日々、整える

50代*これからの暮らしのレシピ by.コギレイ堂

加齢と共にモノを減らす!

いつの頃からか「加齢と共にモノを減らす」が私のテーマ。

30代半ばくらいからかなぁ。

心がけ、話し、書き、行動してきたと思うのですが「今、どうか?」と自問してみたいと思います。

 

 

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まなみ

さぁ、本日も長々と暑苦しくいってみます!

 

1.きっかけは「コギレイ堂、結成」

コギレイ堂、私達の「屋号」のようなもの。

20代前半で職場での出会いから続くおつき合い。いつものお茶タイムで「共著のブログを作ろう!」と。当時、2人とも30代に突入し「年齢をかさねる」ということを意識しはじめていた頃だったように思います。若く、元気でかわいい時期の終了とこれからを想うと、「いくつになってもコギレイでありたいね、それは自分自身だけでなく、住まいや暮らしも。完璧でなくていい、コギレイくらいで。」そんな会話が名前の由来。50代となってそう名乗るのがいささか気恥ずかしいところもあるけれど、「頑張れ、私達!」叱咤激励を自分達に込めています。

 

2.「加齢と共にモノを減らす」理由

日本には四季があって寒暖差があり、季節の行事も多い。食事は和洋中等、いろんなモノを食す。衣類、道具、多種多様にならざるを得ない。生きて、暮らしていればモノと関わり続ける。整理収納、掃除といった維持管理はいくつになろうと終わりはないでしょう。ならば負担を軽くするためには、加齢と共にモノを減らしたい。「片づけ」と「モノ減らし」は切っても切れない関係だから。

 

3.「加齢共にモノを減らす」気づき

「加齢と共にモノを減らす」が私のテーマとなった三十路突入の頃から52才の現在まで、順調に進んだ気もすれば「まだまだアオイな」と思うところがなきにしもあらず。そんな中での「気づき」を!

 

3-1.持ちモノはみんな似たり寄ったり、違うのは「数」

洋服の中でもコート、ジャケット、ワンピース…もうインナー迄含めたら種類の多いこと!キッチンにおいても「食器」だけでいくつものアイテムがあり、「道具」にまで及ぶと数えきれない。「本」「雑貨」「文具」「靴」個人的なモノから「道具」「家電」等共用のモノ、大きいモノから小さいモノ、使用頻度の高い・低いモノ、それに難関の「思い出」のモノ。

 

「すべてのモノが少ない」ヒトもいるだろうけど、「自分が好きなモノはヒトより多くてもいい」と考えています。なんでもかんでも少ないのは味気ないと感じるから。ただ「数を意識する」は忘れないように。

 

家の中にあるモノを全て出して整理する番組があるんだけど、観る度に「数」を思い知らされる。客観視することでわが身も振り返ることができる。

 

3-2.一度の判断では終わらない、「選択」の繰り返し

「自分にとって大切であり、処分することなんて考えられないというモノがあっても時間の経過と共に変化する」と50代を前に気づきます。季節モノの入れ替えは年々わずらわしくなる。2メートル近くのクリスマスツリーを出すのも「修行」に思えてくる。幼い姪や甥とツリーを出し飾りつけを毎年していたけれど、彼らも中学生に。十分楽しい時間を過ごし、「もういいかな」という潮時に小さなお子さんがいるご近所さんが受け継いでくださった。

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クリスマスツリー左:以前のモノ、右:現在

 

視力の衰え、やんわり書いてみたところで「老眼」数百冊のマンガは読めやしない。売って、売って、売りまくった。納戸の中の空いたスペースに季節家電、入れ替えのスムーズ化になりました。

 

寝返りがつらいほど肩が痛い。諸先輩方(60代以上)に「いつ治るのか?」と訊いたところ「半年くらいしたら、楽になるわ」と。いわゆる「五十肩」ってやつですね。脱ぎ着のしやすい、軽い服が重宝。もう見た目で選んでいる場合ではない。「高かった・痩せたら」なんてことを考えてた重い・ピッタリしたデザインのモノはこれを機に処分が加速しました。

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20代~「一生モノ」と思っていたけれど、重くて処分したコート

 

加齢することで、自分自身やライフスタイルの変化に応じた「片づけ」もあるのです。

 

3-3.追加目標は「50代で目途をつける」

「片づけはエンドレス」なんだけど、大方の目途は50代でつけたいと考えています。年長者の家が乱雑になっていくのは複雑化するゴミルールについていけなくなったり、気力・体力の低下が要因だと思うから。明日はわが身。「加齢と共にモノを減らす」をテーマに掲げた日から「50代」がゴール目標に。

 

「私は私」だけど、日に日に違っていくわけです。「昨日」と「今日」ではさほどでも、「10年前」と「今」の私は違う。これから先は年々変化が早まっていくでしょう。残してきたモノを手放す時間・作業は気力・体力のあるうちに終えてしまいたい。

 

4.「加齢共にモノを減らす」現在進行形

2人の会話において「片づけ」はエンドレス。時に「どうしてる?」と訊いてみたり、「やったよ!」と報告し合ったり。最近は思い入れのあるモノに着手する段階になってきて「ついに!」「よく使ったよね!」とお褒めにあずかるような場面もあります。長年のおつき合いで暮らしはもちろん持ちモノも把握してもらっていてもはや「姉さん」であります。(ちょっと脱線しました、コギレイ堂話)

 

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ゆみ

まなみちゃん、普通はあまり「片づけ」について話さないんだよ~

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まなみ

えつ、そうなの!?私達、めっちゃ話すよ~

 

 片づける仲間がいるというのはいいもんなんですけど。普通は話題にのぼらないテーマなのでしょうか?楽しいのに。

 

5.「加齢と共にモノを減らす」まとめ

コツコツやってきてよかった。まだ終わってはいないけれど。

ゴールはまだ見えなくても、「目処はついた」と思っています。

間違いなく歴史の分岐点になるパンデミックの世に50代を過ごすとは想像すらしていなかったけれど、安全で安心な住まいづくりはやっぱり「片づけ」からだったと確信しています。

ただ「減らす」だけでなく、「加齢と共に必要・手助けになるモノ」「交替させるモノ」「暮らしを楽しくするモノ」は新しく迎えたい。ただし、慎重に。

「片づけを先送りして、未来の私や家族を困らせたくはないなぁ」そんな気持ちでコツコツと目標に向かっています。

 

  

(ま)