予約」が必要なところもある。今回整理する口座の一つが、そういう銀行でネットで予約入力をし終える頃、不安を覚える。
ここらへんが50代だからか「こういう痕跡を残さず電話でできないものかね?」と考えてしまう。考えるだけでなく、実際に電話もしてみてしまう。
なかなかつながらない。「もう電話対応を拒否するような流れになっているのだろうか?」「年長者はどうするんだろう?」心の声がいっぱい、やっとつながる。
とぼけたふりして、おばぁのふりして、電話で予約ができないか試みる。口座解約に必要な持ち物を案内されて、ネット予約を促されて終わり。
持ち物も知ってたし、入力も終えて送信するだけだったし。あがいてみたところでどないもならへんわね、世の中。
…脱線
もう一つの口座のある銀行は「ひょっこりOK」なようなので、同じ日に行くことにする。事前に調べておいてよかった。ふらりと行ったところで門前払いだったかもしれないなぁ。知らずにふらりと行ってもしてくれるんかなぁ?
母(80代)曰く、「そんなん知らんわ!普通ひょっこり行くで!」
年長者には分かりづらくなってきていることに「お怒り感」あり。
今回は「私が、私の口座を解約」するのだから割合シンプルな流れなんだけど、「私が、母の口座を解約」は厄介そうだ。
「フンっ!よろよろとしながらもそこに居とけばいいんでしょ!その時は行って座っとく!」鼻息が荒くなる母
実はこの手続き予約が必要な銀行で母の口座も解約を検討中。予習しとくことにする。「整えの基本*自分のモノから」だから、まずは私のモノから。
3.いざ、手続き
行ってきました。口座解約のはしご。
手続きの日時をネット予約している方から。手続きしたい内容、口座番号などをあらかじめ伝えてあるため、着席するとすぐに必要書類が出てきてあっという間に終了。休眠口座の解約と複雑なことがなかったこともあり交わす言葉も最低限。やはりこのご時世なんだろうか。金融機関の窓口、世間話もいろいろあったものなのに。銀行勤めの友人がいて、窓口でのオモシロ話いっぱい聴いた。「平成がはじまった頃はまだのどかだったなぁ」とわずかな待ち時間にそんなことを思った。(この頃、いちいち昔を思い出すのはおばぁ化のはじまりか!?)
ついでにここで「母の口座解約」について教えを乞う。予測済みの回答に「やはりか」の気持ち。そして次へ。
こちらは予約もせず、いきなりの突撃。フロアーにおられる案内の方に申し出ると、番号の紙を渡され、必要書類の記入を促される。名前も書き終わらないうちに呼ばれて、申し出ながら、書きながらの手続き。こちらは座らせてもらうこともなく、あっさりと終了。移動時間も含めて30分もせずに2つの口座の「整理」(今回は解約)が終了。ゴミ袋を何袋も出したかというくらいのスッキリ感と、安堵感というかほっとした。
さて「母の口座の解約」をしたかった銀行はアプリがあった。残高を0円にした後、そのアプリで解約を手続きできる。(できない場合もあるので注意)
私の口座は定期預金もわずかにあったので、出向かなければならなかったけれど母の口座は特に定期的な取引(振り込みや支払い等)もなく、普通預金のみだったので「アプリで解約」ができた。これが一番簡単だった。母は家に居ながらにしてスッキリしたわけだ。
4.今、思うこと
カテゴリー「50代からのお金のこと」も選んでみました。
今回の口座解約は「お金の整理」でもあると考えています。
分かりやすくしておきたい
ただこの1点に尽きます。わずかにしか入っていない口座をいくつも持つというのはいかがなものか。「フードロスを減らそう」と意識しているのと同じく「休眠口座の減少」に貢献した気分ですらあります。
あぁ、スッキリしたぁ~。
あっ、画像について。母の作品「通帳ケース」に入れています。
(ま)