日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

「片づけ」の理想と現実*その1

「”片づけ”に理想がある?」あると思うんです。

「こんな風な部屋にしたい」

「家族みんながモノの場所を分かっていてほしい」

何より「モノの定位置を決めたい」などなど。

その「理想」にどうしたら近づけるのか、「現実」を把握しているか。

そんなことを書いてみます!

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本文とは無関係、いつかのとある素敵な場所

 

 

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まなみ

「片づけ」にはいろいろ、あります!

1.整理をして、収納をする(分類・仕組み・ルール作り)

2.日々の小さな「リセット」(元に戻す)

3.季節の入れ替え(モノの交替)

4.手入れ、交換(メンテ的なこと)

ざっくり、「片づけ」を思いつくままに挙げてみました。

私の場合の「理想と現実」考えてみます。

 今回は「1.整理をして、収納をする(分類・仕組み・ルール作り)」についてを「その1」として掘り下げます!

 

整理をして、収納をする(分類・仕組み・ルール作り)

 

 

1.【理想】使う場所近くに必要なモノがあり、ストックも同じ場所で管理したい

 

【現実】使う場所近くにあるのは「現在使用中のモノ」と「ストック一部」で、ストックの多くはまとめて収納している。

玄関近くの収納庫の棚に陳列。見えていて、何が足りないかわかりやすい。「同じ場所で」と考えていたが、「分散」も悪くない」と思っているところ。

 

 

2.【理想】プラ製の収納道具は減らしていきたい

 

【現実】収納には「今あるモノ」をなるべく利用し、量を重視しない整理収納に移行してきたことで「収納道具」は減少中。

これまで整理収納をするために、数々の収納道具を購入してきた。「たくさんしまう」ことに重点がおかれ、仕切りのようなモノ・ケースやかご類・アイディアグッズを導入。多くはプラスチック製であることに気づくと「どうなの!?」と考えるようになった。水廻り等では便利だが、不必要に増やさないようにしている。

 

 

3.【理想】モノの場所を家族に訊かれないような整理収納をしたい

 

【現実】ほぼ「モノのありかを訊かれない整理収納」にたどり着いた。

片づけの主導権(?)を誰か1人が握っている場合、その人本位になる場合があると気づく。わが家の場合だと「片づけ隊長が私」で「隊員が家族」だとしたら、隊長がはりきったところで隊員がついてきてくれなければ意味がない。整理収納好きな人に多いのが、ころころと収納場所を変えること。自分だけが把握してその変化に対応できるが、家族は覚えた頃に変わるという修行のような状態。これではいつも訊かれて、落ち着かない。

「老若男女、使いたいモノは自分で出して、戻せよ!」ってことです。隊長は隊員がごきげんさんでついてきてくれるように、仕組みやルールを考えなければなりません。

 

 

4.【理想】維持管理しやすいように、加齢と共にモノを減らしていく

 

【現実】「加齢と共にモノを減らす」私の目標です。現在進行形。

減らすを続けていると「今が一番多い」わけです、当たり前だけど。少し前はもっと、随分前は倍ほど多かったのに。潔く、一気に減らすことは多くの人には難しい。処分することに罪悪感を感じたり、慣れていないから。時間をかけて進めることで、整理する際の判断も早まるし、「モノの持ち方」も考えるようになる。この過程を経ないと、「片づけのリバウンド」に陥ってしまう。これも「生活習慣」なのです。

「減らすばかり」も暮らしには味気ない。新しいモノとの交代、暮らしの手助けになるモノの導入、その時楽しい・好きと思うモノは迎え入れたい。モノも循環させながら、減らすを心がけていきたい。

 

 

5.【理想】安心、安全であること

 

【現実】「整理収納に正解なし」と考えています。そこに住まうヒトのシコウ(思考・志向・嗜好)はマチマチだし、家族構成、ライフスタイルもさまざま。同じ年代や家族構成でも、同じなわけがない。だから「正解」なんて分からない。

ただし「不正解はある」と思っています。それは「安心・安全じゃないこと」

 

「重いモノが上にある」とか、「不安定な姿勢でモノを出し入れしなければならない」とかって「危険」でしょ。床にモノが直置きされていることも。「紙一枚」でも滑って、転んで、骨折するかもしれない。「わが家が危険」って、ねぇ、ダメダメだと思うんです。

 

「安心」文字のとおり「心が安らぐ」です。「わが家」とはそんな場所であってほしい。そして「安心」と「安全」は「整理収納」のようにセットのように思います。どちらも「安心できる危険なわが家」も「不安で安全なわが家」もなんだかおかしい。

 

で、現実のわが家はどうか。「安心」はできていると思われます。「安全」も努めています。そろそろ高い位置の収納を減らす、やがてはやめたいと考えているところです。

どちらもそこに住まうヒトが整えていかなければなりません。最後にあげた「安心、安全であること」これが一番大切なことのように思います。

 

 

6.【おわりに】「片づけ」の理想と現実*その1

整理をして、収納をする(分類・仕組み・ルール作り)

これだけで2000字に達しそうだったので「その1」としました。「片づけ」を語るに8000字頂戴したいと思います。

まずは「その1」を読んでいただきありがとうございました。…つづく。

 

 (ま)

 

「その2」はこちら↓

 

kogireido.hatenablog.com

 

「その3」はこちら↓

 

kogireido.hatenablog.com