日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

50代の整理収納*「見えてる収納」

「見せる収納」「見せない収納」よく聞く、見る言葉。

どちらもどんな収納なのか「まぁまぁ」理解できる。

50代だからかなぁ、性格かなぁ。

近頃「見えてる収納」がいいんです。

どうですか?

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まなみ

長らく「収納を工夫」していました。今はシンプルにしたい!

1.「見せる」収納

その名のとおり、「モノを見せるように収納する」ということ。「見せる」は自分の思いのような気がする。10代から20代前半くらいまでかなぁ、アクセサリーを壁に並べて掛けたり、モノ自体をそのまま置く「見せる収納」でインテリアを楽しんでいました。

 

「見せる収納インテリア」みたいなのがあります。雑貨等をたくさん室内に置き、飾る。そのモノ達に「一貫性」(その部屋の主らしかったり、モノにも関連性・類似性がある等)があれば、立派なインテリアだと思うんです。「インテリア」の範疇なのか、「出しっぱなし」という風に映るのかは人それぞれ。「収納」をすっ飛ばしての「インテリア」はモノの量が「あたたかさ」すら感じさせることもあり、私にはなかなか難しいことですが興味深い分野です。

 

モノ自体というよりモノを入れたモノ、つまりは「収納するモノ」に「見える」を意識することがあります。同じケースを整列させた様は「美」とすら感じることがあり、そういった収納するモノがたくさん売られていて手に入れやすく、「整理収納」としてとっかかりやすいことから「今の流行り」なんだなぁと見ています。ただ「片づけるために、先に収納するモノを買う」は違うと思うし、扉を閉めた収納空間内ではその整列美が妨げになるのではと心配になる「おばちゃん心」です。

 

そう言いながら、私も過去には揃えました。「整列美」に酔いしれました。現在は「収納するモノもモノやで」なので、部屋に合った、好みのモノを選んでいます。

 

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1.2.自室は造りつけの収納空間がないので箱多数、3.杉の木箱は文房具箱(小さいモノです) 4.手芸材料

 

 

2.「見せない」収納

決して隠しているわけではないのです。扉や引出しの中にモノを収納して、閉めてしまえば見えない。それが楽です。気分も、視覚も。視界にたくさんのモノが入ってくると「頭の中がワイワイする感じ」がしてしまうように。ただ「あまりにも見えないのもつまらない」とも感じるから、「ほどほど」でありたいのです。

 

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収納空間からあふれ出ないようにすれば「見せない収納」になる

「見せない収納」は時々「整頓」を心がけます。ついでに「整理」(不要なモノの発見)もでき一石二鳥です。「見せない収納空間」は「整頓」をしないでいるといつしか不要なモノに圧迫され、部屋の中にはよく使うモノや必要なモノがはみ出ているという事態になることがあります。気をつけなければなりません。定期点検要です!

 

3.「見えてる」収納

50代になって「重要視」しています。「見えてる」という状態。80代と暮らしていますから、「収納の要望」として承っています。

「見えないモノ」は「ないモノ」になりがちなのです。本人も自覚しているようで、「何かに入れても見えててほしい」と言います。

特に食品や日用品の消費期限や買いすぎ・買い忘れをなるべく少なくしたい。収納空間(冷蔵庫も含みます)を「開けたら見える=見えてる」ということなのです。

 

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 トップ画像を再び。冷蔵庫の中の小さなモノは透明・メッシュかごへ。よく冷蔵庫収納で中のモノも見えなければ、目の詰まった収納するモノに入れている光景を見ます。あれは側面がメッシュなのだろうか。冷気を通したいと考えるとトレーのような浅いモノ、メッシュ状のモノを冷蔵庫内では使っています。

 

使いながら買い足す「ローリングストック」の飲料水。「1日3リットル/1人」が非常時のストックの目安とされます。他の飲み物もあればよいのではと以前は2ケース(2リットル×12本)でしたが、大阪北部地震後3ケースにしました。2人ではこれでも6日分です。

玄関近くのモノ入れ(ウォークインできる)の棚の一段、「奥が新しいモノ」としています。「使いながら」なので、2本くらいはキッチンの収納に。

 

久しぶりに「収納するモノ」を購入。「丸見え」です!軽いのも魅力でした。薬やお茶、お菓子とわが家に都合のいい分類に。

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ラベルが必要になってしまった…

収納する場所が「引出し」でした。上から見えない…。結果、ラベルが必要になるという事態になりましたが、「ええ調子」ではあります。ラベルは「簡単・デカ文字」になってきました。

 

「ストックについて」ゆみちゃんとよく話します。ストックしといた方がいいと考えるモノ、その数量、保存場所等についてと話がいつも尽きません。結論もなかなか出ない。コロナ禍において再考することにもなりました。洗剤等の日用品は「使う場所での収納」としていましたが、玄関近くのモノ入れ(よく登場、わが家のバックヤードみたいな空間)に集めました。ストック量としては増えたのですが、「何がどれだけある」の「見える化」ができました。

 

4.【まとめ】50代の整理収納*「見えてる収納」

扉を、引出しを開けたら見渡せる。できればラベルも読みたくないくらいなんだけど、こまごましたモノは仕方がないから「収納するモノ」に入れて表記する。ただし、「簡単・デカ文字」で。(再び)

モノが全部出ていて「見えてる」のではなく、収納空間で「見えてる」できればありのままの姿で。

目指すところです。

 

(ま)