日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

50代の整理収納「春整理」

まだ2月ですが、暖かい日が増えてきました。

「そろそろ、春整理だな~」

「片づけテンション」がムクムクと大きくなっています。

年末年始ほどではないけれど、新学期・新年度の春は「区切り」を感じる季節。

「春」は「整理」に重点をおいて、挑みます!

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玄関近くのモノ入れ(ウォークインできる)、ここを頑張る!

 

 

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まなみ

「春整理、秋掃除」をしています。今回は「春整理」について!

1.「片づけ」のいろいろ -整理の前に-

 「片づけ」にはいろんなパターンがあります。

A.「使ったモノを元に戻す」という頻度は高いが、モノの量としては多くはなく、行動も単純という「日常的で簡単」な場合

B.「日常的な片づけ」を何らかの事情、気分でできずにまとめて行う「よっこいしょ!」を必要とする場合

C.季節の変わり目に必要なモノを交替させる等の、頻度は低いが年間を通して数回行う場合

D.「いつか」「まだ」と収納空間に押し込んだり、放置したりしたモノに居住空間を圧迫されていると感じて、「大会」「祭り」のように整理(主に処分)を頑張る(体力・気力が必要)場合

 

思いつくまま4つ挙げてみました。無意識なくらいでAをして、Bの「よっこいしょ!」が軽めで済んで、Cは面倒だからと季節外のモノが部屋に出ているのは嫌だから負担を少なくする工夫を。Dは「さっさと済ませておこう、家内安全、加齢してからはできないよ!」ということで。

 

2.「整理」は「分ける」【モノ】

「整理」のことを書きたいのに、「片づけ」というくくりの中のことだからその「前説」というだけで500文字くらい費やしてしまいました。「整理」あっての「片づけ」なんですけどね。

 

「整理」は簡単にいうと「分ける」です。

A.モノの種類で分ける(食品、文房具、衣類、雑貨、医薬品…)

B.場所で分ける(部屋)

C.行動で分ける(その場所でしたいことに合わせたモノを近くにまとめる)

D.ヒトで分ける

E.頻度で分ける

また思いつくままの「分ける」を挙げてみました。しかし、これらをする前に重要な「整理」があります。

 

3.「整理」は「分ける」【私(わが家)軸】

「これからも持ち続けるか」ということ。

「いる・いらない」と問われると明らかなゴミ以外には「いらない」とはなかなか言いにくいから捨てられない。

 

「使う・使わない」で問うているのに「使える」と答えられる場合がある。「まだ使える」「いつか使える」は定番で、「まだ」は今も使っていて壊れそうなくらいになっているほどならいい。もうすぐ「使い切る」のゴールだから。使われもせずただあるだけのモノなら、そりゃあ「まだ使える」で、そのまま使われなくても「永遠にまだ使える」だから。

「いつか」は「ほんま、いつ?」って話で「今でしょ!」も聞き飽きたくらいだろうに。

 

あと「誰かが使える」っていうのもある。責任転嫁?これは回答になっていないと思う。「あなた(および一緒に住まうヒト)が使いますか?」って話で、急に第三者を登場させるのはどう?「誰か探し」結構、大変だから。

 

4.自分に合った「整理ワード」を見つける

黒い私になってきました。って、私もそんなことを言ったし、苦悩してきました。「問いかけワード」が悪いんじゃないかと気づきました。「これからも私が持ち続けるか?」と自問することにしたのです。そして「持ちたいモノは何だろう?」と考えます。

 

「必要な道具」「好きなモノ」「思い入れのあるモノ」

「必要な道具」は「あれば便利」というようなモノは含みません。「道具」ですから少数精鋭でありたい。そうあるためには使い勝手はもちろん、自分の暮らしに合っている、デザイン、機能性、手入れのしやすさ等「どうあってほしい」が見えてきます。

 

「好きなモノ」はその名のとおり。「好きなモノは他人様よりちょっとくらい多く持っていてもいい」という自分への甘やかしルールもあります。でも「好き」も変化する。「その量は自分で維持管理できるだけ」も合わせルールとすれば困るほどではありません。

 

「思い入れのあるモノ」というと「思い出のモノ」で写真や手紙と思われそうですが、それ以外でも洋服だったり、小物であったりする場合もあります。「物語」は「モノガタリ」、自分が熱く語れるくらいのモノ、それはもう「宝物」でしょう。

 

こうなれば「どうでもいい道具」「嫌いなモノ」「思い入れのないモノ」は「私にはいらない」、つまりは「今後は持ち続けたくない」ということになりました。自分に合った「分けるの基準となる言葉」がきっとある、見つけてください。

 

5.「時間で整理」は苦手

「整理」において時間で区切る場合があります。「1年使わなければいらない」「持ってみて数秒で決める」とか。

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「わたし、きいろにあうねん」「同じ顔やからな」という会話がありました。懐かしい。

私の七五三の着物、私からいとこへ、またわが家へ戻ってきました。おばがきちんと保管してくれていて、私がお年頃になった時「また使う日が来るかもしれないから」と返してくれたのです。「私の娘」ということだったのでしょうが、おばの気持ちむなしく(?)長らく出番なし。そんなところに、姪が着てくれることになったのです。日の目を見ました。祖母が用意してくれた着物を二人の孫娘(私といとこ)が着て、ひ孫も着ることに。私のモノを使ってくれた末弟夫婦に感謝しながら「おばあちゃん、見てる~?」と感慨深いものがありました。そして、いよいよこの着物も整理時かと考えていたところ「置いといて」と姪。まだ引き継がせたいようです。

私は「時間で整理」は苦手です。こんな素敵な瞬間もありますから。

 

6.【まとめ】50代の整理収納「春整理」

「何か新しいことがはじまるような季節」の春にそんな気分でモノに向き合う。気候もいいのでモノを出したら、収納空間の掃除も。水仕事も平気です。末弟一家と近居(同じマンション内)なわが家では、姪や甥が小さい頃は「きれいな窓からラッキーが入ってくるんだよ」と窓掃除、「使わなくなったオモチャとバイバイしないと新しい素敵なモノが入ってこれないよ~」と整理を促したのが「春」

おばさん(私だけど)大ウソつきと気づいたと思われます。いや、「大ウソ」でもないかもしれない。習慣になっているみたいだから。

「春整理」やってみませんか?

 

(ま)

 

 

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