他人様の財布やカバンを見て、「部屋」を想像します。
お金以外のモノがいっぱいで財布がパンパンになっている。
「…部屋でもいつも探し物をしているんだろうな」
いつも大きいカバンを持っている。
「…とりあえず、あれば、いつかと整理を先延ばししているのだろうな」
私の黒い心の声、でも意外と「あるある!」なんです。
長らく、このようなことを書いているので以前にもこのようなタイトルで。50代の私はどう思っているか、書いてみたいと思います!
- 1.お財布の整理考
- 2.「お財布が太っちょさん」は「部屋も太っちょさん」
- 3.普段使いのカバンは小さい派?大きい派?その部屋は?
- 4.【まとめ】50代のおうち箋*「財布+カバン=部屋」(財布とカバンで部屋が見える)
1.お財布の整理考
序文にも。財布にレシートやポイントカード等、お金以外のモノがたくさん入っていて、肝心のお金になかなか到達できない。支払いで「あたふた」されている方を見かけることがあります。その姿に「モノを探す時間」って自分だけじゃなく、他人様の時間も奪っていると気づかされます。
モノの整理を説く際に「財布の整理」を促しているのを観たり、読んだりします。財布はモノの整理収納の「最小空間」なのかもしれません。その中を要・不要を判断して整理し、出しやすいように収納することが「小さな練習」になるんだと思います。
メイン財布には外付けのポケットに交通カードケースが入っていて便利。グレーを使っていたのですが傷んできて、母が使わずにいたピンクを最近譲り受けたところ。緑のは薄くてより荷物を小さくしたい、カード不要・持ち歩きたくない外出先の時に使います。
2.「お財布が太っちょさん」は「部屋も太っちょさん」
部屋の広さにかかわらず、自分では維持管理できない量のモノを持っている。あふれ出たモノは空間を見つけて「とりあえず」押し込んでいる。そんな部屋を想像をします。
そして、財布の中でもそうする。とりあえずは「入る」だろう、財布は膨らむけれど。部屋は見た目には膨らまないけど、「ヒトのための空間」より「モノのための空間」を間違いなく膨らませています。
3.普段使いのカバンは小さい派?大きい派?その部屋は?
3-1.私の場合*「小さい派」過去と現在進行形
私は「小カバン派」です。「小じんまりした大きさが好き」というのもありますが、小柄なので大きいとバランスが悪く映るから。
ただ20代の私は「エセ・小カバン派」でありました。小さいカバンにキュキュキュっといろんなモノを詰め込む。何かを出せば、その周辺が乱れていつも収納をし直していました。「あれば便利」「いつか使うかも」なモノが紛れている。そのことに気づいたのは、ゆみちゃんとの出会いです。
「それだけで電車に乗って通勤してくる?」というほど小さいかばんなゆみちゃん。更衣室でかばんの収納し直しをしている「ご苦労さんな私」のカバンの中をチェック。
「お裁縫道具って、ボタン取れたらその場で縫う?」ゆみちゃん
「縫わない、家で縫う。」私
「そうね、これは更衣室のロッカーに入れておけば?」ゆみちゃん
「はっ!」私。毎日毎日持ち歩いていたのはなんだったのか。
小さいモノでも、それがたくさんとなるとかさばる。当時流行っていたシステム手帳も仕事のことを書くわけでもないのに、「持ち歩くモノ」としていた。家で見たり、書いたりなのに。
「これはお家でいいんじゃない?」ゆみちゃん、お見通しでした。
「本当の小カバン派」なゆみちゃんに導かれ、現在にいたります。まだまだゆみちゃんに比べれば、色々持ち歩いていますけど。
思い返せば当時の私の部屋は4.5畳という「小さい空間にたくさんのモノがキュキュキュっと」でありました。自分で維持管理でき、収納名人だという自負があったから。本物の名人はそんなじゃないと気づくのはずっと後のことです。
3-2.カバンは「大きい派」*私の想像
「大カバン派」な方もいます。
「部屋も広いんだろうなぁ」と想像します。「ヒトのための空間」が「モノのための空間」より広い。
そしてカバンにどのようにモノが入っているかという点に注目します。財布は「太っちょさん」ではない、ポーチなどを利用して整理されていて必要なモノがすぐ出せる。
「きっと、部屋の広さに甘んじることなく定期的な整理をしているんだろうなぁ」と考えます。
財布が「太っちょさん」で放り込みでモノを入れていて、必要なモノを「手探りゲーム」のようにして出す。これはいただけません、せっかくの広い部屋は残念な状態ではないかと想います。
そして素敵な洋服なんだけれど、シミやしわがあったりすると「外」「家」との違いをそのヒトに感じたりします。
3-3.大きくても小さくてもいい
すべて私の妄想なんですけど、「思い当たる」とこありませんか?
小さくても、大きくても、自分自身が維持管理できて快適であるといいなぁと思います。「財布」という小さな空間、それを入れる「カバン」から、その持ち主の「部屋」がなんとなく見える気がします。この2つが整うと、部屋も整うように思います。
4.【まとめ】50代のおうち箋*「財布+カバン=部屋」(財布とカバンで部屋が見える)
「令和」な今、キャッシュレス化で財布が小さい、持たないヒトもいらっしゃる。私も長らく「長財布」でしたが「二つ折り財布」に変わりました。行く場所によっては「薄い二つ折り財布」を使うこともあります。
「小カバン」には除菌グッズ(シートやジェル)、エコバッグも「必要アイテム」となりました。また「キュキュキュっと」になりつつあります。私の部屋は現在10畳くらい。落ち着かず、どこに居たらいいか分かりません。個室としては小さい部屋がいつまでたっても好きなようです。「4.5畳にしたい…」逆野望を持つこの頃です。
(ま)
*ものすご~く私の個人的な考え&妄想でした。