「ふるさと納税」
我が家では3年前の2018年から活用させてもらっています。
調べてみたら、制度が始まったのは2008年からとのこと。
なんと我が家は開始から10年もの間、様子見をしていたことになります。
制度はもちろん知っていましたし、友人の間で話題になることもありました。
なぜ活用しなかったのかというと、マスコミ等の報道で、自治体のエスカレートしていく返礼品合戦をたびたび見かけるようになったからです。
「うーん、この制度どうなのかな?」と、それが夫と私がふるさと納税に興味を無くしていった理由でした。
もくじ
1ふるさと納税の制度を利用し始めたきっかけ
そのうち、ふるさと納税は新制度となり、返礼品は地場産品かつ寄附額の3割以下と限定されました。
また同じ頃、酷くなる一方のサラリーマン増税にほとほと嫌気が差していたこともあって、
ふるさと納税は寄附という形の税金の前払いであり、節税ではないけれど、会社員がほぼ唯一恩恵を受けられると言ってもいいのがこの制度だよね、
そろそろ利用してみようか、ということになりました。
それが2018年の暮れのこと、我が家のふるさと納税初めの一歩でした。
………
2まずは本籍地の長野に
ふるさと納税というのは、今は別の場所の住民だとしても、生まれ育ったふるさとにいくらかでも納税という形の寄附ができたらいいな と始まった制度だと認識していました。
なので、まずは本籍地のある長野県の町に最初の寄附をしてみました。
すると、町長さんからお礼のお手紙が届いたり、返礼品として美味しいお米をいただいて。
なんだかふるさとにわずかですが恩返しができたような、ほんわかと温かな気持ちになりました。
今でも、本籍のある長野県の町や、夫の母方のふるさとの町、旅行で訪れた町など、思い入れや親しみのある自治体をメインの寄附先に選ぶようにしています。
3オススメの自治体 新潟県南魚沼市
昨年の2020年は、返礼品のほとんどにお米を選び、ついに年間通して自分でお米を購入することがなかったという有難い一年でした。
もともと魚沼のコシヒカリの大ファンだった我が家は、新潟県南魚沼市に2年連続で寄附させていただいています。
精米したてのピカピカの新米が届き、本当に有難く、食事のたびに感謝しています。
こんなに美味しいお米を作られる御市の農業の発展に使ってください、と寄附金の使い道をお願いすることもできました。
4オススメの自治体 新潟県燕市
これも昨年ですが、新潟県燕市に寄附をし、柳宗理のケトルをいただきました。
実は同じものを愛用していたのですが壊れてしまったのです。
質のいいステンレス、デザインの美しさ、そして何より使いやすい。
そんな素晴らしいケトルが生まれる、物づくりで有名な燕市。
日本の伝統や職人さんの高い技術力に対して、遠くからですが応援したいという気持ちを届けることができました。
これからも素晴らしい製品を作り続けていってほしいと願っています。
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5ふるさと納税の感想
こんなふうに、ふるさと納税の制度を利用して、ふるさとはもちろん、日本全国の自治体を身近に感じられるのはとてもいいことだなと思います。
その上、名産の美味しいお米をいただいたりと、有り難い限りです。家計も助けてもらっていますね。
その一方で、今住んでいる自治体にもきちんと納税したいという夫の気持ちに、私も賛同しています。
なのでふるさと納税は楽しみながらほどほどに、過度な利用は控えようね、というルールを決めて、その範囲でやっております。
(ゆ)