日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

食器のこと

若かりし日より、食す量は減っている。

しかし体重は増えている。これ、いかに!?

「食す量の減少」は食器を見直したくなった。

また「食器の重さ」も気になるようになってきた。

「食器のこと」なんだか、いろいろ考えている。

50代の皆さん、どうですか?

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マイ食器、通称「小さいの」
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まなみ

あんまり興味がなかったんだけど、「暮らしの道具」として重要アイテムだと感じるようになりました!

  1.「小さいの」探し

今まで使っていたお茶碗、「まぁまぁ入る」でした。「ちょっと多いなぁ」と感じ少なめにご飯をよそうようにった頃、小ぶりのモノが欲しくなりました。こうなると、私の放浪の(?)探求の(?)「欲しいモノ探し」がはじまります。

 

ない、大人用の小さいの。もう使わなくなった姪が小さい頃の子供用お茶碗の大きさがちょうど良さ気。「これ、使えば?」と家族に。「うさぎさん柄?」めんどくさいんだと思う、私のモノ探し。言い出してから長らくの時間が経過。

 

やっと、上の画像のモノに陶器市で出会えました。その後、NHKの朝ドラで「ふくちゃん」の食器として登場、歓喜いたしました。別の朝ドラでも湯飲み茶碗のみ登場、NHKの小道具なのかな?(…余談)

 

2.「ちょっと大きいの」も必要?

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ちょっと大きいの、これは!?

見覚えのある方も。「いつかのケンタッキー」であります。お茶漬け、ご飯を多めに食べたいおかず(お刺身とか)の時に登場。

どうなの?おまけが愛用品って。本当は違う色がよかったけど、その色がもらえるまでとかコンプリートしたいというような熱意はない。「小さいの」を探した時の熱意やこだわりが、こちらは微塵もない。

でも、ムーミンは好き。ミイが好き。

 

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ここが嫌だ、もうちょいなんとかならん?おまけでも

3.「食器の重さ」を考える

先に加齢していくヒト(母だけど)を見ていると、ささいなモノの「重さ」が暮らしにもかかわってくるのだなぁと気づくことがあります。食器においては汁椀をうっかり落としそうになったり、重量感のある食器が扱いづらそうだったり。「重たい食器」ドンドン整理(処分含む)が進みました。

 

軽くて割れにくい食器もあります。でもなんか「食堂感」がある。(私の個人的かつ変コツな感覚です、すみません)

普通に、大人が、それっぽくない感じで使えるモノがいい。汁椀も「手」が付いたモノはないかと探す日々。また子供用ばっかりだし…。

 

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中くらいの、手付き汁椀(もう傷んできてる~)

そんな中、また違う年の「小さいの」を見つけた陶器市で汁椀にしては大きく、麺類を食べるには小さめの「手付き・汁椀」に遭遇。

「半分がいい」わが家の80代、麺類は半人前がいいらしい。残りの半分は50代がいただく。同じものを2つ買った。味噌汁も、麺類もとヘビロテの食器になっています。

 

最近は違和感のない「年長者向け手付き汁椀」を雑貨屋さんで見かけます。(やっと!?・心の声)これは通常の大きさの「汁椀」で、「用途が狭まるなぁ」と感じる一般消費者(変コツな私ですけど)です。わが家のサイズだと「シチュー」もこれでいただけますぞ。兼ねて、兼ねて!

 

4.「5枚(客・個)1セット神話」崩れる

5人家族でしたので、「ちょうど」すべての食器が最低「5」ある。それはそれは数として増えます。

「家の中にあるモノ、どんなお宅もさほど違いはなく、違うのはその数」だと考えています。「多いヒトはなんでも多い」「少ないヒトは理由があってその数」そう感じます。

 

積み重なる「5」の見直し。

「5→2、時々10」となる食事風景。(今は無理ね~)

そして「2」に「1」(来客)が加わることが多く(やはり今は無理ね~、OKな日はいつ?)、新しく増やしたい場合「3」とすることにしました。その時期にゆみちゃんにくっついて器の作家さんの展示会に行ったり、好みの器に出会ったりしたことで「自分で数を決める」という食器選びに移行していきました。既に「5」であったモノを「2」や「3」に間引くこともしました。

 

5.使うモノは決まっている

どうですか?日々のお食事、使う食器が決まってきませんか?50代&80代の食生活、「適当」なんです。恥ずかしいほど。「揚げ物はしない」とか「焼き魚もしない」とか、ヘンテコな料理ルールもある。湯煎で美味しい煮魚、昔とは比べようもないくらい美味しい冷凍食品・レトルト食品にお世話になりまくり。今は出向けない美味しい飲食店のお取り寄せも。毎食真面目に作っていない。それでいいと思っています。「育ち盛り」「成長中」というわけでもなく、幸い二人とも食事制限もないので食べたいモノをほどほどに食しています。(おやつ制限はした方がいいかもしれない)

「頑張らない料理」は「家事の簡略化」で「加齢と共にモノを減らす」と並行のマイテーマと考えています。

 

なんか「料理が適当であることの言い訳」になったようです。そういう背景もあって、食器も決まったモノを使いがち。リビング側にある食器棚ではなくキッチンにある収納の引出し1つ分で、だいたいまかなえています。食器は「まんべんなく使う」というのが私には難しいようです。でもよく使うモノについてはうるさい。私の汁椀、持ち手の部分を不注意で割った。木製なので安心して乱暴に扱った報いだ。ボンドでくっつけて継続使用中。そこまでしても、なくてはならないモノになっています。

また陶器市で出会えないだろうか。(遠い目)

 

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最後にマイ・マグも大きいの&小さいの

 

(ま)

*本記事は予約投稿しています*

 

●追記

このような状況下で大きな地震。自分の身を守るだけでも大変な揺れだったことと思います。「食器」について書いていますが、壊れた食器の片付けも大変かと想います。天候も悪い中、手元・足元・頭上、くれぐれもケガをなさいませんように。